文書番号 : S1201309003095 / 最終更新日 : 2024/10/03印刷する

ARC/eARCとは

    目次

    ARC(エー・アール・シー)とは

    オーディオ・リターン・チャンネル(Audio Return Channel) の略称です。
    ARC に対応している機器同士であれば、HDMI ケーブル 1 本でテレビとオーディオ機器を接続して双方のデジタル音声を楽しむことができます。

    ARCを利用するには、テレビとオーディオ機器の両方がARCに対応している必要があります。
    また、HDMIケーブルもARCに対応している必要があります。

    eARC(イー・エー・アール・シー)とは

    eARCは、従来からあるARCの拡張版で、エンハンスド・オーディオ・リターン・チャンネル(Enhanced Audio Return Channel)の略称です。
    HDMIケーブル内のイーサネット・チャネルおよびARC機能に使用されていた2つのピンを使用し、従来のARCでは伝送できなかった、非圧縮の5.1ch / 7.1chや、HDオーディオ(Dolby Atmos®、Dolby TrueHD、DTS:X™、DTS-HDなど)もテレビ経由で伝送できる機能です。

    eARCを利用するには、テレビとオーディオ機器の両方がeARCに対応している必要があります。
    また、HDMIケーブルもeARCに対応している必要があります。

    対応ブラビア

    接続方法

    ARC対応ブラビアの接続方法

    ARC対応のブラビアと、ARC対応のアンプやシアタースタンドシステムであれば、 HDMIケーブル 1本を接続するだけで、テレビのデジタル放送の音声をアンプやシアタースタンドシステムで楽しむことができます。

    ARCに対応しているテレビ

    ※ お店でお求めの場合、ソニー製のHDMIケーブル をご指名ください。

    なお、レコーダー等、再生機器の音声をオーディオ機器から出音する場合、 再生機器からの音声信号にテレビが対応していないと、テレビ経由での接続では、 高品質の音声を楽しめない場合があります。

    例:
    テレビのHDMI/ARC端子がDolby TrueHD 非対応のため、再生機器からの Dolby TrueHD 音声を、Dolby TrueHD-Atmosでオーディオから音声を出せない/リニアPCM 2chになる など。

    HDMIや光デジタル(OPTICAL)など、接続できる端子があり、再生機器からの音声信号にオーディオ機器が対応している場合は、テレビを経由せず、再生機器とオーディオ機器を直接接続します。

    eARC対応ブラビアの接続方法

    ブラビアを経由しても、高品質の音声を楽しむことが可能になります。
    ブラビアとオーディオ機器のeARCに対応しているHDMI端子をHDMIケーブルでつなぎます。

    例:
    テレビのHDMI/eARC端子がDolby TrueHDに対応しているため、テレビを経由しても Dolby TrueHD 5.1chでオーディオ機器から音声を出すことができます。

    参考情報
    • 「eARCモード」は、eARC対応のオーディオ機器がテレビに接続されていて、テレビの[設定]-[画面と音声]-[音声出力]-[eARCモード]-[オート]、または[設定]-[音質・音声設定]-[eARCモード]-[オート]、[スピーカー出力]が[オーディオシステム]に設定されているときに有効になります。
    • ブラビアがeARCモードでパススルーできる音声信号については、ヘルプガイドをご覧ください。

      Android TV / Google TV ブラビア ヘルプガイド
      (他機器とつなぐ>オーディオシステム>eARCでパススルーできる音声フォーマット)

    • HT-X9000F/Z9F/ST5000など、ソフトウェアアップデートによってeARC対応となるオーディオ機器もあります。
      詳しくはオーディオ機器のサポートページや取扱説明書等をご覧ください。

      サウンドバー/ホームシアターシステム 本体アップデート情報
      サウンドバー/ホームシアターシステム 取扱説明書