[Windows 8] 有線LANでインターネットに接続できない
[Windows 8]
有線LANでインターネットに接続できない
- FTTH回線(光ファイバー回線)でインターネットに接続できません。
- ADSL回線でインターネット接続できません。
- ネットワークケーブルを接続しても、IPアドレスが取得できません。
ネットワークケーブルが認識されているかを確認し、STEPの順番に確認します
対象製品
Windows 8.1
Windows 8
説明
FTTH回線やADSL回線などを使用してインターネットに接続するには、プロバイダーとの契約が必要です。
また、ご契約されたプロバイダーから送られてきたユーザー名とパスワードなどの情報や、設定ツールを使ってインターネット接続の設定を行います。
ご契約された内容がわからない場合は、プロバイダーにお問い合わせください。
PC側で設定する手順の詳細は、下記の関連Q&Aをご参照ください。
目次
内容
事前確認
Windows 8にアップグレードしたモデルは、アプリや設定環境がWindows 8プリインストールモデルとは異なります。
そのため、本Q&Aのとおりに操作が行えなかったり、操作を行っても手順どおりの動作にならない場合があります。
Windows 8にアップグレードされている場合は、下記の関連Q&Aをご確認ください。
対処方法
ネットワークケーブルが正常に認識されているかを確認します
VAIOの本体にあるネットワークコネクター(マークの端子)にネットワークケーブルを接続し、ネットワークケーブルが正常に認識されているかを確認します。
正常に認識されているかを確認するには、以下の操作手順をご参照ください。
[コントロール パネル]画面を表示します。
[コントロールパネル]画面が表示されるので、[ネットワークとインターネット]の[ネットワークの状態とタスクの表示]を選択します。
[ネットワークと共有センター]画面が表示されるので、画面左側の[アダプターの設定の変更]を選択します。
[ネットワーク接続]画面が表示されるので、[イーサネット]の表示を確認します。
-
[イーサネット]のアイコンに赤い[×]マークが表示されている場合
ネットワークケーブルが正しく接続されていません。
「カチッ」と音がするまでネットワークケーブルをネットワークコネクターに差し込んでください。
可能な場合は、ネットワークケーブルを変えて改善するかを確認します。
また、ネットワークコネクターのピンが折れたり、曲がっていたりしていないかをご確認ください。接続状態に問題がない場合、および破損したネットワークケーブルを変更しても認識しない場合は、ネットワークコネクターに問題が発生している可能性があります。
VAIOカスタマーリンク修理相談窓口までご連絡いただき、詳細をご確認ください。
また、その際には担当者に以下の内容をお伝えください。- 現在ご覧いただいているQ&A ID「S1211050043643」
- Q&Aの手順でご確認いただいた内容
-
[イーサネット]の項目に「無効」と表示されている場合
ネットワークアダプターが無効になっています。
有効にするには、[イーサネット]のアイコンを右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、クリック、表示されたメニューから[有効にする]を選択します。[イーサネット]の項目に「識別されていないネットワーク」と表示されている場合
ADSLモデム、または回線終端装置側の間違ったコネクターにネットワークケーブルを接続している可能性があります。
正しいネットワークコネクターに接続しているか、ADSLモデム、または回線終端装置側の取扱説明書をご参照ください。[イーサネット]のアイコンが表示されていない場合
ドライバーが正常に動作していない可能性があります。
STEP5へお進みください。
IPアドレスの再取得、および確認を行います
IPアドレスが競合しているなど正常なIPアドレスが取得されていないと、インターネットに接続することができません。
下記を参照し、IPアドレスを再取得してください。
IPアドレスの再取得が完了したら、IPアドレスをご確認ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] IPアドレスを確認する方法
- 参考
-
ルータータイプのモデムを使用している場合、一般的にPC側のIPアドレスは「192.*.*.*」、「172.*.*.*」、または「10.*.*.*」からなるプライベートIPアドレスを自動的に取得します。
IPアドレスが「0.0.0.0」、または「169.254.**.**」の場合は、ルーターなどの機器が原因でIPアドレスを自動的に取得する機能が正常に動作していない可能性があります。
その場合は、STEP3へお進みください。環境によっては、IPアドレスを固定にする必要がありますが、ルータータイプのモデムを使用している場合は、IPアドレスを固定にする必要はありません。
また、IPアドレスが自動的に取得される環境で、IPアドレスを固定に設定している場合は、IPアドレスが自動的に取得されるように設定を変更する必要があります。
操作手順については、下記をご参照ください。
放電を行います
ADSLモデム、回線終端装置、またはルーターなどの機器が何らかの原因でハングアップした場合、正常なIPアドレスが取得できません。
放電を行うことで、ADSLモデム、回線終端装置、ルーターなどがリセットされ、IPアドレスが割り振られます。
- ご注意
下記の順番で放電作業をお試しください。
ウイルス対策アプリをいったん無効にして確認します
ウイルス対策アプリ(「ウイルスバスター」など)にファイアウォール機能がある場合は、接続をブロックしている可能性があります。
アプリの機能をいったん無効にした状態で、動作をご確認ください。
アプリの機能を無効にする方法については、ご使用のアプリのヘルプ、または発売元メーカーにご確認ください。
無効にした状態で通信ができる場合は、ファイアウォール機能により通信が遮断されています。
ウイルス対策アプリの設定をご確認ください。
ドライバーの入れなおしを行います
ネットワークアダプターのドライバーが正常に動作していない場合、接続ができないことがあります。
下記の関連Q&Aを参照し、ドライバーを入れなおします。
ルーターの設定の内容を確認します(ルーターを使用している場合のみ)
ネットワークへの接続方法により、確認する内容が異なります。
ルーターを使用している場合は、ルーターの管理画面が表示できるかを確認します。
表示方法については、ルーターの取扱説明書をご参照ください。
- 参考
-
一般的に、ルータータイプのモデムの場合、ルーターのIPアドレスをブラウザーに入力すると、管理画面が表示されます。
- ルーターのIPアドレスはデフォルトゲートウェイに表示されるアドレスで確認できます。
- ブリッジタイプのモデムの場合、一般的に管理画面を表示できません。
ルーターの管理画面が表示できた場合は、PCとルーター間(LAN環境)の接続は問題なく、ルーターからADSLモデムや回線終端装置からのWAN環境の接続ができていない可能性があります。
ご契約されているプロバイダーに設定をご確認ください。
ルーターの管理画面が表示できない場合は、ルーターまでの物理的な接続ができていない可能性があります。
ケーブルの接続から再度ご確認ください。
参考情報
「VAIO Care」のハードウェア診断機能を使用することで、ネットワーク環境の設定を自動的に診断し、調整できます。