x-アプリ バックアップツールを利用してバックアップデータが復元できません。
x-アプリ バックアップツールを利用してバックアップデータが復元できません。
バックアップツールを使用して、x-アプリのバックアップデータの復元を行うと失敗します。
下記のSTEPを参照して、x-アプリの動作環境やバックアップデータの保存先/復元先などに問題がないかをご確認ください。
目次
内容
事前確認
バックアップデータを復元する際は、インターネットへの接続が必要です。
インターネットに接続せずに復元を行うと、「サーバーに接続できませんでした。」というエラーメッセージが表示されます。
インターネットに接続しても上記のメッセージが表示される場合は、セキュリティーソフトウェアなどの影響で、バックアップツールの通信が阻害されている可能性があります。
ソフトウェアの設定を変更し、バックアップができるかをお試しください。
設定の変更方法については、ソフトウェアのサポート先などにご相談ください。
対処方法
x-アプリの動作保証環境を満たしているかを確認します
以下のページより、x-アプリの動作保証環境をご確認ください。
https://www.sony.jp/support/pa_common/x-appli/verification/index.html
バックアップデータの復元先の空き容量を確認します
バックアップデータの復元先に十分な空き容量がない場合は、復元に失敗します。
十分な容量が確保されているドライブを保存先として指定してください。
- 参考
-
データの容量(サイズ)は、バックアップデータのプロパティー画面にて確認できます。
保存先のフォルダーを右クリックして[プロパティー]をクリックしてご確認ください。
保存先/復元先を変更します
バックアップデータの保存先や復元先に何らかの問題が発生していると、正常にバックアップや復元ができません。
保存先/復元先を変更して、改善するかを確認します。
バックアップデータの保存先について
外付けのハードディスクやUSBメモリーなどにバックアップデータを保存している場合は、パソコン上(CドライブやDドライブなどのローカルドライブ)にバックアップデータを保存し直してから、バックアップデータの復元ができるかをご確認ください。
バックアップデータの保存先について(バックアップデータを分割している場合)
バックアップデータを分割して保存した場合、分割したファイルを同じフォルダーに保存し、まとめられたフォルダーを指定する必要があります。
分割したフォルダーを1つずつ指定している場合や、1つのフォルダーに正しくまとめられていない場合は、復元することはできません。
1つのフォルダーにまとめているか、まとめたフォルダーを指定しているかをご確認ください。
- 参考
-
分割してバックアップデータを作成した場合、「0001」「0002」などの名称でフォルダーが複数作成されます。
これらのフォルダーを[復元したいバックアップデータ]として指定しても、正常に復元できません。
また、「0001」などのフォルダー内のデータを取り出して新規フォルダー内に保存した場合も、正常に復元できません。
バックアップデータの復元先について
バックアップツールで復元先を指定する際、「バックアップしたときと同じ場所に復元する」を選択して、復元に失敗する場合は、「指定したフォルダーに復元する」を選択して復元ができるかをお試しください。
「指定したフォルダーに復元する」を選択しても失敗する場合は、復元先の指定をほかドライブやフォルダーに変更して、復元ができるかをお試しください。
新しいアカウントから復元を行います
ご利用のユーザーアカウントの設定などが原因で復元ができない可能性があります。
新しいユーザーアカウントを作成し、作成したアカウントから復元ができるかをご確認ください。
アカウントを作成する方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
常駐プログラムを停止します
ほかのソフトウェアやプログラムの影響で復元ができない可能性があります。
いったん、バックアップツール以外のすべてのプログラムを停止して、復元ができるかをご確認ください。 復元を行った後は、必ず常駐プログラムの設定を元に戻してください。
- 例としてWindows 7の操作をご紹介します。
-
[スタート]ボタンをクリックし、[プログラムとファイルの検索]欄に「msconfig」と入力して、[Enter]キーを押します。
- Windows 8、Windows 8.1の場合は、検索チャームを表示して「msconfig」と入力してください。
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[システム構成]画面が表示されるので、[全般]タブの[スタートアップのオプション]を選択し、[スタートアップの項目を読み込む]のチェックをはずして、[OK]ボタンをクリックします。
-
再起動を求めるメッセージが表示されるので[再起動]ボタンをクリックします。
-
パソコンが再起動します。
以上で操作は完了です。
この状態でバックアップ/復元ができるかをご確認ください。
Windowsのファイアウォールやセキュリティーソフトウェアの設定を変更します
Windowsのファイアウォール機能やセキュリティーソフトウェアの設定の影響で、x-アプリの通信が阻害されてしまい、復元ができない可能性があります。
それぞれの設定を変更し、復元ができるかをご確認ください。
セキュリティー対策ソフトウェアの設定を変更する
インストールしているセキュリティー対策ソフトウェア(プロバイダーから提供されているセキュリティ対策ツールなども含む)の設定を変更してください。
x-APPLICATION.exeの通信を許可する設定に変更した後、復元ができるかをご確認ください。
ソフトウェアによって設定変更方法は異なります。
ご不明な場合はソフトウェアのサポート先へご相談ください。
Windowsファイアウォールの設定を変更する
x-アプリとバックアップツールを使用してもインターネットの通信が遮断されないよう、Windowsファイアウォールが動作しない例外的なプログラムに登録します。
- お使いのパソコンにより、表示される画面や項目名が異なる場合があります。
-
[スタート]ボタンをクリックし、[コントロール パネル]をクリックします。
- Windows 8、Windows 8.1の場合は、デスクトップ画面を表示した状態でチャームを表示し、[設定]をクリックします。
[設定]チャームに表示される[コントロール パネル]をクリックしてください。
- Windows 8、Windows 8.1の場合は、デスクトップ画面を表示した状態でチャームを表示し、[設定]をクリックします。
-
コントロールパネルが表示されるので、[システムとセキュリティ]-[Windows ファイアウォール]-[Windows ファイアウォールによるプログラムの許可]をクリックします。
-
[許可されたプログラム]画面が表示されるので、[設定の変更]ボタンをクリックして、[許可されたプログラムおよび機能]の一覧に、「x-アプリ」「x-アプリ バックアップツール」が表示されているかを確認します。
「x-アプリ」「x-アプリ バックアップツール」にチェックがついていない場合は、クリックしてチェックをつけます。- 参考
-
一覧に「x-アプリ」「x-アプリ バックアップツール」が表示されない場合は、項目を追加します。
[別のプログラムの許可]ボタンをクリックし、表示された画面から「x-アプリ」「x-アプリ バックアップツール」を選択して[追加]ボタンをクリックしてください。
-
[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
バックアップデータ自体に問題がないかを確認します
バックアップデータに問題がある場合は、復元ができない可能性があります。
複数台のパソコンをご利用の場合などは、別のパソコンで復元ができるかをお試しください。
別のパソコンには復元ができる場合は、パソコン側に何らかの問題が生じている可能性がありますので、パソコンのサポート先などにご相談ください。
別のパソコンにも復元できない場合や、別のパソコンをお持ちではない場合は、可能であれば再度バックアップを行い、バックアップデータを再取得して、改善されるかを確認してください。
すべての操作をおこなっても改善しない場合は、こちらのページからお問い合わせください。
- 参考
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x-アプリ バックアップツールを利用し、バックアップ・復元ができない場合は、以下の方法にて代用することも可能です。
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ウォークマン本体から逆転送する:
パソコンの買い替えなどで、別のパソコンにデータを移行したい場合は、ウォークマンからの逆転送をお試しください。- x-アプリ Ver.3.0以降をご利用で、著作権保護された楽曲(mora購入曲 2012/9/30以前の購入分など)を除く
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音楽CDを作成する:
x-アプリのCD作成機能を利用して音楽CDを作成し、バックアップの代用とします。
移行先のパソコンで、作成した音楽CDから取り込みをおこなってください。
音楽CDの作成方法については、以下のページをご参照ください。「x-アプリ」の使い方 CDを作成する:
https://www.sony.jp/support/pa_common/x-appli/howto/cd_burn.html
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