[VAIOデータリストアツール Ver.1.*] レスキューデータを復元する方法
[VAIOデータリストアツール Ver.1.*]
レスキューデータを復元する方法
「VAIOデータリストアツール」を使用して、データを復元する方法を教えてください。
レスキューデータを選択して復元します
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- VAIOデータリストアツール Ver.1.*
説明
「VAIOデータリストアツール」は、「VAIOデータレスキューツール」を使用してバックアップしたレスキューデータをご使用のPCに復元します。
「Windowsメール」などのメールアプリやお気に入りを使用する場合は、「VAIOデータリストアツール」で復元したフォルダーから別途データをインポートする必要があります。
目次
内容
事前確認
- ご注意
-
著作権保護されているデータを復元するには、そのデータを取り込んだときに使用したソフトウェアの専用バックアップツールをお使いください。
専用バックアップツールをお使いにならない場合は、著作権保護されているデータの動作保証はできません。「VAIOデータレスキューツール」で複数枚のCD/DVDメディア、またはブルーレイディスクに分けて保存したバックアップデータを復元する場合は、最後に作成したメディアから挿入してください。
最後に作成したメディアにレスキューデータのファイル構造が記載されているためです。「VAIOデータレスキューツール」を使ってデータをバックアップする際、ハードディスクの状態によっては、正常にレスキュー、または復元できない場合があります。
操作中に[ユーザー アカウント制御]画面が表示された場合は、[続行]ボタン、[許可]、または[はい]ボタンを選択してから、次の操作を行ってください。
操作方法
レスキューデータを選択します
- 「VAIOデータリストアツール Ver.1.0」の画像を使用しています。
ご使用の環境やバージョンにより、表示される画面が異なる場合があります。
レスキューデータを保存しているメディア(USBフラッシュメモリー、外付けハードディスク、DVD/BDメディアなど)を接続します。
- 参考
-
[自動再生]画面が表示された場合は、[Autorun.exe の実行]を選択します。
「VAIO データリストアツールを起動します。よろしいですか?」とメッセージが表示されるので、[はい]ボタンを選択して手順3に進んでください。
「VAIOデータリストアツール」を起動します。
Windows 8の場合
Windows 7、Windows Vistaの場合
[スタート]ボタンを選択し、[すべてのプログラム]-[VAIOデータリストアツール]を選択します。- 参考
-
Windows XPダウングレードモデルの場合は、レスキューデータが保存されているフォルダーを開き、「RModule」フォルダーにある「Restore.exe」をダブルクリックします。
- 拡張子が表示されていない場合は、拡張子を表示する設定に変更してください。
「VAIOデータリストアツール」が起動したら、[次へ]ボタンを選択します。
[レスキューデータの検索]画面が表示されるので、レスキューデータの検索先を指定します。
任意の項目にチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。- 外部ハードディスクやフラッシュメディアから検索する(※)
- ブルーレイディスク、DVD、CDから検索する
- このコンピュータの内蔵ハードディスクから検索する
- 検索せず、レスキューデータファイルを検索する
- お使いのバージョンによって、[外部ハードディスクから検索する]と表示される場合があります。
- 参考
-
[検索せず、レスキューデータファイルを選択する]にチェックをつけた場合は、[ファイルを開く]、または[開く]画面が表示されるので、レスキューデータファイルを手動で選択してください。
[レスキューデータの確認]画面が表示されるので復元したいデータを選択し、[次へ]ボタンを選択します。
- 参考
-
[内容の確認]ボタンを選択し、表示された画面からデータの内容を確認できます。
[復元先フォルダの確認]画面が表示されるので、復元先のフォルダーを確認し、[次へ]ボタンを選択します。
- 参考
-
- フォルダーは必ず選択したドライブの直下に作成されます。
- フォルダーの復元先ドライブを変更したい場合は、[ドライブの変更]ボタンを選択し、表示された画面で任意のドライブを選択します。
- 復元先フォルダーのフォルダー名を変更したい場合は、[フォルダ名の変更]ボタンを選択し、表示された画面で任意のフォルダー名を入力します。
引き続きデータの復元を行います。
STEP2に進んでください。
レスキューデータを復元します
2011年10月以降に発売されたモデルの場合
- ご注意
-
下記のモデルをご使用の場合は、[上記以外の場合]をご参照ください。
- VPCYB4シリーズ、VPCYB3シリーズ
- VPCEG3シリーズ、VPCEG2シリーズ
- VPCEH3シリーズ、VPCEH2シリーズ
- VPCEJ3シリーズ、VPCEJ2シリーズ
- VPCEK3シリーズ、VPCEK2シリーズ
- VPCEL3シリーズ、VPCEL2シリーズ
- 「VAIOデータリストアツール Ver.1.10」の画像を使用しています。
ご使用の環境やバージョンにより、表示される画面が異なる場合があります。
[ファイルを指定してリストア]画面が表示されるので、[フォルダー一覧]、および[選択されているフォルダー内のデータ]に表示されているデータから、復元したいデータにチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。
[復元]画面が表示されるので、[開始]ボタンを選択します。
「データをコピーしています。」と表示されるので、完了するまでしばらく待ちます。
復元が完了すると[復元完了]画面が表示されるので、[終了]ボタンを選択します。
上記以外の場合
- 「VAIOデータリストアツール Ver.1.0」の画像を使用しています。
ご使用の環境やバージョンにより、表示される画面が異なる場合があります。
[復元方法の選択]画面が表示されるので、下記より任意の復元方法にチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。
おまかせリストア
メールデータや文書データなど、データの種類を選択して、まとめて復元します。- ご注意
-
「おまかせリストア」では、復元できないファイル形式があります。
それぞれの項目で復元できるファイルについては、「参考情報」をご参照ください。
また、「おまかせリストア」で復元できないファイルは、「ファイルを指定してリストア」を使用して復元できます。
ファイルを指定してリストア
ファイルを個別に指定して復元します。
復元したいデータを選択します。
「おまかせリストア」を選択した場合
[おまかせリストア]画面が表示されるので、復元したいデータにチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。- システムドライブのUsersフォルダーに含まれるすべてのデータ
- OutlookおよびWindows Mailのデータ(メールデータ、アドレス帳、アカウント設定)
- 静止画ファイル
- 動画ファイル
- 音楽ファイル
- 文書ファイル
「ファイルを指定してリストア」を選択した場合
[ファイルを指定してリストア]画面が表示されるので、[フォルダ一覧]、および[選択されているフォルダ内のデータ]に表示されているデータから、復元したいデータにチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。
[復元]画面が表示されるので、[開始]ボタンを選択します。
復元が完了すると[復元完了]画面が表示されるので、[終了]ボタンを選択します。
必要に応じて、復元したデータをインポート(または移動)します
「Windows Liveメール」のメールデータ、およびアカウント設定をインポートする方法
「VAIOデータリストアツール」で復元したフォルダー内にある「Windows Live Mail」フォルダーのデータをインポートします。
インポートする際は、[メッセージの場所]画面で「Windows Live Mail」フォルダーを指定します。
インポートする方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows Liveメール 2011-2012] メールデータをエクスポート(バックアップ)/インポート(復元)する方法
[Windows Liveメール 2009] メールデータのバックアップ・インポート(復元)方法
- 参考
-
-
「VAIOデータリストアツール」でのデータの復元時に保存先の変更を行っていない場合は、「Windows Live Mail」フォルダーは下記のパスに保存されています。
C:\復元先のフォルダー名\Users\(アカウント名)\AppData\Local\Microsoft\Windows□Live□Mail- 上記の□は半角スペースです。
受信メールサーバーのパスワードがインポートされない場合があります。
その場合は、受信メールサーバーのパスワードを入力してください。
-
「Windows Liveメール」のアドレス帳のデータを移動する方法
「Windows Liveメール 2012」、「Windows Liveメール 2011」の場合
隠しファイルを表示します。
「VAIOデータリストアツール」で復元したフォルダー内に保存されているアドレス帳フォルダー(「Contacts」フォルダー)を右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[コピー]を選択します。
- 参考
-
「VAIOデータリストアツール」でのデータの復元時に保存先の変更を行っていない場合は、下記のパスに保存されています。
C:\復元先のフォルダー名\Users\(アカウント名)\AppData\Local\Microsoft\Windows□Live\Contacts- 上記の□は半角スペースです。
下記のフォルダーを開き、フォルダー内のあいている部分を右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[貼り付け]を選択します。
- 上書きするため、「VAIOデータレスキューツール」を使用してバックアップを行った後に登録した連絡先は、削除されますのでご注意ください。
- 上記の□は半角スペースです。
[フォルダーの上書きの確認]画面が表示されるので、[はい]ボタンを選択します。
以上で操作は完了です。
「Windows Liveメール 2009」の場合
-
隠しファイル、および保護されたオペレーティングシステムファイルを表示します。
「VAIOデータリストアツール」で復元したフォルダー内に保存されているアドレス帳フォルダー(「DBStore」フォルダー)を右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[コピー]を選択します。
- 参考
-
「VAIOデータリストアツール」でのデータの復元時に保存先の変更を行っていない場合は、下記のパスに保存されています。
C:\復元先のフォルダー名\Users\(アカウント名)\AppData\Local\Microsoft\Windows□Live□Contacts\「自動的に生成されるフォルダー」\DBStore- 上記の□は半角スペースです。
下記のフォルダーを開き、フォルダー内のあいている部分を右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[貼り付け]を選択します。
- 上書きするため、「VAIOデータレスキューツール」を使用してバックアップを行った後に登録した連絡先は、削除されますのでご注意ください。
- 上記の□は半角スペースです。
[フォルダーの上書きの確認]画面が表示されるので、[はい]ボタンを選択します。
以上で操作は完了です。
「Windowsメール」のメールデータ、およびアカウント設定をインポートする方法
「VAIOデータリストアツール」で復元したフォルダー内にある「Windows Mail」フォルダーのデータをインポートします。
インポートする際は、[メッセージの場所]画面で「Windows Mail」フォルダーを指定します。
インポートする方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windowsメール] メールデータのバックアップ・インポート(復元)方法
- 参考
-
「VAIOデータリストアツール」でのデータの復元時に保存先の変更を行っていない場合は、「Windows Mail」フォルダーは下記のパスに保存されています。
C:\復元先のフォルダー名\Users\(アカウント名)\AppData\Local\Microsoft\Windows□Mail- 上記の□は半角スペースです。
受信メールサーバーのパスワードがインポートされない場合があります。
その場合は、受信メールサーバーのパスワードを入力してください。
「Windowsメール」のアドレス帳のデータを移動する方法
「VAIOデータリストアツール」で復元したフォルダー内に保存されているアドレス帳フォルダーを右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[コピー]を選択します。
- 参考
-
「VAIOデータリストアツール」でのデータの復元時に保存先の変更を行っていない場合は、下記のパスに保存されています。
C:\復元先のフォルダー名\Users\(アカウント名)\Contacts
[スタート]ボタンを選択し、使用しているユーザー名を選択します。
フォルダー内のあいている部分を右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[貼り付け]を選択します。
[フォルダの上書きの確認]画面が表示されるので、[はい]ボタンを選択します。
以上で操作は完了です。
お気に入りのデータを移動する方法
「VAIOデータリストアツール」のレスキューデータでは、お気に入りのエクスポート時に作成される「Bookmark.html」ファイルが作成されません。
下記の操作手順を行い、お気に入りのデータを復元します。
「VAIOデータリストアツール」で復元したフォルダー内に保存されているお気に入りフォルダー(「Favorites」フォルダー)を右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[コピー]を選択します。
- 参考
-
「VAIOデータリストアツール」でのデータの復元時に保存先の変更を行っていない場合は、下記のパスに保存されています。
C:\復元先のフォルダー名\Users\(アカウント名)\Favorites
下記のフォルダーを開きます。
C:\Users\(アカウント名)フォルダー内のあいている部分を右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、表示されたメニューから[貼り付け]を選択します。
[フォルダの上書きの確認]画面が表示されるので、[はい]ボタンを選択します。
以上で操作は完了です。
参考情報
「おまかせリストア」で復元できるファイルの詳細は、以下のとおりです。
選択項目 | 選択した際に復元するデータ |
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システムドライブのUsersフォルダーに含まれるすべてのデータ | 「Internet Explorer」の設定(お気に入りやスタートページなど)を含む、Usersフォルダー内のすべてのデータ
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「Microsoft Outlook」、および「Windowsメール」(「Outlook Express」)のデータ(メールデータ、アドレス帳、アカウント設定) |
以下のデータを含む「Outlook」のデータ
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静止画ファイル | 以下のファイル形式のデータ
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動画ファイル | 以下のファイル形式のデータ
※1 「VAIOデータリストアツール Ver.1.0」のみ対応。 ※2 「VAIOデータリストアツール Ver.1.1」以降で対応。 ※3 「VAIOデータリストアツール Ver.1.4」以降で対応。 |
音楽ファイル | 以下のファイル形式のデータ
※1 「VAIOデータリストアツール Ver.1.0」のみ対応。 ※2 「VAIOデータリストアツール Ver.1.1」以降で対応。 |
文書ファイル | 以下のファイル形式のデータ
※1 「VAIOデータリストアツール Ver.1.0」のみ対応。 ※2 「VAIOデータリストアツール Ver.1.1」以降で対応。 |