[Windows 7] Cドライブの空き容量が少なくなった
[Windows 7]
Cドライブの空き容量が少なくなった
- Cドライブの空き容量が足りないとエラーが表示されます。
- ハードディスクの空き容量を増やす方法を知りたいです。
必要なファイルをほかのメディアに移動するのがおすすめの解決方法です
対象製品
Windows 7
説明
- 不要なファイルは削除し、必要なファイルは外部のメディアに移動します。
- ハードディスクを増設して、容量の大きなファイルを移動するのがおすすめです。
目次
内容
はじめに
Cドライブの空き容量が減る症状についての解説
PCは、OSが搭載されているCドライブにある程度の空き容量がないと、Windowsやアプリケーションが正しく動作しなくなります。
自分で作ったファイルも、通常はCドライブ上の「ドキュメント」フォルダー内に保存されるので、普通に使っていると徐々に空き容量が減っていきます。
特に、ビデオカメラから取り込んだ動画、高解像度のデジタルカメラで撮影した写真、音楽CDを録音した音楽データなどは、サイズが大きいため、これらを多く保存していると、Cドライブがいっぱいになってしまうことがあります。
Cドライブの空き容量を増やすには、不要なファイルを削除し、必要なファイルをDVD-Rなどのメディアに移動するか、またはハードディスクを増設するのが主な対処方法です。
最近では大容量で接続も簡単なUSB接続のハードディスクが安価で販売されています。
ファイルやフォルダーの容量を調べる方法
ファイルやフォルダーの容量が正確にわかれば、ファイルを削除したりバックアップして空き容量を増やす作業を効率よく進められます。
容量を調べる方法は、以下のビギナーズガイドをご覧ください。
調べたいファイルやフォルダー、ドライブのアイコンを表示し、右クリックして[プロパティ]を選択します。
[~のプロパティ]画面が表示されるので、[サイズ]の数値を確認します。
- ご注意
-
Cドライブなどのドライブそのものや、大量のファイルが保存されたフォルダーの容量を調べる場合、計算に時間がかかる場合があります。
解決方法
不要なデータファイルを削除する
[ドキュメント]フォルダー内に自分が作成したデータファイルの中に、不要であることがわかっている容量の大きなファイルがあれば、削除を検討してください。 ただし、一度削除したデータは復元できませんのでご注意ください。
削除したいファイルやフォルダーを右クリックし、表示されるメニューから[削除]をクリックします。
デスクトップの[ごみ箱]を右クリックし、表示されるメニューから[ごみ箱を空にする]をクリックします。
削除を確認するメッセージ画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
Cドライブには、Windowsや各種アプリケーションが動作するために欠かせないファイルも多数保存されています。 エクスプローラーは設定によってはこれらのファイルも表示するので、誤って重要なファイルを消してしまわないよう注意が必要です。
特に、以下のフォルダーにあるファイルは削除や移動をしないようにご注意ください。
- C:\Windows
- C:\Program Files
- C:\Program Data
削除や移動は、以下のようにご自身の操作で作成されたファイルの中からご検討ください。
- 自分で撮影した写真やビデオ
- 自分で録音した音楽CD
- 「Word」や「Excel」などのアプリケーションで作成したデータ
- ウェブサイトからダウンロードしたデータ
容量の大きなデータファイルをDVD-Rなどに移動する
ハードディスク内が大量のファイルで満たされている場合、不要なファイルを一つひとつ確認して削除しても大きな効果は得られません。
DVD-Rなどの容量の大きな書き込み型光学メディアを用意して、写真データなど長期保存したいファイルをバックアップして、ハードディスク上から消去する方が効率的です。
ハードディスクを増設する
USBケーブルで手軽に接続できる外付けハードディスク(別売)を利用します。 最近では数百GB単位の容量の製品が手ごろな価格で販売され、据え置き型やポータブルタイプなどバリエーションも豊富です。
DVD-Rなどへの書き込みと異なり、通常のハードディスク上のコピーや移動と同じ手順で行えるので、操作に戸惑うこともありません。この方法が、効果も大きく手順も簡単なため、一番おすすめです。
- ご注意
-
他社製の周辺機器の接続について、ソニーでは動作確認や保証はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
そのほかの解決方法
お客様が作成したデータではなく、Windowsが自動でデータを作成してハードディスクを圧迫する場合もあります。 このようなときは、Windowsの設定を変更することで、改善する場合があります(大きな削減効果は見込めません)。
システムの復元ポイントを削除する
復元ポイントとは、以前の状態にPCを戻す機能です。 PCは、周辺機器を接続したり、アプリケーションをインストールすることでシステムの状態が変わります。 システムの復元を使えば、状態が変わるときに以前の状態を保存し、必要があればそのときの状態に戻せます。
Windows 7は、出荷状態ではシステムの復元ポイントを多数作成するように設定されています。最新の復元ポイントのみを保存するように設定変更することで、ハードディスクを節約できます。
- ご注意
-
以下の操作を行うと、最新以外の古い復元ポイントがすべて削除されます。 現状であまりPCが安定していなかったり、新しいアプリケーションや周辺機器を頻繁に導入される方は、この操作はおすすめできません。
[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]から[ディスク クリーンアップ]をクリックします。
[ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択]画面が表示された場合は、[ドライブ]欄の[▼]をクリックし、ディスククリーンアップを実行するドライブを選択して[OK]ボタンをクリックします。
「どれくらいの空き領域を作成できるかを計算しています。」というメッセージ画面が表示されるので、しばらく待ちます。
[ディスク クリーンアップ]画面が表示されるので、[システム ファイルのクリーン アップ]ボタンをクリックします。
[ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択]画面が表示された場合は、[ドライブ]欄の[▼]をクリックし、ディスククリーンアップを実行するドライブを選択して[OK]ボタンをクリックします。
[ディスク クリーンアップ]画面が表示されるので、[詳細オプション]タブをクリックし、[システムの復元とシャドウ コピー]欄にある[クリーンアップ]ボタンをクリックします。
「最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除しますか?」というメッセージが表示されるので、[削除]ボタンをクリックします。
[ディスク クリーンアップ]画面に戻るので、[OK]ボタンをクリックします。
「これらのファイルを完全に削除しますか?」というメッセージ画面が表示されるので、[ファイルの削除]ボタンをクリックします。
[ディスク クリーンアップ]画面に戻るので、[OK]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
ディスククリーンアップを定期的に実行する
ディスククリーンアップとは、ハードディスク内の一時ファイル、およびごみ箱の中身などのファイルの消去や、使用しないプログラムなどの消去を行い、ディスク領域を確保するためのユーティリティーです。 ディスククリーンアップを定期的に実行すると、ディスクの空き容量が整理され、システムパフォーマンスが維持できます。
ディスククリーンアップを実行することで、使用していないファイルを削除できます。 定期的に実行することをおすすめします。
操作方法は以下のQ&Aでご確認ください。