文書番号 : 00268353 / 最終更新日 : 2023/01/18印刷する

カスタマイズ設定ガイド(ZV-E10)

    カスタムキーとファンクションメニューを使うと素早く設定変更ができるのでおすすめです。いずれも静止画撮影時、動画撮影時それぞれにお好みの機能を割り当てることができます。

    カスタムキー設定

    カスタムキーには、静止画撮影時の機能(静止画カスタムキー)、動画撮影時の機能(動画カスタムキー)、再生時の機能(再生カスタムキー)をそれぞれ別々に割り当てることができます。

    ボタンによって割り当てられる機能が異なります。初期設定ではこの図のようになっています。

    カメラの背面から見て上部右側に[MOVIE]ボタン、[カスタムボタン1]。背面右側に[FN/スマートフォン転送]ボタン、ダイヤル(上:画面表示切り替えDISP・下:露出補正・左:ドライブモード・右:ISO感度・中央:未設定)、[商品レビュー用設定]ボタン。

     レンズのフォーカスホールドボタン

    フォーカスホールドボタンが搭載されているレンズの場合、フォーカスホールドボタンもカスタマイズできます。
    初期設定ではフォーカスホールドが割り当てられています。(SEL24105G装着例)

    SEL24105Gの左側にあるフォーカスホールドボタン

    カスタムキー設定変更方法

    ここでは、商品レビュー用設定ボタンに[瞳AF]機能を割り当てる手順を説明します。

    1. MENU → (撮影設定2)→[静止画カスタムキー]を選ぶ。
      * 動画撮影時に呼び出したい機能を設定する場合は[動画カスタムキー]を、再生時に呼び出したい機能を設定する場合は[再生カスタムキー]を選びます。
    2. コントロールホイールの左/右で[背面]画面へ移動し、[商品レビュー用設定ボタン]を選んで中央を押す。
    3. コントロールホイールの左/右で[瞳AF]が表示される画面へ移動し、[瞳AF]を選んで中央を押す。
      * 静止画撮影時に商品レビュー用設定ボタンを押すと、瞳が検出された場合は[瞳AF]が働き、瞳にピントが合います。商品レビュー用設定ボタンを押したままの状態で撮影をしてください。

    ヒント

    C1ボタンはワイヤレスリモートコマンダー機能付シューティンググリップGP-VPT2BT(別売)のC1ボタンと連動します。

    GP-VPT2BTの正面左側にある[C1]ボタン

    ファンクションメニュー設定

    Fn/スマートフォン転送ボタンを押すとファンクションメニューが呼び出せます。
    * 再生時に押すとスマートフォン転送になります。

    ファンクションメニューは静止画撮影時と動画撮影時それぞれ割り当てることができます。初期設定ではこの図のようになっています。

    [ファンクションメニュー設定]画面の上部にある静止画ファンクションメニューをA。下部にある動画ファンクションメニューをB、その中の[FOCUS]などメニューをCと示しています
    A
    静止画
    ドライブモード、フォーカスモード、フォーカスエリア、露出補正、ISO感度、商品レビュー用設定、手ブレ補正(静止画)、美肌効果、ホワイトバランス、クリエイティブスタイル、ピクチャープロファイル、撮影モード
    B
    動画
    録音レベル、手ブレ補正(動画)
    C
    静止画ファンクションメニューに従う設定になっています。

    ファンクションメニュー設定変更方法

    1. MENU →(撮影設定2)→[ファンクションメニュー設定]を表示します。
    2. 静止画ファンクションメニュー][動画ファンクションメニュー]それぞれから、変更したい項目をコントロールホイールの上/下/左/右ボタンで選択して、中央ボタンで決定します。
    3. コントロールホイールの上/下/左/右ボタンで設定したい項目を選択して、中央ボタンで決定します。
    4. MENUボタンを押して終了します。

    設定変更方法は動画でも確認できます。

    設定のヒント

    C1ボタンや商品用レビュー設定ボタンなど、押しやすくてワンステップで機能を呼び出せるボタンには、一番よく使う機能を設定するのがおすすめです。その次によく使う機能はファンクションメニューに設定しましょう。
    いくつか設定すると便利な例を紹介します。
    各機能について詳しくはヘルプガイドをご覧ください。
    ZV-E10 ヘルプガイド

    • ライブ配信やWeb会議をよくする
      • USBストリーミング
    • ピントを正確に合わせたい
      • ピント拡大
      • ピーキング設定
    • 人物、動物両方瞳AFを使って撮影する(動物は静止画撮影時のみ対応しています。)
      • 検出対象
    • 人物のポートレートをよく撮影する
      • 右目/左目切換
    • タッチ操作をよく使うが、誤ってタッチするのを防ぎたいときにタッチ操作の設定を切りたい
      • タッチ操作切換
    • 星空など暗い場所でよく撮影する
    • S-Logなど、ピクチャープロファイルを使用して動画を撮影する
      • ガンマ表示アシスト
    • スマートフォン操作をよく使う
      • (スマートフォン)接続

    マイメニュー

    マイメニュー設定はよく使う項目をまとめておけるので、お気に入りのようにして使えます。
    MENU → (マイメニュー)→[マイメニューから表示]→ [入]にすると、MENUボタンを押したときにマイメニューから表示されます。

    マイメニューに項目を追加する方法

    1. MENU →(マイメニュー)→[項目の追加]を選ぶ。
    2. コントロールホイールの上/下/左/右で、(マイメニュー)に追加したい項目を選ぶ。
    3. コントロールホイールの上/下/左/右で、追加する位置を選ぶ。
    • マイメニューには最大30個の項目を追加できます。
    • MENU → (再生)内のすべての項目はマイメニューに登録できません。

    インターバル撮影のように撮影[入][切]以外にもいろいろ設定があるものなどは、ファンクションメニューに撮影[入][切]、マイメニューに[インターバル撮影機能]と[横縦比]を登録するとよいでしょう。
    そのほか、以下のような機能をマイメニューに登録しておくと便利です。

    • 顔瞳AF設定
    • 記録方式
    • 記録設定
    • スロー&クイック設定
    • スマートフォン接続機能
    • スマートフォン転送機能
    • Bluetooth設定