[VAIOデータレスキューツール Ver.2.*] 高度なレスキューでデータをバックアップする方法
[VAIOデータレスキューツール Ver.2.*]
高度なレスキューでデータをバックアップする方法
「VAIO Care(レスキューモード)」、または「VAIO Careレスキュー」を使用して「VAIOデータレスキューツール」の[高度なレスキュー]を実行して、データをバックアップする方法を教えてください。
バックアップ可能なデータをバックアップし、外部メディアに保存します
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- VAIOデータレスキューツール Ver.2.*
説明
「VAIOデータレスキューツール」は、Windowsが起動しなくなった場合にも、データのバックアップができるツールです。
データのレスキュー方法には以下の2種類があります。
-
簡単レスキュー
ハードディスク上のレスキュー可能なデータをすべてレスキューし、外付けドライブに保存します。 -
高度なレスキュー
指定したファイルのみをレスキューし、外付けハードディスク、CD/DVDメディア、またはブルーレイディスクなどに保存します。- CDメディアへのバックアップは「VAIOデータレスキューツール Ver.2.0」のみ対応しています。
内容
事前確認
-
バックアップデータの保管・管理には充分注意してください。
-
ハードディスクの暗号化機能を使用している場合は、暗号化機能を解除して使用してください。
ただし、暗号化されていないデータは、リカバリーメディア(リカバリーディスク)や「VAIO Careレスキュー」を使って第三者から読み取られる可能性があります。
バックアップ後は、大切なデータを守るために、BIOSのパスワードを設定したり、再度暗号化機能を有効にしたりしてください。
また、リカバリーメディアは安全な場所に保管してください。 -
「VAIOデータレスキューツール」は、ハードディスク上のすべてのデータのバックアップを保証するものではありません。
データの損失について一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。 -
外付けハードディスクドライブやCD/DVD/BDドライブでデータをバックアップする場合は、「VAIO Care(レスキューモード)」、または「VAIO Careレスキュー」を起動する前にドライブを接続してください。
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バックアップデータをCD/DVD/BDメディアに保存する場合は、あらかじめフォーマットされているメディアを使用してください。
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「VAIO Care(レスキューモード)」、または「VAIO Careレスキュー」を使用中に72時間が経過すると自動的にPCが再起動します。
バックアップ中に72時間が経過した場合は、自動的に作業が中断され再起動します。
中断したところから作業を再開することはできませんのでご注意ください。 -
外付けハードディスクドライブは、データのバックアップが完了するまで取りはずさないでください。
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選択したデータの保存先によって、バックアップデータのファイルが分割されたり、ファイル名が変更されている場合があるので、「VAIOデータレスキューツール」を使ってバックアップしたデータは、「VAIOデータリストアツール」を使って復元してください。
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外付けハードディスクドライブはUSB接続のものをお使いください。
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USB接続をサポートしていない外付けハードディスクドライブやCD/DVD/BDドライブをお使いの場合は、ソフトウェアドライバーをインストールする必要があります。
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ファイル情報、またはファイル自体が破損している場合はバックアップできません。
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音楽再生アプリには、著作権保護されたデータをバックアップするための専用バックアップツールが用意されている場合があります。
Windowsが起動する場合は、PCをリカバリー(再セットアップ・初期化)する前に、著作権保護されたデータを専用のバックアップツールでバックアップしておいてください。
専用のバックアップツールでバックアップをしないままPCをリカバリーしてデータを復元すると、著作権保護されたデータが正しく復元できない場合がありますのでご注意ください。 -
ご使用のモデルの発売日により、操作方法が異なります。
下記を参照し、発売日をご確認ください。
「VAIOデータレスキューツール」の制限事項については、下記の関連Q&Aもあわせてご参照ください。
▼関連Q&A:
[VAIOデータレスキューツール Ver.1.*-Ver.2.*] VAIOデータレスキューツールの制限事項・注意事項
操作方法
2011年6月以降に発売されたモデルの場合
- 表示される画面は、ご使用のモデルや選択した手順により異なる場合があります。
-
「VAIO Care(レスキューモード)」、または「VAIO Careレスキュー」を起動します。
操作手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。 -
[VAIO Care(レスキューモード)]、または[VAIO Careレスキュー]画面が表示されるので、[ツール]を選択します。
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[ツール]画面が表示されるので、[VAIO データレスキューツール]を選択します。
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[バックアップ(レスキュー)方法を選択してください]画面が表示されるので、[高度なレスキュー]を選択します。
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[バックアップするドライブとパーティションを選択してください]画面が表示されるので、バックアップするドライブ、およびパーティションを選択し、[次へ]ボタンを選択します。
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[バックアップする対象の選びかたを選択してください]画面が表示されるので、任意の方法を選択します。
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「フォルダーを自動的に選択する」、または「自動的に選択する」
選択したドライブのユーザーフォルダー(\Users)内のすべてのファイルをバックアップします。
工場出荷時状態のユーザーフォルダーには、主に下記のフォルダーがあります。-
個人用フォルダー(C:\Users\(ユーザー名))
アドレス帳、お気に入り、マイドキュメント、マイピクチャ、マイミュージック、マイビデオなど、個人用フォルダー内のすべてのファイルをバックアップします。 -
パブリックフォルダー(C:\Users\Public)
パブリックのドキュメント、パブリックのピクチャなど、パブリックフォルダー内のすべてのファイルをバックアップします。
- ご注意
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- 複数のユーザーアカウントがある場合、すべてのユーザーの個人用フォルダーをバックアップの対象にします。
- 選択したドライブにあるユーザーフォルダーのみがバックアップされます。
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「自分で選択する」
ファイルやフォルダーを個別に選択してバックアップします。
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-
[データを検出しています]画面が表示された場合は、しばらく待ちます。
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下記いずれかの画面が表示されるので、それぞれの操作を行います。
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「フォルダーを自動的に選択する」、または「自動的に選択する」を選択した場合
[バックアップするフォルダーを確認してください]画面が表示されるので、[次へ]ボタンを選択して、手順9へ進みます。 -
「自分で選択する」を選択した場合
[バックアップするファイルとフォルダーを選択してください]画面が表示されるので、バックアップするファイル、またはフォルダーにチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。- 参考
-
Windows 7モデルをご使用の場合は、上記の画面が表示される前に[バックアップするファイルの種類を選択してください]画面が表示されるので、バックアップするファイルの種類にチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。
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[バックアップ先のメディアを選択してください]画面が表示されるので、[光学メディア]、または[ハードディスクまたはフラッシュドライブ]を選択します。
- ここでは、例として、[ハードディスクまたはフラッシュドライブ]を選択します。
- 参考
-
[光学メディア]を選択した場合は、[ドライブとメディアの種類を選択してください]画面が表示されるので、使用するドライブを選択し、[次へ]ボタンを選択します。
-
[データを検出しています]画面が表示された場合は、しばらく待ちます。
-
[データ保存に使うドライブを選択してください]画面が表示されるので、データを保存するドライブを選択し、[次へ]ボタンを選択します。
- 参考
-
-
[ドライバーのインストール]ボタンを選択すると、「ドライバーファイル(拡張子*.inf)を選択して[OK]をクリックしてください。」と表示されるので、ドライバーファイルを選択し、[OK]ボタンを選択します。
-
[不要なファイルの削除]ボタンを選択すると、「右のリストでフォルダーまたはファイルを選択して[削除]をクリックしてください。」と表示されるので、不要なフォルダー、またはファイルを選択して、[削除]ボタンを選択します。
-
-
[72時間以内にバックアップを終了してください]画面が表示された場合は、[OK]ボタンを選択します。
-
[オプションを確認してバックアップ(レスキュー)を開始してください]画面が表示されるので、[レスキュー開始]ボタンを選択します。
-
[バックアップしています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
-
[バックアップは正常に終了しました]画面が表示されるので、[データレスキュー(バックアップ)を終了する]を選択します。
- 参考
-
[バックアップは正常に終了しました]画面で[詳細を表示]を選択すると、[詳細表示]画面が表示されるので、レスキューの結果を確認することができます。
以上で操作は完了です。
続けてリカバリーを行う場合は、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[VAIO Care(レスキューモード) Ver.3.*] リカバリー(再セットアップ・初期化)を行う方法
[VAIO Care(レスキューモード) Ver.3.*] リカバリーメディアを使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)をする方法
[VAIO Careレスキュー Ver.2.*] リカバリー(再セットアップ・初期化)を行う方法
[VAIO Careレスキュー Ver.2.*] リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)をする方法
上記以外の場合
- 表示される画面は、ご使用のモデルによって異なる場合があります。
-
「VAIO Careレスキュー」を起動します。
操作手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。 -
[VAIO Careレスキュー]画面が表示されるので、[ツール]を選択します。
-
[ツール]画面が表示されるので、[VAIO データレスキューツール]を選択します。
-
[バックアップ(レスキュー)方法を選択してください]画面が表示されるので、[高度なレスキュー]を選択します。
-
[バックアップするドライブとパーティションを選択してください]画面が表示されるので、バックアップするドライブ、およびパーティションを選択し、[次へ]ボタンを選択します。
-
[バックアップするファイルの種類を選択してください]画面が表示されるので、バックアップするファイルの種類にチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。
-
[データを検出しています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
-
[バックアップするファイルとフォルダーを選択してください]画面が表示されるので、バックアップするファイル、またはフォルダーにチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。
-
[バックアップ先のメディアを選択してください]画面が表示されるので、[光学メディア]、または[ハードディスクまたはフラッシュドライブ]を選択します。
- ここでは、例として、[ハードディスクまたはフラッシュドライブ]を選択します。
- 参考
-
[光学メディア]を選択した場合は、[ドライブとメディアの種類を選択してください]画面が表示されるので、使用するドライブを選択し、使用するメディアの種類にチェックをつけて[次へ]ボタンを選択します。
-
[データを検出しています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
-
[データ保存に使うドライブを選択してください]画面が表示されるので、データを保存するドライブを選択します。
- 参考
-
-
データ保存に使うドライブの空き容量が不足していると、以下の画面が表示され、レスキューを実行できません。
メッセージ内容:
「空き領域が足りません。
レスキューデータの合計サイズを確認してください。」 -
[ドライバーのインストール]ボタンを選択すると、[ドライバーファイル(拡張子*.inf)を選択して[OK]をクリックしてください。]と表示されるので、ドライバーファイルを選択し、[OK]ボタンを選択します。
-
[不要なファイルを削除]ボタンを選択すると、[右のリストでフォルダーまたはファイルを選択して[削除]をクリックしてください。]と表示されるので、不要なフォルダー、またはファイルを選択して、[削除]ボタンを選択します。
-
-
[72 時間以内にバックアップを終了してください]画面が表示されるので、[OK]ボタンを選択します。
- このメッセージが表示されない場合は、次へ進みます。
-
[オプションを確認してバックアップ(レスキュー)を開始してください]画面が表示されるので、[レスキュー開始]ボタンを選択します。
-
[バックアップしています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
-
[バックアップは正常に終了しました]画面が表示されるので、[データレスキュー(バックアップ)を終了する]を選択します。
- 参考
-
[バックアップは正常に終了しました]画面で[詳細を表示]を選択すると、[詳細表示]画面が表示されるので、レスキューの結果を確認することができます。
以上で操作は完了です。
続けてリカバリーを行う場合は、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[VAIO Careレスキュー Ver.2.*] リカバリー(再セットアップ・初期化)を行う方法
[VAIO Careレスキュー Ver.2.*] リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)をする方法
参考情報
バックアップしたデータを復元するには、「VAIOデータリストアツール」を使用します。
操作方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。