[Windows 7] PC全体のバックアップ(システムイメージバックアップ)を行う方法
[Windows 7]
PC全体のバックアップ(システムイメージバックアップ)を行う方法
- PC全体をバックアップする方法について。
- PC全体のシステムイメージバックアップを行う方法について。
[バックアップと復元]画面から操作を行います
対象製品
Windows 7
説明
システムイメージとは、Windowsのシステムやインストールされているプログラム、システム設定、およびハードディスクに保存したファイルを含んだ、PC全体のイメージ(※)です。
ハードディスク、またはPC全体が動作しなくなった場合は、このイメージを使用してPCの内容を復元できます。
- ただし、デジタル放送番組やインターネットで購入した音楽データなどは、システムイメージには含まれません。 ご注意ください。
内蔵ハードディスク、外付けハードディスクのいずれかにシステムイメージを保持する場合は、ハードディスクの空き容量が許す限り、バックアップした分だけシステムイメージを保持できます。
ネットワーク上に保存する場合は、最新のイメージのみを保持できます。
- ネットワーク上にシステムイメージを保存できるのはWindows 7 Ultimate、およびWindows 7 Professionalです。
内容
事前確認
-
システムイメージバックアップは、ハードディスクに保存したファイルも含め、PC全体のバックアップを行うため、処理に時間がかかります。
ハードディスクに保存したファイルのみをバックアップしたい場合は、下記のQ&Aの手順で、ファイルをバックアップすることをおすすめします。▼関連Q&A:
[Windows 7] ファイルをバックアップする方法 以下の操作を行うには、管理者アカウント(Administrator)でログオンしてください。
また、標準ユーザーでログオンしている状態で操作を行うと、[ユーザー アカウント制御]画面が表示され、管理者アカウントのパスワードの入力を求められます。
パスワードを入力すると、操作を続行できます。バックアップするドライブ(パーティション)のサイズが2TB以上の場合はバックアップできません。
これは、PC全体のバックアップ(システムイメージバックアップ)で利用されるファイルフォーマット(VHD1.0)の仕様によるものです。
バックアップするには、ドライブのサイズを2TB未満に変更する必要があります。
ドライブのサイズを変更する方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。- 複数のドライブを一度にバックアップする場合は、それぞれのドライブのサイズが2TB未満であれば、合計が2TB以上でもバックアップ可能です。
デジタル放送や音楽データなどの著作権保護されたコンテンツは、本Q&Aの操作では正常にバックアップできません。
ソフトウェア上で個別にバックアップを行う必要があります。
バックアップ方法については、下記をご参照ください。「Giga Pocket Digital」の場合
「x-アプリ」の場合
▼関連Q&A:
[x-アプリ] データをバックアップ/復元する方法
操作方法
- ここでは例として、外付けハードディスクにバックアップする手順を説明します。
バックアップの保存先により、表示される画面が異なる場合があります。
[スタート]ボタンをクリックし、[コントロール パネル]をクリックします。
[コントロール パネル]画面が表示されるので、[システムとセキュリティ]の[バックアップの作成]をクリックします。
[バックアップと復元]画面が表示されるので、画面左側の[システム イメージの作成]をクリックします。
[システム イメージの作成]画面が表示されるので、任意のバックアップ先を選択します。
- ここでは例として、[ハード ディスク上]にチェックをつけ、をクリックして、[ボリューム (H:)]を選択します。
[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
PC上に2つ以上のドライブが存在する場合、[どのドライブをバックアップに含めますか?]と表示されます。
バックアップする任意のドライブを選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。バックアップするドライブ(パーティション)のサイズが2TB以上の場合はバックアップできません。
これは、PC全体のバックアップ(システムイメージバックアップ)で利用されるファイルフォーマット(VHD1.0)の仕様によるものです。
バックアップするには、ドライブのサイズを2TB未満に変更する必要があります。
ドライブのサイズを変更する方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。- 複数のドライブを一度にバックアップする場合は、それぞれのドライブのサイズが2TB未満であれば、合計が2TB以上でもバックアップ可能です。
[バックアップの設定を確認します]と表示されるので、設定内容を確認し、[バックアップの開始]ボタンをクリックします。
バックアップが進みます。
- バックアップ元のデータサイズにより、バックアップにかかる時間が異なります。
- 参考
-
保存先として、DVDメディアを選択した場合、しばらくすると、[1 GB より大きい空のメディアにラベルを付けて挿入してください]とメッセージが表示されます。
表示されているラベルを空のDVDメディアに記入してからDVDドライブに挿入し、[OK]ボタンをクリックします。30分以上の時間を空けずにシステムイメージの作成を繰り返すと、下記のエラーメッセージが表示され、システム領域の空き容量が不足してバックアップが失敗する場合があります。
システムイメージの作成を複数回行う場合は、30分以上の時間を空けてから行ってください。- エラーコード(0x80780119・0x81000033)が表示されます。
エラーメッセージ:
「バックアップに失敗しました。
ディスク領域が不足しているため、保存場所にボリュームのシャドウ コピーを作成できません。」- マイクロソフト社サポート技術情報
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- [文章番号]
- 982821
- [最終更新日]
- 2010/04/22
- [タイトル]
- Windows 7 でシステムのバックアップとシステムの回復を 30 分以上の時間を空けずに繰り返すとバックアップが失敗する場合がある
- [リンク]
- https://support.microsoft.com/kb/982821/
[システム修復ディスクを作成しますか?]とメッセージ画面が示されるので、[はい]ボタン、または[いいえ]ボタンをクリックします。
- ここでは例として、[いいえ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
[はい]ボタンをクリックした場合は、以下の操作を行ってください。
[システム修復ディスクの作成]画面が表示されるので、空のDVDメディアをDVDドライブに挿入し、[ディスクの作成]ボタンをクリックします。
システム修復ディスクの作成が完了すると、[システム修復ディスクを使用]と表示されるので、[閉じる]ボタンをクリックします。
[システム修復ディスクが完成しました]と表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
[バックアップは正常に完了しました。]と表示されるので、[閉じる]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
バックアップに使用したDVDメディアなどは、安全な場所に保管してください。