ノイズキャンセリングが効かない | WF-1000XM5
このページでは、WF-1000XM5でノイズキャンセリング効果が得られない場合のトラブル対処方法をご案内します。
[1]から順番にお試しいただき、改善があるかご確認ください。
事前確認
ノイズキャンセリング効果が得られないと感じた場合
ヘッドホンが正しく装着ができていない可能性があります。以下の内容をご確認ください。
- 耳とヘッドホンの間に隙間があると正しく密閉されない可能性があります。
大きいサイズのイヤーピースから装着していただくことをおすすめします。
耳に合わないと感じた場合は、イヤーピースのサイズを変更して再度お試しください。
耳の穴は左右でも大きさが異なるため、左右の耳でイヤーピースのサイズが異なる場合があります。 - ヘッドホンを耳の中に入れる際は、ヘッドホンを親指、人差し指、中指の3点でつまんで 回転させながら、指で押し込んで耳の奥までしっかり入れてください。
* 耳の中に入れにくい場合は、イヤーピースを指で軽く潰してから入れてください。
通話中のときだけノイズキャンセリングが効かないと感じる場合
以下のページをご確認ください。
対処方法
-
ヘッドホンをノイズキャンセリング機能に切り替えて解決するか確認する
ノイズキャンセリング機能をオンの状態にして症状が改善されるかご確認ください。
L側のタッチセンサーをタップしてノイズキャンセリング機能を「オン」にした場合、 通知音が同時に鳴ります。
操作方法は動画でもご覧いただけます。【ノイズキャンセリングの使いかた】
- 解決した
- ヘッドホンのノイズキャンセリング機能がオフになっていた可能性があります
- 解決しない
- 手順[2]に進んでください。
ヘッドホンの設定を変更して解決できるか確認する
Headphones Connectアプリの[アダプティブサウンドコントロール]がオンのときは、歩いたり走ったりする行動によって、ノイズキャンセリング機能が自動的に調整され、外音取り込み機能に切り替わることがあります。
ノイズキャンセリング機能を最大限に活用したい場合は、[アダプティブサウンドコントロール]をオフにし、手動でノイズキャンセリング機能をオンにする方法をお試しください。- Headphones Connectを起動し、スマートフォンなどとBluetooth接続する
Headphones Connectアプリがインストールされていない場合は以下よりHeadphones Connectアプリのインストールをしてください。
- [アダプティブサウンドコントロール]が[オン]になっている場合は[オフ]に設定する
[アダプティブサウンドコントロール]が[オン]になっていると、自動的にノイズキャンセリング機能から外音取り込み機能に変わることがあります。
* アダプティブサウンドコントロールとは、あなたの行動をアプリが検出し、[外音コントロール]の設定を自動的に切り替える機能です。
- [外音コントロール]の設定で[ノイズキャンセリング]を選択する
Headphones Connectアプリの[外音コントロール]の設定が[ノイズキャンセリング]になっていない場合は、[ノイズキャンセリング]に設定してください。
- 解決した
- ヘッドホンの設定が原因です。
ノイズキャンセリングの効果が得られない場合は、再度これらの設定を確認してください。 - 解決しない
- 手順[3]に進んでください。
- Headphones Connectを起動し、スマートフォンなどとBluetooth接続する
-
ヘッドホンの遮音性を高めて解決できるか確認する
ノイズキャンセリング機能の効果、音質、通話性能などを最大限に発揮させるには以下の2点が大切です。
- ヘッドホンを正しく耳に装着する
- 耳にフィットするイヤーピースを選ぶ
正しく装着できていなかったり、フィットしていないイヤーピースを選択していると、ヘッドホンの性能を、充分に発揮させることが出来ない場合があります。
- ヘッドホンを正しく耳に装着する
ヘッドホンを装着するときは、ヘッドホンを回転させてイヤーピースで耳穴をしっかり塞ぐように、耳の奥にしっかり入れます。
ヘッドホンに装着されているノイズアイソレーションイヤーピースは、耳にフィットするように形状が変わるため、装着してから安定するまで10秒ほど待ってから、フィット感を確認します。
耳にフィットしていないと感じた場合は、イヤーピースの密閉状態を確認し、サイズが合っているか確認しましょう。ヘッドホンを耳に装着する方法は、動画でも確認できます。
【ヘッドホンの装着方法】
- イヤーピースの密閉状態を確認する
Headphones Connectの[最適なイヤーピースを判定]機能を使って、現在装着しているイヤーピースの密閉状態を調べることができます。
操作方法は、以下をご確認ください。2-1.Headphones Connectを起動し、スマートフォンなどとBluetooth接続する
2-2.[システム]タブを選択し、[最適なイヤーピースを判定]をタッチする
メッセージが表示されたら、[OK]をタッチします。2-3.[装着状態をテストする]をタッチし、画面の指示に従ってヘッドホンを耳に装着する
2-4.[測定開始]をタッチし、測定の完了を待つ
測定は、静かな場所で動かないで行ってください。2-5.測定が完了したら、測定の結果を確認する
ヘッドホンが正しく装着でき、イヤーピースもフィットしている場合は、[密閉されています]と表示されます。
それ以外の表示の場合は、イヤーピースが耳穴にしっかり入るようにゆっくり押し込むか、他のイヤーピースに交換して再度測定してください。ワンポイント[密閉されています]と表示されないときは、イヤーピースが小さくて隙間ができている、または大きくて耳の奥まで入っていない場合があります。
- 自分にあったイヤーピースのサイズを確認する
ヘッドホンの性能を最大限発揮させるために、サイズの違うイヤーピースを付属しています。
耳の穴は人それぞれ異なり、左右でも大きさが異なる可能性があります。Headphones Connectの[最適なイヤーピースを判定]機能を使って、自分の耳に最もフィットする
イヤーピースのサイズを確認してください。ワンポイント[最適なイヤーピースを判定]機能は、ノイズキャンセリング性能、音質などを発揮させるため、イヤーピースの密閉度を判定する機能です。着け心地がいいサイズを、あらかじめご自分で選んでください。
3ー1.Headphones Connectを起動し、スマートフォンなどとBluetooth接続する
3ー2.[システム]タブを選択し、[最適なイヤーピースを判定]をタッチする
メッセージが表示されたら、[OK]をタッチします。3ー3.[すべてのサイズを比較する]をタッチする
3ー4.4つのサイズ(SS、S、M、L)から快適に装着できるサイズを2つ以上を選んで、[次へ]をタッチする
3ー5.画面の指示に従って、異なるサイズのイヤーピースに変更する
耳に装着するイヤーピースを変更する方法は、以下をご確認ください。- イヤーピースを外す
ヘッドホンを持ちイヤーピースをねじりながら、回転させて引き抜いてください。
* イヤーピースの端など、発泡ウレタン部分だけをつまんで引っ張ると、ちぎれたり、破損したりする可能性があります。
イヤーピースを外す方法は、以下の動画を参考にしてください。- 【イヤーピースの外しかた ~正しい方法~】
- 【イヤーピースの外しかた ~誤った方法~】
- 【イヤーピースの外しかた ~正しい方法~】
- イヤーピースを取り付ける
イヤーピースが完全に取り付けられていない場合は、ヘッドホンから外れる恐れや、音質・ノイズキャンセリング性能・装着性などが悪化する可能性があります。
以下について確認してください。- イヤーピースが斜めに取り付けられていないか
- 奥までしっかり差し込みできているか
イヤーピースの取り付け方法は、以下の動画を参考にしてください。
- 【イヤーピースの取り付けかた】
ご注意イヤーピースは、しっかり奥まで差し込んでください。
3ー6.[測定開始]をタッチする
測定は、静かな場所で動かないで行ってください。3-7.測定が完了したら、続けて異なるサイズのイヤーピースの測定を行う
測定が完了すると、自分の耳に最もフィットするサイズのイヤーピースが表示されます。
表示されたイヤーピースのサイズが合っていないと感じた場合は、イヤーピースが耳穴にしっかり入るようにゆっくり押し込むか、他のイヤーピースに交換して再度測定してください。 - イヤーピースを外す
- 解決した
- ヘッドホンの装着方法が原因だったと思われます。
装着方法に注意し、ご使用をお願いいたします。 - 解決しない
- 手順[4]に進んでください。
-
ヘッドホンのリセットをして改善するか確認する
ヘッドホンの一時的な誤作動により、調子が悪くなっている場合は、リセットを行うと解決できます。
ヘッドホンのリセットをしても、機器登録(ペアリング)情報、その他の設定は保持されます。
リセットの方法は、以下をご確認ください。- 解決した
- ヘッドホンの一時的な誤作動がリセットで改善した可能性があります。
- 解決しない
- 手順[5]に進んでください。
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ヘッドホンの初期化をして改善するか確認する
ヘッドホンの一時的な誤作動により、調子が悪くなっている場合は、初期化を行うと解決できます。
ヘッドホンの初期化をすると、工場出荷時の設定に戻り、すべての機器登録(ペアリング)情報が削除されます。
初期化の方法は、以下をご確認ください。- 解決した
- ヘッドホンの初期化で改善した可能性があります。
- 解決しない
- ノイズキャンセリング機能は、乗り物や空調などの主に低い周波数帯域の騒音に対してもっとも効果を発揮します。
すべての音に対してノイズキャンセリング効果があるわけではありません。使用環境や場所を変えてノイズキャンセリング機能の効果に変化があるかをお試しください