[Windows 2000,Me,98SE] リカバリーメディア(リカバリーディスク)で再セットアップする方法(2000年5月-2001年12月発売モデル)
[Windows 2000,Me,98SE]
リカバリーメディア(リカバリーディスク)で再セットアップする方法(2000年5月-2001年12月発売モデル)
リカバリーメディア(リカバリーディスク)でのリカバリー(再セットアップ・初期化)、パーティションのサイズを変更する方法について教えてください。
リカバリーメディアを使用してリカバリーを行う方法は、ご使用のOSにより異なります
対象製品
VAIO PC全般
- 2000年5月~2001年12月発売モデル(一部のモデルを除く)
- 対象OS
- Windows 2000
Windows Me
Windows 98SE
説明
リカバリーメディアを使用して、以下の作業が行えます。
- ハードディスクを初期化したうえで、工場出荷時状態に戻すことができます。
- ハードディスクを初期化して、パーティションのサイズを変更できます。
D:ドライブは、「DVgate」ソフトウェアで取り込んだ動画など、サイズが大きいデータを保存したり、操作するための領域(データスペース)として使えるように設定されています。
動画の取り込みや書き出しを行う場合は、大容量のデータを高速で読み書きするため、ハードディスクの断片化が起こり、フレーム落ちの原因となります。そのため、データスペースとしてご使用になるパーティションは、ハードディスクの空き容量が常に連続になるよう、最適化(デフラグ)またはフォーマットを行ってください。
パーティションを区切ると、OSはC:ドライブにインストールされます。
C:ドライブを最適化(デフラグ)するのに非常に時間がかかる場合がありますので、パーティションサイズを変更した場合においても、D:ドライブをデータスペースとしてご使用になることをおすすめします。
目次
内容
事前確認
- ご注意
-
ソニーでは、リカバリーメディアで工場出荷時状態と同等にした場合のみをサポートの前提としております。
工場出荷時状態からパーティションを変更してインストールしたり、ソフトウェアを削除したり、一部のソフトウェアのみのインストール状態での使用など、特定の状態のみで発生する現象、または不具合については、回避方法などをご案内できない場合がございます。
あらかじめご了承ください。パーティションサイズを工場出荷時の状態で使用している場合には、「C:ドライブのリカバリー」を推奨しています。
このリカバリー方法では、Dドライブのデータは保持されるので、バックアップデータを保存しておくことが可能です。
以下のように、問題の原因がDドライブにあると思われる場合には、「出荷時状態へリカバリー」を行い、問題の解決を試みてください。
ただし、このリカバリー方法ではすべてのデータが削除されます。- Dドライブにソフトウェア・別OSなどをインストールしている。
- Dドライブを使用するソフトウェアで問題が発生している。
- ウイルスに感染している可能性があり、感染範囲を特定できない。
BIOSのパスワードを設定している場合、パスワードを忘れるとリカバリーできなくなります。
絶対にBIOSのパスワードを忘れないでください。その他、リカバリー時の注意事項については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
操作方法
C:ドライブのみフォーマットしてリカバリーする方法
Windows 2000プリインストールモデルの場合
-
付属の「システムリカバリCD-ROM」の1枚目(Vol.1of2、またはVol.1of3)をCD/DVDドライブに入れます。
- PCV-RX70Kの場合は、DVD-ROMドライブではなく、CD-RWドライブに入れます。
-
Windowsが起動している場合は終了し、VAIOの電源を切ります。
-
30秒ほど待ってから、電源スイッチを押してVAIOの電源を入れます。
しばらくするとCD-ROMから起動し、リカバリーメディア上のプログラムが動作します。 -
「何かキーを押してください。」というメッセージが表示されたら、キーボード上のキーを押します。
-
下記のようなメニューが表示されるので、「1.フォーマットしてリカバリ...」を選び、[Enter]キーを押します。リカバリーを中止するときは[4]を選びます。
- フォーマットしてリカバリ...:C:ドライブにあるファイルをすべて削除して、お買い上げ時のソフトウェアを復元します。
- パーティションサイズの変更...:C:ドライブとD:ドライブのサイズを変更してから、お買い上げ時のソフトウェアを復元します。
- 出荷時状態へリカバリ...:パーティションをお買い上げ時の状態に戻してから、ソフトウェアを復元します。
- リカバリCDを終了する...:リカバリーを中止します。
-
画面の指示にしたがって操作します。操作を続けるかどうか聞かれたときは、[Y]キーを押して[Enter]キーを押します。
-
「システムリカバリCD-ROM」のセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、画面の指示にしたがって「システムリカバリCD-ROM」を取り出してから、VAIOの電源を切ります。
-
VAIOの電源を入れます。
-
Windows 2000をセットアップします。セットアップが終了すると、VAIOが再起動します。
-
ユーザー名に管理権限者名(Administrator)を入力してログオンし、「アプリケーションリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。
自動的にソフトウェアのセットアップが始まります。
ソフトウェアのセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 -
「Office 2000 Personal」が付属しているモデルの場合には、付属のOffice 2000 Personalプリインストールパッケージで「Microsoft Office 2000 Personal」のすべての機能をインストールします。
Windows Meプリインストールモデルの場合
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付属の「システムリカバリCD-ROM」の1枚目(Vol.1of2、またはVol.1of3)をCD/DVDドライブに入れます。
-
Windowsが起動している場合は終了し、VAIOの電源を切ります。
-
30秒ほど待ってから、電源スイッチを押してVAIOの電源を入れます。
しばらくするとCD-ROMから起動し、リカバリーメディア上のプログラムが動作します。 -
「何かキーを押してください。」というメッセージが表示されたら、キーボード上のキーを押します。
-
下記のようなメニューが表示されるので、「1.フォーマットしてリカバリ...」を選び、[Enter]キーを押します。リカバリーを中止するときは[4]を選びます。
- フォーマットしてリカバリ...
C:ドライブにあるすべてのファイルを削除したうえで、出荷時のソフトウェアを復元します。 - パーティションサイズの変更...
C:ドライブとD:ドライブのサイズを変更できます。その後、ハードディスクをフォーマットしたうえで、ファイルが復元されます。それ以前にハードディスクに会ったデータはC:ドライブ、D:ドライブとも含めてすべて失われてしまいます。 - 出荷時状態へリカバリ...
現在あるすべてのパーティションを削除し、出荷時状態へパーティションを強制的に戻します。そのうえでソフトウェアを復元します。 - システムリカバリCD-ROMを終了する...
リカバリーを中止します。
- フォーマットしてリカバリ...
-
画面の指示にしたがって操作します。操作を続けるかどうか聞かれたときは、[Y]キーを押して[Enter]キーを押します。
「本当にいいですか?」と確認のメッセージが表示されるので、[Y]キーを押して[Enter]キーを押します。 -
「システムリカバリCD-ROM」のセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、画面の指示にしたがって「システムリカバリCD-ROM」を取り出してから、再起動を行います。
-
Windows Meをセットアップします。
-
Windows Meのセットアップが終了したら、「アプリケーションリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。
自動的にソフトウェアのセットアップが始まります。
ソフトウェアのセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 -
「Office 2000 Personal」が付属しているモデルの場合には、付属のOffice 2000 Personalプリインストールパッケージで「Microsoft Office 2000 Personal」のすべての機能をインストールします。
Windows 98SEプリインストールモデルの場合
-
付属の「システムリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。
-
Windowsが起動している場合は終了し、VAIOの電源を切ります。
-
30秒ほど待ってから、電源スイッチを押してVAIOの電源を入れます。
しばらくするとCD-ROMから起動し、リカバリーメディア上のプログラムが動作します。 -
「何かキーを押してください。」というメッセージが表示されたら、キーボード上のキーを押します。
-
下記のようなメニューが表示されるので、「1.フォーマットしてリカバリ...」を選び、[Enter]キーを押します。
リカバリーを中止するときは[4]を選びます。- フォーマットしてリカバリ...:C:ドライブにあるファイルをすべて削除して、お買い上げ時のソフトウェアを復元します。
- パーティションサイズの変更...:C:ドライブとD:ドライブのサイズを変更してから、お買い上げ時のソフトウェアを復元します。
- 出荷時状態へリカバリ...:パーティションをお買い上げ時の状態に戻してから、ソフトウェアを復元します。
- リカバリCDを終了する...:リカバリーを中止します。
-
画面の指示にしたがって操作します。
操作を続けるかどうか聞かれたときは、[Y]キーを押して[Enter]キーを押します。 -
「システムリカバリCD-ROM」のセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、画面の指示にしたがって「システムリカバリCD-ROM」を取り出してから、VAIOを再起動します。
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Windows 98をセットアップします。
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Windows 98のセットアップが終了したら、「アプリケーションリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。
自動的にソフトウェアのセットアップが始まります。
ソフトウェアのセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 -
「Office 2000 Personal」が付属しているモデルの場合には、付属のOffice 2000 Personalプリインストールパッケージで「Microsoft Office 2000 Personal」のすべての機能をインストールします。
パーティションサイズを変更してリカバリーする方法
Windows 2000プリインストールモデルの場合
-
付属の「システムリカバリCD-ROM」の1枚目(Vol.1of2、またはVol.1of3)をCD/DVDドライブに入れます。
- PCV-RX70Kの場合は、DVD-ROMドライブではなく、CD-RWドライブに入れます。
-
Windowsが起動している場合は終了し、VAIOの電源を切ります。
-
30秒ほど待ってから、電源スイッチを押してVAIOの電源を入れます。
しばらくするとCD-ROMから起動し、リカバリーメディア上のプログラムが動作します。 -
「何かキーを押してください。」というメッセージが表示されたら、キーボード上のキーを押します。
-
メニュー画面が表示されたら、「2.パーティションサイズの変更...」を選び、[Enter]キーを押します。
パーティションサイズの選択画面が表示されます。
[Esc]キーを押すと、現在のパーティションサイズを確認できます。 -
パーティションサイズを選び、[Enter]キーを押します。
パーティションサイズの変更を中止する場合は、[N]キーを押してから[Enter]キーを押すと手順5のメインメニュー画面に戻ります。 -
画面の指示にしたがって操作します。操作を続けるかどうかを聞かれたときは[Y]キーを押し、[Enter]キーを押します。
パーティションサイズが変更され、自動的に再起動します。再起動後、各ドライブが初期化され、リカバリーが始まります。 -
「システムリカバリCD-ROM」のセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、画面の指示にしたがって「システムリカバリCD-ROM」を取り出してから、VAIOの電源を切ります。
-
VAIOの電源を入れます。
-
Windows 2000をセットアップします。
セットアップが終了したら、VAIOを再起動します。 -
ユーザー名に管理権限者名(Administrator)を入力してログオンし、「アプリケーションリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。自動的にソフトウェアのセットアップが始まります。
ソフトウェアのセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 -
「Office 2000 Personal」が付属しているモデルの場合は、付属のOffice 2000 Personalプリインストールパッケージで「Microsoft Office 2000 Personal」のすべての機能をインストールします。
Windows Meプリインストールモデルの場合
-
付属の「システムリカバリCD-ROM」の1枚目(Vol.1of2、またはVol.1of3)をCD/DVDドライブに入れます。
-
Windowsが起動している場合は終了し、VAIOの電源を切ります。
-
30秒ほど待ってから、電源スイッチを押してVAIOの電源を入れます。しばらくするとCD-ROMから起動し、リカバリーメディア上のプログラムが動作します。
-
「何かキーを押してください。」というメッセージが表示されたら、キーボード上のキーを押します。
-
メニュー画面が表示されたら、「2.パーティションサイズの変更...」を選び、[Enter]キーを押します。パーティションサイズの選択画面が表示されます。
[Esc]キーを押すと、現在のパーティションサイズを確認できます。 -
パーティションサイズを選び、[Enter]キーを押します。
パーティションサイズの変更を中止する場合は、[N]キーを押してから[Enter]キーを押すと、手順5のメインメニュー画面に戻ります。 -
画面の指示にしたがって操作します。操作を続けるかどうかを聞かれたときは[Y]キーを押し、[Enter]キーを押します。
パーティションサイズが変更され、自動的に再起動します。再起動後、各ドライブが初期化され、リカバリーが始まります。 -
「システムリカバリCD-ROM」のセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、画面の指示にしたがって「システムリカバリCD-ROM」を取り出してから、再起動します。
-
Windowsをセットアップします。
-
Windowsのセットアップが終了したら「アプリケーションリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。
自動的にソフトウェアのセットアップが始まります。
ソフトウェアのセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 -
「Office 2000 Personal」が付属しているモデルの場合には、付属のOffice 2000 Personalプリインストールパッケージで「Microsoft Office 2000 Personal」のすべての機能をインストールします。
Windows 98SEプリインストールモデルの場合
-
付属の「システムリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。
-
Windowsが起動している場合は終了し、VAIOの電源を切ります。
-
30秒ほど待ってから、電源スイッチを押してVAIOの電源を入れます。しばらくするとCD-ROMから起動し、リカバリーメディア上のプログラムが動作します。
-
「何かキーを押してください。」というメッセージが表示されたら、キーボード上のキーを押します。
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メニュー画面が表示されたら、「2.パーティションサイズの変更...」を選び、[Enter]キーを押します。パーティションサイズの選択画面が表示されます。
[Esc]キーを押すと、現在のパーティションサイズを確認できます。 -
パーティションサイズを選び、[Enter]キーを押します。
パーティションサイズの変更を中止する場合は、[N]キーを押してから[Enter]キーを押すと、手順5のメインメニュー画面に戻ります。 -
画面の指示にしたがって操作します。操作を続けるかどうかを聞かれたときは[Y]キーを押し、[Enter]キーを押します。
パーティションサイズが変更され、自動的に再起動します。再起動後、各ドライブが初期化され、リカバリーが始まります。 -
「システムリカバリCD-ROM」のセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、画面の指示にしたがって「システムリカバリCD-ROM」を取り出してから、再起動します。
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Windowsをセットアップします。
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Windowsのセットアップが終了したら「アプリケーションリカバリCD-ROM」をCD/DVDドライブに入れます。
自動的にソフトウェアのセットアップが始まります。
ソフトウェアのセットアップが終わるとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 -
「Office 2000 Personal」が付属しているモデルの場合には、付属のOffice 2000 Personalプリインストールパッケージで「Microsoft Office 2000 Personal」のすべての機能をインストールします。
参考情報
付属のリカバリーメディアには「システムリカバリCD-ROM」と「アプリケーションリカバリCD-ROM」の2種類があり、工場出荷時のハードディスクにあるすべてのファイルが保存されています。
誤ってハードディスクを初期化してしまったり、あらかじめインストールされているソフトウェアを消してしまった場合には、「システムリカバリCD-ROM」と「アプリケーションリカバリCD-ROM」の両方のリカバリーメディアを使用してハードディスクの内容を工場出荷時状態に戻すことができます。
モデルによるリカバリーメディアの形態の差違については、下記の関連Q&Aをご参照ください。