[VAIO Careレスキュー Ver.2.*] リカバリー(再セットアップ・初期化)を行う方法
[VAIO Careレスキュー Ver.2.*]
リカバリー(再セットアップ・初期化)を行う方法
電源が切れた状態で[ASSIST]ボタンを押すか、電源を入れてすぐに[F10]キーを押して、「VAIO Careレスキュー」を起動します
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- VAIO Careレスキュー Ver.2.*
内容
事前確認
-
リカバリーを実行すると、データは失われてしまいます。
必要なデータがある場合は、事前に必ずデータのバックアップを行ってください。
また周辺機器は取りはずし、ACアダプターを接続したうえでリカバリーを行ってください。
▼関連Q&A:
[Windows 7] バックアップファイル一覧- ご注意
-
デジタルチューナー搭載モデルの場合
録画したコンテンツをバックアップする場合
ソフトウェアごとに決められているバックアップ方法にてバックアップをしてください。- バックアップしたコンテンツを削除すると、バックアップデータは復元できなくなります。
録画したコンテンツをバックアップしない場合
必ずソフトウェア上の操作にて録画コンテンツを削除してからリカバリーを行ってください。- ソフトウェア上から削除しないと、リカバリー後、正常に録画できなくなる可能性があります。
また、「Giga Pocket Digital Ver.3.0」以降のバージョンの場合は、[おでかけ番組]フォルダーにある録画コンテンツを削除する必要があります。
詳細については、下記をご参照ください。▼関連Q&A:
[Giga Pocket Digital Ver.3.*-Ver.4.*] 録画したコンテンツを再生・削除する方法
事前にリカバリーメディアを作成することをおすすめします。
下記のような操作を行った場合に、ハードディスクのリカバリー領域の情報が書き換わってしまい、ハードディスクのリカバリー領域からリカバリーができなくなることがあります。- パーティションを操作するソフトウェアを使用する
- 工場出荷時状態以外のOSをインストールする
- 「VAIO Careレスキュー」を使用せずにハードディスクをフォーマットする
▼関連Q&A:
[VAIO Care Ver.7.*] DVDメディアでリカバリーメディア(リカバリーディスク)を作成する方法
[VAIO Care Ver.6.*] DVDメディアでリカバリーメディア(リカバリーディスク)を作成する方法
[VAIO Care Ver.6.3-Ver.6.4] USBフラッシュメモリーでリカバリーメディア(リカバリーディスク)を作成する方法リカバリー領域からリカバリーを行えず、リカバリーメディアを作成していない場合は、リカバリーメディアの購入、または、有償による修理が必要となります。
SVL2411シリーズ、VPCL24シリーズ、VPCL23シリーズ、およびVPCL22シリーズは、BIOS設定値を初期化せずにリカバリーを行うと、正常にリカバリーできない場合があります。
詳細については、下記の関連Q&Aをご参照ください。▼関連Q&A:
[SVL241**,VPCL24*,VPCL23*,VPCL22*] 正常にリカバリー(再セットアップ・初期化)できない
操作方法
PCをシャットダウンします(電源を切ります)。
[ASSIST]ボタンを搭載しているモデルの場合は、[ASSIST]ボタンを押します。
[ASSIST]ボタンを搭載していないモデルの場合は、PCの電源を入れ、「VAIO」ロゴが表示されたらすぐに、キーボードの[F10]キーを何度も押します。- 参考
-
[ASSIST]ボタン搭載モデルの場合、Windowsが起動している状態で[ASSIST]ボタンを押すと、「VAIO Care」が起動します。
必ずPCをシャットダウンしてから[ASSIST]ボタンを押してください。[ASSIST]ボタン非搭載モデルで[F10]キーを押して[Edit Boot Options]画面、または[ブートオプションの編集]画面が表示される場合は、[Enter]キーを押してください。
- 上記は[ブートオプションの編集]画面の例です。
「VAIO Careレスキュー」が起動するので、[ツール]をクリックします。
[ツール]画面が表示されるので、[高度なリカバリーウィザードを開始]をクリックします。
[データをバックアップ(レスキュー)しますか?]画面が表示されるので、[バックアップしません]をクリックします。
- 参考
-
Windowsが起動できないなどの理由により、事前にバックアップを行っていない場合は、[はい、バックアップします]をクリックして、バックアップを行ってください。
ただし、Windowsが起動できない場合には、正常にバックアップできない可能性がありますので、ご了承ください。- すべてのデータをバックアップするには、長い時間がかかります。
任意のフォルダーのみを指定してバックアップすることもできますので、ご希望に応じて使い分けてください。
- すべてのデータをバックアップするには、長い時間がかかります。
[リカバリーの種類を選択してください]画面が表示されるので、任意のリカバリー方法にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
お買い上げ時の状態にリカバリー
PCをお買い上げ時の状態に戻します。
お買い上げ後に作成したファイルはすべて削除されます。カスタムリカバリー(Cドライブのサイズ変更とDドライブ追加)
Cドライブのサイズを変更し、余った領域をDドライブにします。
お買い上げ後に作成したファイルはすべて削除されます。カスタムリカバリー(Cドライブのみ)
Cドライブだけをリカバリーします。
お買い上げ後に作成したCドライブのファイルはすべて削除されますが、Dドライブのデータは削除されずに残ります。
[リカバリーを開始しますか?]画面が表示されるので、内容を確認し、[はい、開始します]にチェックをつけ、[リカバリー開始]ボタンをクリックします。
[準備しています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
[リカバリーしています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
[リカバリー終了]画面が表示されるので、[再起動]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「リカバリーメディアを使用した場合は、取り出してから、[再起動]をクリックしてください。
コンピューターが数回再起動します。
Windowsの設定画面が表示されるまでは、コンピューターの電源を切らないでください。」数回Windowsが再起動した後、[Windowsセットアップ画面]が表示されます。
下記の関連Q&Aを参照し、Windowsのセットアップを行います。▼関連Q&A:
[Windows 7] Windows初期設定の方法[ソフトウェアのインストール]画面が表示された場合は、[インストールの開始]ボタンをクリックします。
[ソフトウェアのインストール]画面が表示されない場合は、以上で操作は完了です。- 参考
-
2011年10月以降に発売された「Microsoft Office」プリインストールモデルは、リカバリー時に「Microsoft Office」がインストールされるため、手順12以降は必要ありません。
ただし、以下のモデルの場合は、別途「Microsoft Office」をインストールする必要があります。- VPCEG3シリーズ、VPCEG2シリーズ
- VPCEH3シリーズ、VPCEH2シリーズ
- VPCEJ3シリーズ、VPCEJ2シリーズ
- VPCEK3シリーズ、VPCEK2シリーズ
- VPCEL3シリーズ、VPCEL3シリーズ
- VPCYB4シリーズ、VPCYB3シリーズ
[ここで次のソフトウェアのインストールをおこなってください]画面が表示されるので、「Microsoft Office」のインストールメディアをドライブに挿入してインストールを行います。
詳細な手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。「Microsoft Office」のインストールが完了したら[OK]ボタンをクリックします。
[インストールが完了しました]画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
参考情報
リカバリーが正常に行えない場合は、下記をご参照ください。
Windowsが起動しない場合は、[F8]キーを押して表示される[システム回復オプション]画面でシステムの復元を行うことが可能です。
手順については、下記をご参照ください。