文書番号 : S0911111069110 / 最終更新日 : 2019/04/26印刷する

ピントが合わない/被写体がぼやける(サイバーショット)

    Q

    ピントが合わない/被写体がぼやける(サイバーショット)

     
    A

    被写体との距離や撮影環境によってはオートフォーカスでもピントが合わせにくい場合があります。以下の対処方法をご確認ください

    内容

    対処方法

    被写体までの距離が近すぎる場合

    被写体までの最短で撮影できる距離(最短撮影距離)は機種によって異なります。最短撮影距離以下の近すぎる位置で撮影すると、ピントが合わず被写体がぼやけてしまうため、距離をとって撮影してください。
    最短撮影距離は、取扱説明書や主な仕様のWebページを参考にしてください。
    以下はDSC-RX100M4の主な仕様の例で、おまかせオートモード時の最短撮影距離は約5cmで、最大望遠時の最短撮影距離は約30cmです。

    レンズが汚れている場合

    レンズにほこりや汚れが付着していると、被写体にピントが合わせにくくなってしまう場合があります。レンズが汚れている場合は、乾いたやわらかい布で拭きとってください。

    ピントが合いにくい被写体や撮影環境の場合

    以下の被写体や撮影環境の場合は、ピントが合わせにくい場合があります。

    • 青空や白壁など、背景と被写体の色が同化してコントラストが少ない状態

    • フォーカスエリアの中に距離の異なるものが混在している状態

    • ビルの外観など、繰り返しパターンの連続する被写体

    • 明るい被写体 、逆光になっている被写体

    • 宝石、水面などのきらきら輝いている被写体、点滅、光沢のある被写体

    • 高速で移動する被写体

    • ガラス越しの被写体

    これらの被写体を撮影するときにピントが合いにくい場合は、以下の方法をおためしください。

    1. 別の被写体にピントが合うか確認します。
      被写体とほぼ同じ位置にあるものに、シャッターボタンを半押しして緑色の枠が表示された状態(フォーカスロック)になるか確認します。

    2. 手動でピントを合わせます。
      MENU→(撮影設定)→[フォーカスモード]→[マニュアルフォーカス]または[DMF]を選択し、コントロールリングを左右に回してピントを合わせます。

    撮影したい被写体の前後にピントが合ってしまった場合

    ピントが前あるいは後ろの被写体に合ってしまったときは、フォーカスモードをAF-S(シングルAF)に設定すると、希望する被写体に固定できます。

    操作手順

    1. MENU→(撮影設定)→[フォーカスモード]→[シングルAF]を選択します。

    2. ピントを合わせたい被写体にフォーカスエリアを合わせ、シャッターボタンを半押しします。

    3. ピントが固定された状態で、撮りたい構図に合わせてシャッターボタンを押します。

    移動する被写体のピントが合わない場合

    移動する被写体はピントが合いにくいため「中央ボタン押しロックオンAF(追尾フォーカス)」や「コンティニュアスAF」で撮影します。

    • 中央ボタン押しロックオンAF
      中央ボタンを押すことで画面中央にある被写体を検出し、その被写体を追尾し続けます。

    操作手順

    1. MENU→(撮影設定)→[中央ボタン押しロックオンAF]→[入]を選択します。

    2. ゲット枠を被写体に合わせて、コントロールホイール中央の[]ボタンを押します。
      追尾を解除する場合は、もう一度[]ボタンを押します。

      • 被写体を見失っても、再度被写体が現れると発見し復帰することができます。

       

    3. ターゲット枠が被写体に合ったら、シャッターボタンを押します。

    中央ボタン押しロックオンAF(追尾フォーカス)を設定した撮影方法や作例は、以下のWebページをご覧ください。

     
    同じ撮影距離で一部の被写体のみにピントが合ってしまう場合

    カメラのモードダイヤルをA(絞り優先)に設定し、絞り(F値)を変更します。
    カメラの絞りを絞ることで、全体的にピントが合った写真が撮影できます。

    絞りを開けた写真(例:絞り値2.8)

    絞りを絞った写真(例:絞り値16)

    操作手順

    1. カメラのモードダイヤルをA(絞り優先)にします。

      • このモードは、絞り以外は適正露出になるようにカメラが自動で設定をします。

       

    2. コントロールリングを動かして絞り(F値)を大きくします。

      • 暗い場所で絞りを大きくすると、光の取り込みが少なくなるため手振れしやすくなります。
        手振れしやすい場合は、三脚などを使うと手振れを防ぐことができます。

       

    絞りを設定した撮影方法や作例は、以下のWebページをご覧ください。

    上記をおこなっても改善されない場合

    上記をおこなっても改善されない場合、本体が故障している可能性があります。
    お買い上げの販売店へご相談いただくか、以下のページから修理をお申し込みください。
    その際はお使いのカメラ本体、バッテリー、バッテリーチャージャー(充電器)、USBケーブル、ACアダプターの一式をご用意ください。