[VAIO Care Ver.7.*] ハードウェアを診断する方法
[VAIO Care Ver.7.*]
ハードウェアを診断する方法
- 「VAIO Care」を使用して、ハードウェアを診断する方法について教えてください。
- ハードウェアを診断する際の注意事項を教えてください。
PCのトラブルを未然に防ぐため、注意事項をご確認の上、定期的に診断をお試しください
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- VAIO Care Ver.7.*
説明
PCに発生する不具合には、ハードウェアが故障している場合と、ソフトウェアやPCの設定などが原因となっている場合とがあります。
「VAIO Care」のハードウェア診断機能を使用して、VAIOに不具合が発生した際に、ハードウェアに故障があるかどうかを診断できます。
- 画像は一例です。
内容
事前確認
「VAIOハードウェア診断ツール」のバージョンにより、診断機能が異なることがあります。
バージョンの確認方法については、下記をご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 7] インストールされているWindows 7が32bit版か64bit版のどちらか
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Windows 7 64ビットの場合
C:\Program□Files□(x86)\Sony\VAIO□Recovery\plugins\vhdversion.txt- 上記の□は半角スペースです。
-
Windows 7 32ビットの場合
C:\Program□Files\Sony\VAIO□Recovery\plugins\vhdversion.txt- 上記の□は半角スペースです。
操作方法
診断を行う際の注意事項
-
「VAIO Care」は、最新のバージョンにアップデートしてご使用ください。
-
通常起動(Normalモード)で実行してください。
セーフモード(Safeモード)で診断を行うと、正しい結果を得られません。 -
常駐しているプログラムで終了可能なものは、すべて終了してから診断を行います。
システムを常時監視しているソフトウェア(ウイルス除去ソフトウェアなど)や、ソフトウェアが常駐している環境では、正しい診断結果が得られない、実行にかかる時間が非常に遅くなる、途中で停止するなどの可能性があります。 -
「VAIO Care」のハードウェア診断は、VAIO本体各部のハードウェアをテストするための機能です。
ネットワーク、USBなどの一部の項目を除き、周辺機器を診断したり、周辺機器が接続された状態を診断する機能はありません。
ハードウェアを診断する方法
- ご使用のバージョンにより表示される画面が異なる場合があります。
-
[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]-[VAIO Care]をクリックします。
- [ASSIST]ボタンが搭載されているモデルの場合は、[ASSIST]ボタンを押します。
-
[VAIO Care]画面が表示されるので、[その他の機能]をクリックし、[診断]をクリックします。
-
診断できる項目の一覧が表示されるので、診断したい項目をクリックします。
-
手順4.で選択した項目の診断が始まるので、表示される画面に沿って操作を行います。
- 上記はCPUテストの場合の画面です。
診断できる項目
「VAIO Care」の[その他の機能]-[診断]をクリックすると、以下の項目について個別に診断ができます。
高度な診断をする場合は、[VAIO Care Settings]画面で設定を変更する必要があります。
操作手順については、参考情報をご参照ください。
- 診断できる項目は、お使いのVAIOや「VAIO Care」のバージョンによって異なります。
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ネットワークとワイヤレス
インターネット接続を自動修復します。
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CPU
CPUの状態(パフォーマンスなど)を診断します。
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メモリー
「Windowsメモリ診断ツール」でPCのメモリーにエラーがあるかを診断します。
すぐに再起動して問題を診断するか、次回PCを起動する際に診断するかを選べます。- ご注意
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- すぐに再起動して診断を行う場合は、必ず作業中のファイルを保存し、起動中のプログラムをすべて終了してください。
- コンピューターをメモリーのテストは、止まっているように見えても続いています。テストが終わるまで、PCを使い始めないでください。
- PCを再起動して診断が始まってから数分かかる場合があります。メモリーの診断が終わると、PCは自動的に再起動します。
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ハードディスク
ハードディスクのパフォーマンスを評価します。
診断したいドライブを選んで[OK]をクリックします。- ご注意
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- 上級者向けの高度な診断を表示している場合は、この項目は表示されません。
- 搭載されているハードディスクのサイズによって、診断にかかる時間が変わります。目安は100GBで1時間です。
- 暗号化されたハードディスクは診断できません。
- SSD搭載モデルの場合は、[ハードドライブ]の項目が表示されないことがあります。
「VAIO Care」ではOSから取得した情報をもとに診断項目を表示しているため、同じモデルでも表示が異なる場合があります。
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ディスプレイ
PCのビデオカード(ディスプレイアダプター)とビデオドライバーのパフォーマンスを診断します。
ビデオカードとビデオドライバーは、液晶ディスプレイに画像などを表示する際に使用されます。- ご注意
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ビデオの診断を始めると、液晶ディスプレイでは色とパターンが次々に表示されます。
パターンは高速で点滅する場合がありますので、近くで液晶ディスプレイを見ないようにご注意ください。
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CDドライブ
CDドライブのパフォーマンスを分析します。
データを記録しているCDメディアをドライブに入れてください。- 「VAIOハードウェア診断ツール Ver.4.4」以降をご使用の場合は、音楽CDでの診断が可能です。
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DVDドライブ
DVDドライブのパフォーマンスを分析します。
データを記録しているDVDメディアをドライブに入れてください。- 「VAIOハードウェア診断ツール Ver.4.4」以降をご使用の場合は、DVDビデオでの診断が可能です。
なお、ブルーレイレコーダーやDVDレコーダーで作成したDVDビデオは、ファイナライズ処理されている場合のみ診断できます。
- 「VAIOハードウェア診断ツール Ver.4.4」以降をご使用の場合は、DVDビデオでの診断が可能です。
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メモリースティックコントローラー
メモリースティックスロットとドライバーが正常に動作するかを診断します。
メモリースティックをメモリースティックスロットに入れてください。
このテストでは、メディア自体のチェックは行いません。 -
SDスロットコントローラー
SDメモリーカードスロットとドライバーが正常に動作するかを診断します。
- ご注意
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[SDスロットコントローラー]項目は「VAIOハードウェア診断ツール Ver.4.4」以降から表示されます。 また、診断に使用するSDカードには、1KB以上の空き領域が必要です。
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USB
PCのUSBポートの動作を診断します。
USBの診断は、USBのインターフェイスとドライバーの診断のみで、取り付けられたUSB機器の診断は行いません。- ご注意
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USB接続のキーボード、マウスが付属しているモデルの場合は、接続しているままの状態で診断を行います。
上記以外のUSB機器を接続している場合は、取りはずしてから診断を行います。
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LAN
ネットワークアダプターの機能をチェックします。
この診断では、インターネットの接続テストは行いません。 -
バッテリー
PCのバッテリーの充電能力を計測します。
バッテリーの状態として、[良好]、[正常]、[注意]、[警告]のいずれかがバッテリー診断の画面に表示されます。
バッテリーの状態が[注意]、または[警告]の場合には、できるだけ早くバッテリーを交換してください。 -
ブルーレイドライブ
ブルーレイディスクドライブのパフォーマンスを分析します。
データを記録しているブルーレイディスクをドライブに入れてください。
また、下記の条件を満たしている場合は、BDXLメディアでの診断が行えます。- 「VAIOハードウェア診断ツール Ver.4.4」以降がインストールされている
- BDXL対応のブルーレイディスクドライブを搭載している
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メディアチェック
CD/DVD/BDドライブに入っているメディアの種類を調べます。
種類を調べたいメディアをドライブに入れてください。
また、下記の条件を満たしている場合は、BDXLメディアの種類を調べられます。- 「VAIOハードウェア診断ツール Ver.4.4」以降がインストールされている
- BDXL対応のブルーレイディスクドライブを搭載している
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ハードディスク診断(簡易診断)
※高度な診断- ご注意
-
RAIDやSSDは診断できません。
外部スキャン、内部スキャン、ランダム読み出しのテストを行います。
ハードディスクのサイズや保存しているデータ量、テストで確認する問題の数や複雑さにもよりますが、このテストには1分から5分かかります。
進行状況は、[VAIO Care]画面の右下に表示されます。 -
ハードディスク診断(詳細診断)
※高度な診断- ご注意
-
RAIDやSSDは診断できません。
この診断では、ハードディスクの各領域を読み出すテストを行います。
ハードディスクのサイズや保存しているデータ量、テストで確認する問題の数や複雑さにもよりますが、このテストには4時間以上かかる場合があります。
進行状況は、[VAIO Care]画面の右下に表示されます。 -
光学ドライブ
※高度な診断CD/DVD/BDドライブに使用されているレーザー、モーター、およびチップをチェックします。
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冷却ファン
※高度な診断冷却ファンのパフォーマンスをチェックします。
冷却ファンは加熱による故障を防ぐため、PCを冷却するのに使われています。
参考情報
高度な診断をする場合は、「VAIO Care」の設定画面で上級者向けの機能を表示する必要があります。
操作手順については、下記をご参照ください。
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[VAIO Care]画面の右上にあるをクリックします。
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[VAIO Care Settings]画面が表示されるので、[高度な設定]をクリックし、[上級者向けの診断ツールとリカバリーツールを表示する]にチェックをつけます。
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[OK]ボタンをクリックし、[VAIO Care Settings]画面を閉じます。
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[診断]画面と[復元とリカバリー]画面に、上級者向けの機能が表示されます。
[診断]画面
[高度な診断]が表示され、より詳細な診断ができます。[復元とリカバリー]画面
[スタートアップ]が表示され、[BIOS設定]と[VAIO スタートアップ設定ツール]が使用できます。-
[BIOS設定]
PCを再起動して、BIOSセットアップメニューを表示します。 -
[VAIO スタートアップ設定ツール]
VAIOにインストールされているソフトウェアの常駐を一時的に解除し、お買い上げ時の状態に戻したり、各ソフトウェアの常駐を個別に解除できます。
操作方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
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