[VAIOデータレスキューツール Ver.1.*] カスタムデータレスキューでデータをバックアップする方法
[VAIOデータレスキューツール Ver.1.*]
カスタムデータレスキューでデータをバックアップする方法
「VAIOデータレスキューツール」の[カスタムデータレスキュー]を実行して、データをバックアップする方法を教えてください。
バックアップするデータを指定し、ハードディスク、CD/DVDメディア、またはブルーレイディスクなどに保存します
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- VAIOデータレスキューツール Ver.1.3
VAIOデータレスキューツール Ver.1.2
VAIOデータレスキューツール Ver.1.1
VAIOデータレスキューツール Ver.1.0
説明
「VAIOデータレスキューツール」は、Windowsが起動しなくなった場合にも、データのバックアップができるツールです。
データのレスキュー方法には以下の2種類があります。
-
かんたんデータレスキュー:
ハードディスク上のレスキュー可能なデータをすべてレスキューし、外付けハードディスクに保存します。▼関連Q&A:
[VAIOデータレスキューツール Ver.1.*] かんたんデータレスキューでデータをバックアップする方法 -
カスタムデータレスキュー:
指定したファイルのみをレスキューし、ハードディスク、CD/DVDメディア、またはブルーレイディスクなどに保存します。
保存先により操作方法が異なります。
目次
内容
事前確認
- ご注意
-
「VAIOデータレスキューツール」の制限事項については、下記関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[VAIOデータレスキューツール Ver.1.*-Ver.2.*] VAIOデータレスキューツールの制限事項・注意事項また、あわせて下記の点にご注意ください。
- レスキューデータの保管、および管理には、充分に注意してください。
- 「VAIOデータレスキューツール」は、ハードディスク上のすべてのデータのバックアップを保証するものではありません。
データの損失について、ソニーでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。 - ハードディスクの暗号化機能を使用している場合は、暗号化機能を解除して使用してください。
- 「VAIOデータレスキューツール」を使用する場合は、必ず電源に接続して使用してください。
-
「VAIOデータレスキューツール Ver1.1」以降をご使用の場合、ソフトウェアの仕様により、Cドライブのドライブ名は「D」と表示されます。リカバリー領域のドライブ名は「C」と表示されます。
保存先ドライブを選択する際は、合計サイズ、および空き領域のサイズを確認し、選択するドライブを間違わないようにご注意ください。
操作方法
「VAIOリカバリーセンター」、または「VAIOリカバリユーティリティ」を起動します
リカバリーメディアを使用して起動する方法
「VAIOリカバリーセンター Ver.1.4」~「VAIOリカバリーセンター Ver.1.8」の場合
-
VAIO本体の電源が入っている状態で、リカバリーメディア(リカバリーディスク)をCD/DVDドライブに挿入します。
-
VAIO本体の電源を切ります。
- Windowsが正常に起動しない場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して、電源を切ります。
-
VAIO本体の電源を入れます。
- 外付けドライブを使用している場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を押した後、または「VAIO」ロゴが表示された直後から「VAIO」ロゴが消えるまで[F11]キーを何度も押してください。
-
[Windows ブート マネージャ]画面が表示されるので、[VAIO リカバリーセンター]が選択されている状態で[Enter]キーを押します。
上記以外のモデルの場合
-
VAIO本体の電源が入っている状態で、リカバリーメディアをCD/DVDドライブに挿入します。
-
VAIO本体の電源を切ります。
- Windowsが正常に起動しない場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して、電源を切ります。
-
VAIO本体の電源を入れます。
- 参考
-
VGN-G1シリーズ、VGN-TZシリーズで内蔵ドライブが搭載されていないモデルの場合は、電源ボタンを押した後、「VAIO」ロゴが表示されるので[F11]キーを押してください。
VGN-UXシリーズの場合は、電源ボタンを押した後、「VAIO」ロゴが表示されるので[Fn]キーを押しながら[F11]キーを押してください。
-
キーボードレイアウトを選択する画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[オペレーティング システム]に[Microsoft Windows Vista]が表示されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[システム回復オプション]画面が表示されるので、[VAIO リカバリユーティリティ]、または[VAIO リカバリーセンター]をクリックします。
[F10]キーを使用して起動する方法
VAIO本体の電源を入れて、「VAIO」ロゴが表示されたらキーボードの[F10]キーを何度も押します。
- VGN-UXシリーズの場合は、[Fn]キー+[F10]キーを押します。
- 参考
-
[F10]キーを押して、[Edit Boot Options]画面、または[ブートオプションの編集]画面が表示される場合は、[Enter]キーを押すと「VAIOリカバリーセンター」、または「VAIOリカバリユーティリティ」が起動します。
- 上記の画面上部中央に「Edit Boot Options」、または「ブートオプションの編集」と記載があり、画面左下には「ENTER」、画面右下には「ESC」と記載されています。
「VAIOデータレスキューツール」を起動し、バックアップを行います
ハードディスク、またはフラッシュメディアに保存する
ハードディスク、またはフラッシュメディアに保存するには、下記をご参照ください。
- ご注意
-
フラッシュメディアに保存する場合、事前にドライブのドライバーをインストールする必要があります。
詳細については、下記関連Q&Aをご参照ください。▼関連Q&A:
[VAIOデータレスキューツール Ver.1.*-Ver.2.*] VAIOデータレスキューツールの制限事項・注意事項
- ご使用のモデルや「VAIOデータレスキューツール」のバージョンにより、表示される画面が一部異なる場合がありますが、操作手順は同様となります。
-
[VAIO データレスキューツール]ボタンをクリックします。
-
「VAIOリカバリーセンター」の場合
画面左側の[VAIO データレスキューツール]をクリックし、画面右側に表示される[開始]ボタンをクリックします。 -
「VAIOリカバリユーティリティ」の場合
[VAIO データレスキューツール]ボタンをクリックします。
-
-
[VAIO データレスキューツール]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
前回作業時に72時間経過して書き込みが中断された場合のみ、作業を再開できます。
[中断した作業を再開する]にチェックをつけてから、[次へ]ボタンをクリックすると、書き込みを再開できます。- [キャンセル]ボタンなどで中断した作業は再開できません。
-
[製品使用許諾契約]画面が表示されるので、[同意する]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
- 「VAIOデータレスキューツール Ver.1.1」以降の場合は、手順5に進んでください。
-
[注意・免責事項]画面が表示されるので、内容を確認してから[次へ]ボタンをクリックします。
- 「VAIOデータレスキューツール Ver.1.1」以降の場合は、[注意事項]画面が表示されます。
-
[データレスキュー方法の選択]画面が表示されるので、[カスタムデータレスキュー]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[保存先の選択]画面が表示されるので、[ハードディスク (推奨),フラッシュメディア]、または[ハードディスク (推奨)]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
ご使用のモデルによっては、上記の画面に[フラッシュメディア]の項目が表示されない場合がありますが、[ハードディスク (推奨)]を選択することにより、フラッシュメディアにもデータを保存できます。
-
[保存先ハードディスク・フラッシュメディアの選択]画面、または[保存先ハードディスクの選択]画面が表示されるので、保存先ドライブを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
- ご注意
-
ご使用のVAIOがCドライブのみの場合は、内蔵ハードディスクを保存先に選択できません。
- 参考
-
保存先の空き容量を増やすには、[不要なファイルの削除]ボタンをクリックします。
[不要なファイルの削除]画面が表示されるので、不要なファイルを削除します。
-
[保存先フォルダの確認]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
自動的に操作を行っている日付がフォルダー名になりますが、任意のフォルダー名に変更するには、[フォルダ名変更]ボタンをクリックします。
[フォルダ名変更]画面が表示されるので、フォルダー名を変更します。
-
[レスキュー対象ドライブの選択]画面が表示されるので、バックアップするドライブ名を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
レスキューデータが自動的に検出されます。
-
[レスキューデータの選択]画面が表示されるので、バックアップするデータにチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
チェックをつけたデータの合計サイズが、保存先のサイズより大きい場合は、以下の画面が表示されます。
メッセージ内容:
「空き容量が足りません。
レスキューデータの合計サイズを確認してください。」
-
[データ書き込み]画面が表示されるので、[開始]ボタンをクリックします。
-
データの書き込みが開始されます。
-
完了のメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
-
[データレスキュー完了]画面が表示されるので、レスキュー結果を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[終了]ボタンをクリックします。
- 参考
-
別のドライブ、またはファイルを指定してバックアップする場合は、[レスキューを続ける]ボタンをクリックし、手順7.から操作を繰り返します。
以上でレスキュー操作は終了です。
続けてリカバリー(再セットアップ・初期化)を行う場合は、下記関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[VAIO_PC] リカバリ ディスクを使用してリカバリ (再セットアップ・初期化) する方法 (2007 年 1 月 - 2007 年 8 月発売モデル)
[VAIO リカバリセンター Ver.1.1 - Ver.1.3] リカバリ ディスクを使用してリカバリ (再セットアップ・初期化) する方法
[VAIOリカバリーセンター Ver.1.4-Ver.1.8] リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)する方法
ブルーレイディスク、またはCD/DVDメディアに保存する
「VAIOデータレスキューツール」で使用できるメディアは以下になります。
- VAIOに搭載されているドライブによって使用できるメディアが異なります。
メディア | 備考 |
---|---|
CD-R/RW | 作成できるメディアの上限は20枚です。 |
DVD-R(Single Layer) | |
DVD+R(Single Layer、およびDual Layer) | |
DVD-RW(Single Layer、およびDual Layer) | |
DVD+RW(Single Layer) | |
DVD-RAM | |
BD-R/RE(Single Layer、およびDual Layer) |
- ご注意
-
- 外付けハードディスク、または外付けCD/DVDドライブでデータをレスキューする場合は、「VAIOデータレスキューツール」を起動する前にドライブを接続してください。
- レスキューデータをCD/DVDメディアに保存する場合は、あらかじめフォーマットされている新しいメディアを使用してください。
-
VPCLシリーズ、およびVGC-JSシリーズの一部のモデルでは、CDメディア以外のメディアにデータを書き込むことができない問題が確認されています。
- ご使用のモデルや「VAIOデータレスキューツール」のバージョンにより、表示される画面が一部異なる場合がありますが、操作手順は同様となります。
-
[VAIO データレスキューツール]ボタンをクリックします。
-
「VAIOリカバリユーティリティ」の場合
[VAIOデータレスキューツール]ボタンをクリックします。 -
「VAIOリカバリーセンター」の場合
画面左側の[VAIOレスキューツール]をクリックし、画面右側に表示される[開始]ボタンをクリックします。
-
-
[VAIO データレスキューツール]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
前回作業時に72時間経過して書き込みが中断された場合のみ、作業を再開できます。
[中断した作業を再開する]にチェックをつけてから、[次へ]ボタンをクリックすると、書き込みを再開できます。- [キャンセル]ボタンなどで中断した作業は再開できません。
-
[製品使用許諾契約]画面が表示されるので、[同意する]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
- 「VAIOデータレスキューツール Ver.1.1」以降の場合は、手順5に進んでください。
-
[注意・免責事項]画面が表示されるので、内容を確認してから[次へ]ボタンをクリックします。
- 「VAIOデータレスキューツール Ver.1.1」以降の場合は、[注意事項]画面が表示されます。
-
[データレスキュー方法の選択]画面が表示されるので、[カスタムデータレスキュー]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[保存先の選択]画面が表示されるので、[ブルーレイディスク,DVD,CD]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[保存先ディスクドライブの選択]画面が表示されるので、任意のドライブを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[保存先フォルダの確認]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
自動的に操作を行っている日付がフォルダー名になりますが、任意のフォルダー名に変更するには、[フォルダ名変更]ボタンをクリックします。
[フォルダ名変更]画面が表示されるので、フォルダー名を変更します。
-
[レスキュー対象ドライブの選択]画面が表示されるので、バックアップするドライブ名を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
レスキューデータが自動的に検出されます。
-
[レスキューデータの選択]画面が表示されるので、バックアップするデータにチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[ディスクの選択]画面が表示されるので、使用するメディアを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[データ書き込み]画面が表示されるので、[開始]ボタンをクリックします。
-
データの書き込みが開始されます。
-
複数枚のメディアに書き込みを行う場合、1枚終了するごとに以下のメッセージが表示されるので、表示されるラベル名をメディアに記載し、[次へ]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「書き込みが完了しました。
ディスクを取り出し、表面(印刷面)に「レスキューデータディスク *」と書いてください。
[次へ] ボタンをクリックして、次のディスクの書き込みに進みます。」- 「*」の部分はメディアの枚数により異なります。
-
完了のメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
-
[データレスキュー完了]画面が表示されるので、レスキュー結果を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[終了]ボタンをクリックします。
- 参考
-
別のドライブ、またはファイルを指定してバックアップする場合は、[レスキューを続ける]ボタンをクリックし、手順7.から操作を繰り返します。
以上でレスキュー操作は終了です。
続けてリカバリーを行う場合は、下記関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[VAIO_PC] リカバリ ディスクを使用してリカバリ (再セットアップ・初期化) する方法 (2007 年 1 月 - 2007 年 8 月発売モデル)
[VAIO リカバリセンター Ver.1.1 - Ver.1.3] リカバリ ディスクを使用してリカバリ (再セットアップ・初期化) する方法
[VAIOリカバリーセンター Ver.1.4-Ver.1.8] リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)する方法
参考情報
バックアップしたデータを復元するには、「VAIOデータリストアツール」を使用します。
操作方法については、下記関連Q&Aをご参照ください。