[VAIOリカバリユーティリティ Ver.1.5]リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)する方法
[VAIOリカバリユーティリティ Ver.1.5]
リカバリーメディア(リカバリーディスク)を使用してリカバリー(再セットアップ・初期化)する方法
VAIOでは、3つのリカバリー(再セットアップ・初期化)方法があります
対象製品
VAIO PC全般
- 2003年9月~2004年4月発売モデル
- アプリケーションソフトウェア
- VAIOリカバリユーティリティ Ver.1.5
説明
リカバリーメディアを使用するリカバリー(再セットアップ・初期化)は、Windowsが起動しない場合、またはハードディスクのリカバリー領域を削除してしまった場合の手順です。
Windowsが起動する状態で、かつリカバリー領域がある場合は、リカバリーメディアを使用せずに「VAIOリカバリユーティリティ」を使用して、リカバリーを行えます。
この場合には、下記の関連Q&Aをご参照ください。
内容
事前確認
- ご注意
-
VAIOカスタマーリンクでのサポートは、工場出荷時のハードディスクイメージ、または「リカバリディスク」、「VAIOリカバリユーティリティ」で工場出荷状態と同等にした場合をサポートの前提としています。
工場出荷場状態からパーティションを変更してインストールしたり、ソフトウェアを削除したり、一部のソフトウェアのみインストールした状態での使用など、特定の状態のみで発生する現象、または不具合については、回避方法などをご案内できない場合がございます。あらかじめご了承ください。パーティションサイズを工場出荷時の状態で使用している場合には、「C:ドライブのリカバリ」を推奨しています。
このリカバリー方法では、Dドライブのデータは保持されるので、バックアップデータを保存しておくことが可能です。
以下のように、問題の原因がDドライブにあると思われる場合には、「出荷時状態へリカバリ」を行い、問題の解決を試みてください。
ただし、このリカバリー方法ではすべてのデータが削除されます。- Dドライブにソフトウェア・別OSなどをインストールしている。
- Dドライブを使用するソフトウェアで問題が発生している。
- ウイルスに感染している可能性があり、感染範囲を特定できない。
BIOSのパスワードを設定している場合、パスワードを忘れるとリカバリーできなくなります。
絶対にBIOSのパスワードを忘れないでください。その他、リカバリー時の注意事項については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
操作方法
Cドライブのリカバリー
-
VAIOの電源が入っている状態で、「リカバリ起動ディスク」をCD/DVDドライブに挿入します。
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VAIO本体の電源を切ります。
Windowsが正常に起動していない状態の場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して(引いて)、電源を切ります。 -
30秒ほど待ってから、VAIO本体の電源を入れます。
-
「Sony」ロゴ(または「VAIO」ロゴ)が表示されたあと、「リカバリ起動ディスク」からVAIOが起動し、[VAIO システムリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、「リカバリ起動ディスク」とリカバリーメディアを入れ替えて、[OK]ボタンをクリックします。
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[VAIO システムリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[リカバリについてのご注意]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[C:ドライブのリカバリ]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[実行確認]画面が表示されるので、内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
下記メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「リカバリを開始して本当によろしいですか ?
よろしければ[はい]をクリックしてください。」 -
自動的にリカバリーが開始されます。
-
システムリカバリー完了後、下記メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「「システムリカバリ」の処理が完了しました。
[OK] をクリックすると次へ進みます。」 -
「「システムリカバリ」が完了しました。」と表示されるので、[完了]ボタンをクリックします。
-
Windowsが自動的に再起動します。
[Microsoft Windowsへようこそ]画面が表示されるので、Windowsのセットアップを行います。- ご注意
-
Windowsのロゴの画面が表示されてから、「Microsoft Windowsへようこそ」画面が表示されるまでにしばらく時間がかかります。
途中、マウスポインタだけがしばらく表示されていますが、「Microsoft Windowsへようこそ」画面が表示されるまで、そのままお待ちください。
途中で電源を切るなどの操作を行うと、故障の原因となります。
-
Windowsの起動後、[VAIO アプリケーションリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「アプリケーションリカバリ」を開始します。
アプリケーションのインストール中に本機が自動的に再起動することがありますが、完了のメッセージが表示されるまでは、本機の操作(アプリケーションの起動など)を行わないでください。 -
「Adobe Premiere 6.5」をプリインストールしたVAIOをご使用の場合は、付属のCD-ROMから「Adobe Premiere 6.5」をインストールします。
それ以外のVAIOをご使用の場合は、手順17に進んでください。 -
[Adobe(R) Premiere(R) 6.5 日本語版 を本機にインストールします。]画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
引き続き、自動的に残りのソフトウェアのリカバリーが開始されます。 -
「Microsoft Office Personal Edition」がプリインストールされていないVAIOをお使いの場合は、しばらくすると「「アプリケーションリカバリ」が完了しました。」とメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックし、Windowsを再起動します。
「Microsoft Office Personal Edition」がプリインストールされたVAIOをお使いの場合は、引き続き付属の「Office Personalプレインストールモデルをお使いのかたへ」を参照し、「Microsoft Office Personal Edition」をインストールしてください。
以上で、リカバリーは完了です。
パーティションサイズを変更してリカバリー
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VAIOの電源が入っている状態で、「リカバリ起動ディスク」をCD/DVDドライブに挿入します。
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VAIO本体の電源を切ります。
Windowsが正常に起動していない状態の場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して(引いて)、電源を切ります。 -
30秒ほど待ってから、VAIO本体の電源を入れます。
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「Sony」ロゴ(または「VAIO」ロゴ)が表示されたあと、リカバリー起動ディスクからVAIOが起動し、[VAIO システムリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、「リカバリ起動ディスク」とリカバリーメディアを入れ替えて、[OK]ボタンをクリックします。
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[VAIO システムリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
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[リカバリについてのご注意]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
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[パーティションサイズを変更してリカバリ]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
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[リカバリ領域 オプション]画面が表示されるので、[削除しない]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
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[パーティション メニュー]画面が表示されるので、[▼]ボタンをクリックし、一覧から任意のパーティションサイズを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
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[実行確認]画面が表示されるので、内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
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下記メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「リカバリを開始して本当によろしいですか ?
よろしければ [はい] をクリックしてください。」 -
自動的にリカバリーが開始されます。
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システムリカバリー完了後、下記メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「「システムリカバリ」の処理が完了しました。
[OK] をクリックすると次へ進みます。」 -
「「システムリカバリ」が完了しました。」と表示されるので、[完了]ボタンをクリックします。
-
Windowsが自動的に再起動します。
[Microsoft Windowsへようこそ]画面が表示されるので、Windowsのセットアップを行います。- ご注意
-
Windowsのロゴの画面が表示されてから、「Microsoft Windowsへようこそ」画面が表示されるまでにしばらく時間がかかります。
途中、マウスポインタだけがしばらく表示されていますが、「Microsoft Windowsへようこそ」画面が表示されるまで、そのままお待ちください。
途中で電源を切るなどの操作を行うと、故障の原因となります。
-
Windowsの起動後、[VAIO アプリケーションリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
-
「Adobe Premiere 6.5」をプリインストールした VAIO をご使用の場合は、付属の CD-ROM から「Adobe Premiere 6.5」をインストールします。
それ以外の VAIO をご使用の場合は、手順 19. に進んでください。 -
[Adobe(R) Premiere(R) 6.5 日本語版 を本機にインストールします。]画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
引き続き、自動的に残りのソフトウェアのリカバリーが開始されます。 -
「Microsoft Office Personal Edition」がプリインストールされていない VAIO をお使いの場合は、しばらくすると「「アプリケーションリカバリ」が完了しました。」とメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックし、Windows を再起動します。
「Microsoft Office Personal Edition」がプリインストールされた VAIO をお使いの場合は、引き続き付属の「Office Personalプレインストールモデルをお使いのかたへ」を参照し、「Microsoft Office Personal Edition」をインストールしてください。
以上で、リカバリーは完了です。
出荷時状態へリカバリー
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VAIOの電源が入っている状態で、「リカバリ起動ディスク」をCD/DVDドライブに挿入します。
-
VAIO本体の電源を切ります。
Windowsが正常に起動していない状態の場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して(引いて)、電源を切ります。 -
30秒ほど待ってから、VAIO本体の電源を入れます。
-
「Sony」ロゴ(または「VAIO」ロゴ)が表示されたあと、「リカバリ起動ディスク」からVAIOが起動し、[VAIO システムリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、「リカバリ起動ディスク」とリカバリーメディアを入れ替えて、[OK]ボタンをクリックします。
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[VAIO システムリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
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[リカバリについてのご注意]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
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[出荷時状態へリカバリ]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
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[実行確認]画面が表示されるので、内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
-
[ハードディスクの全領域をゼロで上書きする]にチェックをいれると、パーティションの枠を越えてハードディスク全領域にゼロで埋められたデータを書き込んだ後、通常のリカバリーの動作を行います。
このオプションを実行することにより、通常のリカバリーより時間がかかります。- ハードディスクに書き込まれているデータを完全に消去するための機能ではありません。
電源の強制終了、停電、振動・衝撃などの理由により、ハードディスク上に不正なデータが記録され、リカバリー時に問題が発生した場合にお試しください。
[現象例]
- リカバリー直後にWindowsが起動しない。
- リカバリー中に、「ディスクアクセスセンス操作に失敗しました」などのエラーメッセージが表示され、途中で止まってしまう。
- リカバリー直後、データが読めない(ハードディスクのアクセスランプは点灯のまま、あるいは消灯のまま)。
-
下記メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「リカバリを開始して本当によろしいですか ?
よろしければ [はい] をクリックしてください。」 -
自動的にリカバリーが開始されます。
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システムリカバリー完了後、下記メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「「システムリカバリ」の処理が完了しました。
[OK] をクリックすると次へ進みます。」 -
「「システムリカバリ」が完了しました。」と表示されるので、リカバリーメディアをCD/DVDドライブから取り出し、[完了]ボタンをクリックします。
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Windowsが自動的に再起動します。
[Microsoft Windowsへようこそ]画面が表示されるので、Windowsのセットアップを行います。- ご注意
-
Windowsのロゴの画面が表示されてから、「Microsoft Windowsへようこそ」画面が表示されるまでにしばらく時間がかかります。
途中、マウスポインタだけがしばらく表示されていますが、「Microsoft Windowsへようこそ」画面が表示されるまで、そのままお待ちください。
途中で電源を切るなどの操作を行うと、故障の原因となります。
-
Windowsの起動後、[VAIO アプリケーションリカバリユーティリティ]画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
-
「Adobe Premiere 6.5」をプリインストールしたVAIOをご使用の場合は、付属のCD-ROMから「Adobe Premiere 6.5」をインストールします。
それ以外のVAIOをご使用の場合は、手順17に進んでください。 -
[Adobe(R) Premiere(R) 6.5 日本語版 を本機にインストールします。]画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
引き続き、自動的に残りのソフトウェアのリカバリーが開始されます。 -
「Microsoft Office Personal Edition」がプリインストールされていないVAIOをお使いの方は、しばらくすると「「アプリケーションリカバリ」が完了しました。」とメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックし、Windowsを再起動します。
「Microsoft Office Personal Edition」がプリインストールされたVAIOをお使いの方は、引き続き付属の「Office Personalプレインストールモデルをお使いのかたへ」を参照し、「Microsoft Office Personal Edition」をインストールしてください。
以上で、リカバリーは完了です。
参考情報
リカバリーメディアを作成するには、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[VAIOリカバリユーティリティ Ver.1.*] リカバリーメディア(リカバリーディスク)を作成する方法
リカバリーメディアでもリカバリーできない場合は、下記の関連Q&Aをご参照ください。