[VAIO Careレスキュー Ver.2.*] リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)をする方法
[VAIO Careレスキュー Ver.2.*]
リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)をする方法
「VAIO Careレスキュー」の[リカバリーウィザード開始]、または[ツール]から行います
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- VAIO Careレスキュー Ver.2.*
内容
事前確認
- ご注意
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ソニーでは、工場出荷時のハードディスクイメージ、または「リカバリーメディア」、「VAIO Careレスキュー」で工場出荷時状態と同等にした場合をサポートの前提としています。
工場出荷時状態からパーティションを変更してインストールしたり、ソフトウェアを削除したり、一部のソフトウェアのみのインストール状態での使用など、特定の状態のみで発生する現象、または不具合については、回避方法などをご案内できない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
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リカバリーメディアを使用してリカバリーを行うには、あらかじめリカバリーメディアを作成しておく必要があります。
作成方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。▼関連Q&A:
[VAIO Care Ver.6.*] DVDメディアでリカバリーメディア(リカバリーディスク)を作成する方法
[VAIO Care Ver.6.3-Ver.6.4] USBフラッシュメモリーでリカバリーメディア(リカバリーディスク)を作成する方法 -
SVL2411シリーズ、VPCL24シリーズ、VPCL23シリーズ、およびVPCL22シリーズは、BIOS設定値を初期化せずにリカバリーを行うと、正常にリカバリーできない場合があります。
詳細については、下記の関連Q&Aをご参照ください。▼関連Q&A:
[SVL241**,VPCL24*,VPCL23*,VPCL22*] 正常にリカバリー(再セットアップ・初期化)できない -
以下の操作を行うには、管理者権限(Administrators)が必要です。
管理者ユーザー(コンピューターの管理者アカウントを持つユーザー)でログオンしてください。また、標準ユーザーでログオンしている状態で操作を行うと、[ユーザー アカウント制御]画面が表示され、管理者アカウントのパスワードの入力を求められます。
パスワードを入力すると、操作を続行できます。ユーザーアカウント制御の詳細については、下記をご参照ください。
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本Q&Aは、DVDメディアで作成したリカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用した場合の手順です。
使用している画像は「VAIO Careレスキュー Ver.2.0」です。
ご使用のモデル、およびリカバリーメディアを作成した際のメディアの種類などによって、画面や文言が異なる場合があります。
操作方法
リカバリーの種類
リカバリーには下記の種類があります。
内蔵ハードディスク、またはSSDが複数ある場合は、どの種類のリカバリーを選んでも、Cドライブを含む内蔵ハードディスク、またはSSDだけがリカバリーされ、ほかの内蔵ハードディスク、またはSSDのファイルは削除されずに残ります。
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お買い上げ時の状態にリカバリー
PCをお買い上げ時の状態に戻します。
お買い上げ後に作成したファイルはすべて削除されます。 -
カスタムリカバリー(リカバリー用のデータを削除)
- この項目は、リカバリーメディアから起動した場合のみ選択できます。
リカバリー用のデータを削除し、リカバリー領域を最小化します。
内蔵ハードディスク、またはSSDの空き領域は増えますが、リカバリーするときにリカバリーメディアが必要になります。
お買い上げ後に作成したファイルはすべて削除されます。 -
カスタムリカバリー(Cドライブのサイズ変更とDドライブ追加)
Cドライブのサイズを変更し、余った領域をDドライブにできます。
お買い上げ後に作成したファイルはすべて削除されます。 -
カスタムリカバリー(Cドライブのみ)
Cドライブだけをリカバリーします。
お買い上げ後に作成したCドライブのファイルはすべて削除されますが、Dドライブのデータは削除されずに残ります。
お買い上げ時の状態にリカバリーする
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VAIOの電源が入っている状態で、リカバリーメディアをドライブに挿入します。
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VAIO本体の電源を切ります。
- Windowsが正常に起動しない場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して(引いて)、電源を切ります。
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VAIO本体の電源を入れます。
- 外付けドライブを使用している場合、およびUSBフラッシュメモリーで作成したリカバリーメディアを使用している場合は、電源を入れた後、キーボードの[F11]キーを何度も押します。
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[Windows ブート マネージャー]画面が表示されるので、[VAIO Careレスキュー]が選択されている状態で[Enter]キーを押します。
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「VAIO Careレスキュー」が起動するので、[リカバリーウィザード開始]をクリックします。
- 参考
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下記の方法でも、お買い上げ時の状態にリカバリーを行えます。
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[ツール]をクリックします。
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[ツール]画面が表示されるので、[高度なリカバリーウィザードを開始]をクリックします。
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[データをバックアップ(レスキュー)しますか?]画面が表示されるので、[バックアップしません]をクリックします。
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[リカバリーの種類を選択してください]画面が表示されるので、[お買い上げ時の状態にリカバリー]選択して[次へ]ボタンをクリックします。
-
手順7に進みます。
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[データをバックアップ(レスキュー)しますか?]画面が表示されるので、[バックアップしません]をクリックします。
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[リカバリーを開始しますか?]画面が表示されるので、[はい、開始します]にチェックをつけ、[リカバリー開始]ボタンをクリックします。
-
[準備しています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
-
[リカバリーしています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
-
[ディスクを交換してください]画面が表示されるので、1枚目のリカバリーメディアを取り出して、2枚目を挿入し、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「「リカバリーメディア2」を入れて[OK]をクリックしてください。」ご使用のモデルにより、さらにリカバリーメディアを交換するメッセージが表示されます。
メッセージが表示された場合は、画面に沿ってリカバリーメディアを交換してください。 -
[ディスクを取り出してください]画面が表示されるので、リカバリーメディアを取り出し、[再起動]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「続行するには再起動が必要です。
ディスクを取り出して[再起動]をクリックしてください。」 -
[リカバリー終了]画面が表示されるので、[再起動]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「リカバリーメディアを使用した場合は、取り出してから、[再起動]をクリックしてください。
コンピューターが数回再起動します。
Windowsの設定画面が表示されるまでは、コンピューターの電源を切らないでください。」 -
数回Windowsが再起動した後、[Windowsセットアップ画面]が表示されます。
下記の関連Q&Aを参照し、Windowsのセットアップを行います。▼関連Q&A:
[Windows 7] Windows初期設定の方法 -
[ソフトウェアのインストール]画面が表示された場合は、[インストールの開始]ボタンをクリックします。
[ソフトウェアのインストール]画面が表示されない場合は、以上で操作は完了です。- 参考
-
2011年10月以降に発売された「Microsoft Office」プリインストールモデルは、作成したリカバリーメディアからリカバリーを行うと、「Microsoft Office」がインストールされるため、手順14以降の操作は必要ありません。
ただし、購入したリカバリーメディアを使用している場合や以下のモデルの場合は、別途「Microsoft Office」をインストールする必要があります。- VPCEG3シリーズ、VPCEG2シリーズ
- VPCEH3シリーズ、VPCEH2シリーズ
- VPCEJ3シリーズ、VPCEJ2シリーズ
- VPCEK3シリーズ、VPCEK2シリーズ
- VPCEL3シリーズ、VPCEL3シリーズ
- VPCYB4シリーズ、VPCYB3シリーズ
-
[ここで次のソフトウェアのインストールをおこなってください]画面が表示されるので、「Microsoft Office」のインストールメディアをドライブに挿入してインストールを行います。
詳細な手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。 -
「Microsoft Office」のインストールが完了したら[OK]ボタンをクリックします。
-
[インストールが完了しました]画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
Cドライブをリカバリーする
VAIOの電源が入っている状態で、リカバリーメディアをドライブに挿入します。
VAIO本体の電源を切ります。
- Windowsが正常に起動しない場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して(引いて)、電源を切ります。
VAIO本体の電源を入れます。
- 外付けドライブを使用している場合、およびUSBフラッシュメモリーで作成したリカバリーメディアを使用している場合は、電源を入れた後、キーボードの[F11]キーを何度も押します。
[Windows ブート マネージャー]画面が表示されるので、[VAIO Careレスキュー]が選択されている状態で[Enter]キーを押します。
「VAIO Careレスキュー」が起動するので、[ツール]をクリックします。
[ツール]画面が表示されるので、[高度なリカバリーウィザードを開始]をクリックします。
[データをバックアップ(レスキュー)しますか?]画面が表示されるので、[バックアップしません]をクリックします。
[リカバリーの種類を選択してください]画面が表示されるので、[カスタムリカバリー(C ドライブのみ)]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
[リカバリーを開始しますか?]画面が表示されるので、[はい、開始します]にチェックをつけ、[リカバリー開始]ボタンをクリックします。
[準備しています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
[リカバリーしています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
[ディスクを交換してください]画面が表示されるので、1枚目のリカバリーメディアを取り出して、2枚目を挿入し、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「「リカバリーメディア2」を入れて[OK]をクリックしてください。」ご使用のモデルにより、さらにリカバリーメディアを交換するメッセージが表示されます。
メッセージが表示された場合は、画面に沿ってリカバリーメディアを交換してください。[ディスクを取り出してください]画面が表示されるので、リカバリーメディアを取り出し、[再起動]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「続行するには再起動が必要です。
ディスクを取り出して[再起動]をクリックしてください。」[リカバリー終了]画面が表示されるので、[再起動]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「リカバリーメディアを使用した場合は、取り出してから、[再起動]をクリックしてください。
コンピューターが数回再起動します。
Windowsの設定画面が表示されるまでは、コンピューターの電源を切らないでください。」数回Windowsが再起動した後、[Windowsセットアップ画面]が表示されます。
下記の関連Q&Aを参照し、Windowsのセットアップを行います。▼関連Q&A:
[Windows 7] Windows初期設定の方法[ソフトウェアのインストール]画面が表示された場合は、[インストールの開始]ボタンをクリックします。
[ソフトウェアのインストール]画面が表示されない場合は、以上で操作は完了です。- 参考
-
2011年10月以降に発売された「Microsoft Office」プリインストールモデルは、作成したリカバリーメディアからリカバリーを行うと、「Microsoft Office」がインストールされるため、手順16以降の操作は必要ありません。
ただし、購入したリカバリーメディアを使用している場合や以下のモデルの場合は、別途「Microsoft Office」をインストールする必要があります。- VPCEG3シリーズ、VPCEG2シリーズ
- VPCEH3シリーズ、VPCEH2シリーズ
- VPCEJ3シリーズ、VPCEJ2シリーズ
- VPCEK3シリーズ、VPCEK2シリーズ
- VPCEL3シリーズ、VPCEL3シリーズ
- VPCYB4シリーズ、VPCYB3シリーズ
[ここで次のソフトウェアのインストールをおこなってください]画面が表示されるので、「Microsoft Office」のインストールメディアをドライブに挿入してインストールを行います。
詳細な手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。「Microsoft Office」のインストールが完了したら[OK]ボタンをクリックします。
[インストールが完了しました]画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
パーティションサイズを変更してリカバリーする
VAIOの電源が入っている状態で、リカバリーメディアをドライブに挿入します。
VAIO本体の電源を切ります。
- Windowsが正常に起動しない場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して(引いて)、電源を切ります。
VAIO本体の電源を入れます。
- 外付けドライブを使用している場合、およびUSBフラッシュメモリーで作成したリカバリーメディアを使用している場合は、電源を入れた後、キーボードの[F11]キーを何度も押します。
[Windows ブート マネージャー]画面が表示されるので、[VAIO Careレスキュー]が選択されている状態で[Enter]キーを押します。
「VAIO Careレスキュー」が起動するので、[ツール]をクリックします。
[ツール]画面が表示されるので、[高度なリカバリーウィザードを開始]をクリックします。
[データをバックアップ(レスキュー)しますか?]画面が表示されるので、[バックアップしません]をクリックします。
[リカバリーの種類を選択してください]画面が表示されるので、[カスタムリカバリー(C ドライブのサイズ変更と D ドライブ追加)]にチェックをつけ、Cドライブのサイズを任意で設定します。
- 参考
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[リカバリー用のデータを削除]にチェックをつけると、リカバリー領域を削除してリカバリーが行われます。
リカバリー領域を削除する方法については、下記の関連Q&Aもあわせてご参照ください。
[次へ]ボタンをクリックします。
[リカバリーを開始しますか?]画面が表示されるので、[はい、開始します]にチェックをつけ、[リカバリー開始]ボタンをクリックします。
[準備しています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
[リカバリーしています]画面が表示されるので、しばらく待ちます。
[ディスクを交換してください]画面が表示されるので、1枚目のリカバリーメディアを取り出して、2枚目を挿入し、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「「リカバリーメディア2」を入れて[OK]をクリックしてください。」ご使用のモデルにより、さらにリカバリーメディアを交換するメッセージが表示されます。
メッセージが表示された場合は、画面に沿ってリカバリーメディアを交換してください。[ディスクを取り出してください]画面が表示されるので、リカバリーメディアを取り出し、[再起動]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「続行するには再起動が必要です。
ディスクを取り出して[再起動]をクリックしてください。」[リカバリー終了]画面が表示されるので、[再起動]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「リカバリーメディアを使用した場合は、取り出してから、[再起動]をクリックしてください。
コンピューターが数回再起動します。
Windowsの設定画面が表示されるまでは、コンピューターの電源を切らないでください。」数回Windowsが再起動した後、[Windowsセットアップ画面]が表示されます。
下記の関連Q&Aを参照し、Windowsのセットアップを行います。▼関連Q&A:
[Windows 7] Windows初期設定の方法[ソフトウェアのインストール]画面が表示された場合は、[インストールの開始]ボタンをクリックします。
[ソフトウェアのインストール]画面が表示されない場合は、以上で操作は完了です。- 参考
-
2011年10月以降に発売された「Microsoft Office」プリインストールモデルは、作成したリカバリーメディアからリカバリーを行うと、「Microsoft Office」がインストールされるため、手順17以降の操作は必要ありません。
ただし、購入したリカバリーメディアを使用している場合や以下のモデルの場合は、別途「Microsoft Office」をインストールする必要があります。- VPCEG3シリーズ、VPCEG2シリーズ
- VPCEH3シリーズ、VPCEH2シリーズ
- VPCEJ3シリーズ、VPCEJ2シリーズ
- VPCEK3シリーズ、VPCEK2シリーズ
- VPCEL3シリーズ、VPCEL3シリーズ
- VPCYB4シリーズ、VPCYB3シリーズ
[ここで次のソフトウェアのインストールをおこなってください]画面が表示されるので、「Microsoft Office」のインストールメディアをドライブに挿入してインストールを行います。
詳細な手順については、下記の関連Q&Aをご参照ください。「Microsoft Office」のインストールが完了したら[OK]ボタンをクリックします。
[インストールが完了しました]画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。