[Windows Vista,XP,2000,Me,9*] データのバックアップ・インポート(復元)方法
[Windows Vista,XP,2000,Me,9*]
データのバックアップ・インポート(復元)方法
VAIOに保存している個人のデータをバックアップ・復元する方法。
- データをバックアップする方法を教えてください。
- バックアップしたデータを戻す手順を教えてください。
PCに保存されているデータをバックアップして元に戻すまでの手順をご説明します
対象製品
Windows 98*
Windows Me
Windows 2000
Windows XP
Windows Vista
説明
新しいVAIOを購入した際に古いVAIOからデータをバックアップしたり、リカバリー(再セットアップ・初期化)を行う際にVAIOのデータをバックアップする方法と、バックアップしたデータをインポート(復元)する方法をご説明します。
- ご注意
-
データ消失などのトラブルに対する補償はいたしかねます。あらかじめご了承ください。
ご利用になる方の責任においてご使用くださいますよう、お願いいたします。
ご紹介しているデータのバックアップとインポート方法は、Windows 98*、Windows Me、Windows 2000、Windows XP、Windows VistaのいずれかのOSをプリインストールしたVAIOでデータを移行する手順を説明しています。
OSのバージョンによって手順や画面の状態が異なります。
バックアップの作業に入る前に、事前確認の内容をご確認ください。
STEP1~STEP3まではバックアップの手順です。
STEP4からは、リカバリー後、または新しいPCにデータを復元する手順です。
目次
内容
事前確認
[マイ ドキュメント]などのデータは、ご使用のユーザーアカウントごとに管理されています。
数名の家族で同じVAIOを使用しているなど複数のユーザーアカウントを使い分けている場合は、すべてのアカウントでバックアップをとってください。CD-R/RWメディア、DVD+R/RWメディア、DVD-R/RWメディア、外付けのハードディスク、USBフラッシュメモリー、メモリースティックなどの記録メディアのうち、ご使用のVAIOで読み書きが可能なメディアをご用意ください。
バックアップするデータ量が多い場合には、複数枚のメディアなどに分割して保存しなければならない場合があります。
事前にご用意いただくメディアには充分な余裕があることをご確認ください。インターネットアカウント情報やアクセスポイントの接続先、IPアドレス・DNSサーバーの設定など、インターネットを接続する際に設定している情報はメモなどで記録しておきます。
詳細は参考情報をご参照ください。
▼参考情報を見る
操作方法
バックアップするデータを一つにまとめておくためのフォルダーを作成します
バックアップしたいデータが入っているPCで、バックアップデータを一つにまとめておくフォルダーを作成します。
ご使用のOSの手順をご参照ください。
Windows Vistaの場合
デスクトップ上にバックアップするデータを保存しておくフォルダを作成します。
デスクトップ上の何もない部分を右クリックし、表示されたメニューから[新規作成]-[フォルダ]を選択します。
[新しいフォルダ]という名前のフォルダーが作成されます。
[新しいフォルダ]の名前を、「バックアップ」、「データ移行」などのわかりやすい名前に変更します。
この説明では、「バックアップ」という名前をつけることにします。
デスクトップ上に、データを一つにまとめておくための[バックアップ]フォルダーができました。
続いてソフトウェアごとのデータを[バックアップ]フォルダーに保存します。
STEP2に進んでください。
Windows 98、Windows 98SE、Windows Me、Windows 2000、Windows XPの場合
Dドライブの中にバックアップするデータを保存しておくフォルダを作成します。
[スタート]ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ]をクリックして開きます。
- Windows XP以外の場合には、デスクトップ上の[マイ コンピュータ]アイコンをダブルクリックし、[マイ コンピュータ]を開きます。
Dドライブをダブルクリックします。
Dドライブの中身が表示されるので、[ファイル]メニューをクリックし、[新規作成]-[フォルダ]をクリックします。
[新しいフォルダ]という名前のフォルダーが作成されます。
[新しいフォルダ]の名前を、「バックアップ」、「データ移行」などのわかりやすい名前に変更します。
- この説明では、例として「バックアップ」という名前をつけています。
Dドライブの中に、データを一つにまとめておくための[バックアップ]フォルダーができました。
続いてソフトウェアごとのデータを[バックアップ]フォルダーに保存します。
STEP2に進んでください。
ソフトウェアごとのデータを[バックアップ]フォルダーに保存します
STEP1で準備したフォルダーにデータを保存します。
- ご注意
-
[マイ ドキュメント]などのデータは、ご使用のユーザーアカウントごとに管理されています。
複数のユーザーアカウントをご使用の場合は、すべてのアカウントでバックアップをとってください。[マイ ドキュメント]をバックアップする手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
ソフトウェアによっては、適切な方法でバックアップを行わないと、リカバリー後や新しいPCで音楽データや録画したデータが再生できないなどの問題が発生するものがあります。
必ずソフトウェアごとのバックアップ方法をご確認ください。
ご使用のOS、およびソフトウェアごとにバックアップが必要なファイルが異なります。
下記の関連Q&Aに記載されているバックアップファイル一覧の中からバックアップしたいデータの項目を参照し、データの場所、バックアップ方法を確認してそれぞれのバックアップを行ってください。
Windows Vistaの場合
▼関連Q&A:
[Windows Vista] バックアップファイル一覧Windows XPの場合
▼関連Q&A:
Windows 2000の場合
▼関連Q&A:
Windows Meの場合
▼関連Q&A:
Windows 98、Windows 98SEの場合
▼関連Q&A:
バックアップするデータを外部メディアに保存します
[バックアップ]フォルダー内に保存したバックアップデータを、外部メディアに保存します。
[バックアップ]フォルダーに保存したデータのサイズや、VAIOのスペック、お持ちの周辺機器によって最適な外部メディアをお選びください。
- 参考
-
以下の手順でバックアップするデータのサイズを確認しましょう。
- [バックアップ]フォルダーに保存したデータのフォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
- [フォルダのプロパティ]画面が表示されるので、外部メディアに保存可能なサイズであることを確認します。
外部メディアの容量よりデータのサイズが大きい場合には、データを分割して保存します。
ご使用のVAIOで利用できるメディアの種類については、VAIOの取扱説明書、およびオンラインマニュアルをご確認ください。
工場出荷時の状態にリカバリーする場合、Dドライブのデータも失われます。工場出荷時の状態にリカバリーする際には、必ず外部メディアにバックアップしてください。
ご使用のOSの手順をご参照ください。
Windows XP、Windows Vistaの場合
CD-R/RWメディア、DVD+R/RWメディア、DVD-R/RWメディアに保存する場合
下記のWebページにWindows XP、およびWindows VistaでOSの標準機能、およびプリインストールソフトウェアを使用して、データCD、またはデータDVDとしてメディアに保存する方法が掲載されています。
詳しくはWebページの手順をご参照ください。
ハードディスク上のデータや写真などをCD-RW、CD-Rにコピーするには:
https://www.sony.jp/support/vaio/howto/cdr/case6.html
データや写真をDVDに保存するには:
https://www.sony.jp/support/vaio/howto/dvd/case4.html
▼関連Q&A:
[Windows Vista,XP] CD/DVDメディアに書き込めない
[Windows Vista] 標準で搭載されているCD/DVD書き込み機能の概要
外付けのハードディスク、USBフラッシュメモリー、メモリースティック、フロッピーディスクドライブなどに保存する場合
[バックアップ]フォルダー内のファイル、またはフォルダーを右クリックします。
[送る]メニューを選択し、バックアップ先のメディアをクリックします。
- Windows XPの画像を使用しています。
コピー元のファイル、またはフォルダーのサイズと、外部メディアにコピーしたファイル、またはフォルダーのサイズが同じか確認します。
ファイルサイズが同じであれば、データは正常にコピーされています。
Windows 98、Windows 98SE、Windows Me、Windows 2000の場合
デスクトップ上の[マイ コンピュータ]アイコンをダブルクリックします。
Dドライブをダブルクリックして[バックアップ]フォルダーをダブルクリックします。
デスクトップ上の[マイ コンピュータ]アイコンをダブルクリックし、接続した外部メディアのアイコンをダブルクリックして中身を表示します。
「バックアップ」フォルダーの中のファイル、またはフォルダーを右クリックし、[コピー]をクリックします。
[マイ コンピュータ]に表示された外部メディア内で右クリックし、[貼り付け]をクリックします。
- [ショートカットの貼り付け]をクリックしないようにご注意ください。
コピー元のファイル、またはフォルダのサイズと、外部メディアにコピーしたファイル、またはフォルダーのサイズが同じか確認します。
ファイルサイズが同じであれば、データは正常にコピーされています。
外部メディアに保存したデータを、新しいPC、またはリカバリー後のPCにコピーします
外部メディアにバックアップしたデータを、新しいPC、またはリカバリーが完了したPCにコピーします。
ここでは、新しい環境でもデータを保存したときと同じようにフォルダーを作成し、バックアップしたデータをまとめておく手順を説明します。
- 以下の手順でデータのインポート(復元)を行う前に、データを保存した外部メディアが使える(認識されている)状態にしておく必要があります。
データのコピー方法は、ご使用のOSによって画面が異なります。
Windows Vistaの場合
データを保存した外部メディアを新しいPCに接続、またはメディアをCD/DVDドライブに挿入します。
デスクトップ上の何もない部分を右クリックし、表示されたメニューから[新規作成]-[フォルダ]を選択します。
[新しいフォルダ]という名前のフォルダーが作成されます。[新しいフォルダ]の名前を、「バックアップ」、「データ移行」などのわかりやすい名前に変更します。
この説明では、保存したときと同様に「バックアップ」という名前をつけます。[バックアップ]フォルダーをダブルクリックして開きます。
[スタート]ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ]をクリックして開きます。
データを保存した外部メディア、またはメディアを挿入したCD/DVDドライブのアイコンをダブルクリックして、中身を表示します。
バックアップしたファイル、またはフォルダーを右クリックし、[コピー]をクリックします。
デスクトップ上の[バックアップ]フォルダーの中身が表示された上で右クリックし、[貼り付け]をクリックします。
- [ショートカットの貼り付け]をクリックしないようにご注意ください。
バックアップした各データを、同様の操作で[バックアップ]フォルダーに一つにまとめます。
データを新しい環境に移すことができました。
しかし、CD-R/RWメディアなどに記録したファイルをハードディスク上にコピーすると、ファイルやフォルダーの属性が「読み取り専用」になるため、そのままでは使用できない場合があります。
以下の手順を参照し、「読み取り専用」属性を解除してください。
データをまとめて保存した[バックアップ]フォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[バックアップのプロパティ]画面が表示されるので、[全般]タブをクリックします。
[読み取り専用]のチェックをはずします。
[適用]ボタンをクリックします。
[属性変更の確認]画面が表示されるので、[変更をこのフォルダ、サブフォルダおよびファイルに適用する]にチェックをつけます。
[OK]ボタンをクリックします。
以上で[バックアップ]フォルダー内のファイルやフォルダーの読み取り専用属性が解除されました。
[バックアップ]フォルダーにまとめたデータを、それぞれのソフトウェアで使用できるように適切な場所にインポート(復元)します。
STEP5に進んでください。
Windows 98、Windows 98SE、Windows Me、Windows 2000、Windows XPの場合
データを保存した外部メディアを新しいPCに接続、またはメディアをCD/DVDドライブに挿入します。
デスクトップ上の[マイ コンピュータ]アイコンをダブルクリックし、[マイ コンピュータ]を開きます。
- Windows XPの場合には、[スタート]ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ]をクリックして開きます。
Dドライブをダブルクリックして、Dドライブの中身を表示します。
[ファイル]メニューをクリックし、[新規作成]-[フォルダ]をクリックします。
[新しいフォルダ]という名前のフォルダーが作成されます。[新しいフォルダ]の名前を、「バックアップ」、「データ移行」などのわかりやすい名前に変更します。
この説明では、保存したときと同様に「バックアップ」という名前をつけます。[バックアップ]フォルダーをダブルクリックして開きます。
デスクトップ上の[マイ コンピュータ]アイコンをダブルクリックし、[マイ コンピュータ]を開きます。
- Windows XPの場合には、[スタート]ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ]をクリックして開きます。
データを保存した外部メディアのアイコンをダブルクリックして、中身を表示します。
バックアップしたファイル、またはフォルダーを右クリックし、[コピー]をクリックします。
Dドライブの[バックアップ]フォルダーの中身が表示された上で右クリックし、[貼り付け]をクリックします。
- [ショートカットの貼り付け]をクリックしないようにご注意ください。
バックアップした各データを、同様の操作で新しいPCの[バックアップ]フォルダーに一つにまとめます。
データを新しい環境に移すことができました。
しかし、CD-R/RWメディアなどに記録したファイルをハードディスク上にコピーすると、ファイルやフォルダーの属性が「読み取り専用」になるため、そのままでは使用できない場合があります。
以下の手順を参照し、「読み取り専用」属性を解除してください。
データをまとめて保存した[バックアップ]フォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[バックアップのプロパティ]画面が表示されるので、[全般]タブをクリックします。
[読み取り専用]のチェックをはずします。
[適用]ボタンをクリックします。
[属性変更の確認]画面が表示されるので、[このフォルダ、およびサブフォルダとファイルに変更を適用する]にチェックをつけます。
[OK]ボタンをクリックします。
以上で[バックアップ]フォルダー内のファイルやフォルダーの読み取り専用属性が解除されました。
[バックアップ]フォルダーにまとめたデータを、それぞれのソフトウェアで使用できるように適切な場所にインポート(復元)します。
STEP5に進んでください。
バックアップしたデータをインポート(復元)します
バックアップしたデータを、各ソフトウェアで使用できるようにインポート(復元)します。
- ご注意
-
[マイ ドキュメント]などのデータは、ご使用のユーザーアカウントごとに管理されています。
複数のユーザーアカウントをご使用の場合は、すべてのアカウントでインポート(復元)を行ってください。[マイ ドキュメント]をインポート(復元)する手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
関連Q&Aに記載されているバックアップファイル一覧を参照し、ソフトウェアごとにインポートを行います。
ご使用のOS、およびソフトウェアごとに復元の手順が異なります。
バックアップしたファイルのインポート(復元)する手順をご確認ください。
Windows Vistaの場合
▼関連Q&A:
[Windows Vista] バックアップファイル一覧Windows XPの場合
▼関連Q&A:
Windows 2000の場合
▼関連Q&A:
Windows Meの場合
▼関連Q&A:
Windows 98、Windows 98SEの場合
▼関連Q&A:
参考情報
リカバリーや新しいPCへデータを移行した後に、以前と同様のインターネット接続を行えるよう、バックアップするときに重要な情報をメモしておくことをお勧めします。
インターネットの接続設定を販売店などに依頼し、ご自分で設定されていない場合も、できるだけ現在の設定を確認し、新しい環境に備えてください。
以下は一般的なインターネット接続の設定項目について記載しています。
ご利用の環境により必要な設定が異なりますので、詳細についてはご利用のプロバイダーにご確認ください。
ご利用のプロバイダーにインターネット接続サービスをお申し込みになられたとき、プロバイダーから送られた設定情報・登録情報などもご用意いただき、設定内容をご確認ください。
[インターネットのプロパティ]画面の内容
- 例としてWindows XPの画像を使用しています。
デスクトップ上の「Internet Explorer」アイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
- 「Internet Explorer」を起動し、[ツール]メニューから[インターネット オプション]をクリックしても表示されます。
[インターネットのプロパティ]画面が表示されるので、[接続]タブをクリックします。
各項目のチェックの有無や、入力してある値などをメモしておきましょう。[ダイヤルアップと仮想プライベート ネットワークの設定]に表示されている接続名(通常、インターネットに接続を行っている接続名)をクリックし、[設定]ボタンをクリックし、プロキシーサーバーの設定がされているかどうか、などの状態を確認します。
[LAN の設定]ボタンをクリックし、[LAN の設定]画面の設定の状態を確認します。
[プロキシ サーバー]で[プロキシ サーバーを使用する]が選択されている場合は、[詳細設定]ボタンをクリックし、[プロキシの設定]画面を確認します。
[インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ]画面
- 例としてWindows XPの画像を使用しています。
デスクトップ上の「Internet Explorer」アイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[インターネットのプロパティ]画面が表示されるので、[接続]タブをクリックし、[ダイヤルアップと仮想プライベート ネットワークの設定]に表示されている接続名(通常、インターネットに接続を行っている接続名)をクリックします。
[ダイヤルアップの設定]の[プロパティ]ボタンをクリックします。
[ネットワーク]タブをクリックし、[インターネット プロトコル(TCP/IP)]をクリックして[プロパティ]ボタンをクリックします。
[インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ]画面が表示されます。
IPアドレスは自動取得かどうか、DNSサーバーの設定がされているか、などの状態をメモします。[詳細設定]ボタンをクリックし、各タブをクリックして詳細を確認します。
インターネット接続の設定画面などは、キャプチャーしてペイントなどで保存し、データと一緒にバックアップすると便利です。