[Giga Pocket Digital Ver.5.0] 録画コンテンツをバックアップ/復元する方法
[Giga Pocket Digital Ver.5.0]
録画コンテンツをバックアップ/復元する方法
[設定]画面でコンテンツの保存先を確認し、エクスプローラー上でファイルをコピーします
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- Giga Pocket Digital Ver.5.0
説明
本Q&Aでは、「Giga Pocket Digital Ver.5.0」で録画したコンテンツのバックアップ方法、および復元方法を説明します。
操作を行う前に必ず[バックアップ/復元時の注意事項(必ずご確認ください)]をご確認ください。
内容
事前確認
- ご注意
-
バックアップするファイルが多数あります。
1つでもバックアップをしていないと、復元ができなくなりますので、ご注意ください。下記のファイルすべてをバックアップする必要があります。
- 「C:\ProgramData\Sony Corporation」フォルダーにある[VFTV]フォルダー内のすべてのファイル
- 「C:\ProgramData\PIXELA」フォルダーにある[StationTV_LE]フォルダー内のすべてのファイル
- コンテンツの保存先ドライブの直下にある[STVLERec]フォルダー内のすべてのファイル
チャプター、およびダイジェスト再生(CMスキップ)情報の解析データは、復元した録画コンテンツの再解析が終わると復元されます。
操作方法
バックアップ/復元時の注意事項(必ずご確認ください)
- ご注意
-
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を起動しないでください。
「Giga Pocket Digital」起動してしまうと、復元に失敗してしまう恐れがあります。リカバリー後に録画コンテンツを復元せず「Giga Pocket Digital」を起動してまうと、下記のメッセージが表示されることがあります。
メッセージ画面が表示された場合は、必ず、[いいえ]ボタンを選択してください。
[はい]ボタンを選択すると、テレビチューナーに保存されているデータが削除され録画コンテンツが復元できません。メッセージ1:
「本機のリカバリーなどにより、チューナー内に不要な情報が残っている可能性があります。
情報が残っていると、録画できるビデオの数が少なくなります。
不要な情報を削除しますか?」メッセージ2:
「本機のリカバリー後、バックアップしたデータの復元が終わっていない場合は、情報を削除しないでください。
本当に削除してよろしいですか?」
「Giga Pocket Digital Ver.5.0」でバックアップした録画コンテンツは、「Giga Pocket Digital Ver.4.*」以前には復元できません。
「Giga Pocket Digital」を起動している場合は、すべての画面を閉じてから操作を行ってください。
コンテンツの保存場所などは、ご使用の環境によって異なります。
操作を行う前に、隠しファイルを表示する設定にしてください。
バックアップしたコンテンツは、バックアップ時のドライブ、およびフォルダーに戻さないと再生できませんのでご注意ください。
バックアップした後に保存先を変更した場合には、バックアップを行った時点の保存先に復元してください。
たとえば、「C:\STVLERec」に保存していたコンテンツは、「C:\STVLERec」に復元する必要があります。【再生できない例】
Cドライブに保存してある録画コンテンツをバックアップします。
下記の関連Q&Aの[録画コンテンツの保存先を確認・変更する方法]の手順で、録画コンテンツの保存先をCドライブからDドライブに変更します。
▼関連Q&A:
[Giga Pocket Digital Ver.5.0] 録画コンテンツをほかのドライブに移動する・保存先を確認する・変更する方法手順1でバックアップしたコンテンツを、Dドライブに復元します。
複数のドライブに、録画したコンテンツが保存されている場合は、その録画されているドライブごとにバックアップと復元を行ってください。
外付けハードディスクに保存していた場合は、同じ外付けハードディスクに復元してください。「Giga Pocket Digital」上から録画コンテンツを削除した場合、バックアップしていた場合でも復元(再生)できなくなります。
削除したコンテンツを復元する方法はありません。
バックアップしたコンテンツは「Giga Pocket Digital」上から削除しないでください。バックアップ対象のファイル名やフォルダー名は変更しないでください。
ファイル名やフォルダー名を変更すると、コンテンツの再生ができなくなります。バックアップファイルは、バックアップ操作を行ったVAIOへのみ復元できます。
別のVAIOへは復元できません。バックアップした録画コンテンツを復元する前に、新たに録画を行った場合、録画コンテンツを復元すると、新たに録画した番組は消えてしまいます。
必要なデータは復元を行う前に、メディアへの書き出しを行ってください。
録画コンテンツをバックアップする方法
「Giga Pocket Digital」の常駐設定を解除します
「Giga Pocket Digital」を起動します。
[設定]画面を表示します。
下記の関連Q&Aの[[設定]画面を表示する方法]をご参照ください。画面左側の[全般]を選択し、[Giga Pocket Digitalの常駐]欄の[コンピューターへのログオン時に、自動的にGiga Pocket Digitalを起動する]のチェックをはずします。
「ログオン時に起動する設定を変更します。」というメッセージが表示されるので、[はい]ボタンを選択します。
[ユーザー アカウント制御]画面が表示された場合は、[はい]ボタンを選択します。
パスワードの入力画面が表示された場合は、管理者権限を持つアカウントのパスワードを入力し、[はい]ボタンを選択します。[OK]ボタンを選択し、[設定]画面を閉じます。
[×](閉じる)ボタンを選択し、表示されている画面をすべて閉じます。
Windowsを再起動します。
以上で操作は完了です。
続いて、[[2]バックアップデータを保存するフォルダーを作成します]に進んでください。
- 参考
-
「Giga Pocket Digital」が起動しない場合は、プロセスの終了を行ってください。
プロセスを終了する方法については、下記をご参照ください。[タスク マネージャー]画面(詳細)を表示します。
[プロセス]タブを選択します。
表示された一覧から[VFTVWD (32 ビット)]を選択し、[タスクの終了]ボタンを選択します。
[VFTV (32 ビット)]を選択し、[タスクの終了]ボタンを選択します。
バックアップデータを保存するフォルダーを作成します
任意の場所に「backup」という名前のフォルダーを新規で作成します。
手順1で作成した[backup]フォルダー内に、下記のフォルダーを新規で作成します。
- [Pixela]フォルダー
- コンテンツを保存していたドライブ名のフォルダー
- 複数のドライブにコンテンツを保存している場合は、ドライブごとにフォルダーを作成してください。
- 参考
-
例えば、CドライブとDドライブにコンテンツを保存している場合は、下記のようにフォルダーを作成してバックアップします。
以上で操作は完了です。
続いて、[[3][VFTV]フォルダーをバックアップします]に進んでください。
[VFTV]フォルダーをバックアップします
- ご注意
-
[事前確認]に記載しているファイルをすべてバックアップする必要があります。
1つでもバックアップをしていないと、復元ができなくなりますので、ご注意ください。
下記のフォルダーを開きます。
C:\ProgramData\Sony□Corporation- 上記の□は半角スペースです。
[VFTV]フォルダーを選択し、[ホーム]メニューを選択します。
[コピー先]ボタンを選択し、表示されたメニューから[場所の選択]を選択します。
[項目のコピー]画面が表示されるので、[[2]バックアップデータを保存するフォルダーを作成します]で作成した[backup]フォルダーを選択し、[コピー]ボタンを選択します。
[[2]バックアップデータを保存するフォルダーを作成します]で作成した[backup]フォルダーを開いて、[VFTV]フォルダーが保存されたことを確認します。
[×](閉じる)ボタンを選択し、表示されている画面をすべて閉じます。
以上で操作は完了です。
続いて、[[4][StationTV_LE]フォルダーのデータをバックアップします]に進んでください。
[StationTV_LE]フォルダー内のファイルをバックアップします
- ご注意
-
[事前確認]に記載しているファイルをすべてバックアップする必要があります。
1つでもバックアップをしていないと、復元ができなくなりますので、ご注意ください。
下記のフォルダーを開きます。
C:\ProgramData\PIXELA\StationTV_LE[ホーム]メニューを選択し、[すべて選択]を選択します。
[コピー先]ボタンを選択し、表示されたメニューから[場所の選択]を選択します。
- [ホーム]メニューの表示が消えている場合は、再度[ホーム]メニューを選択します。
[項目のコピー]画面が表示されるので、[[2]バックアップデータを保存するフォルダーを作成します]で作成した[Pixela]フォルダーを選択し、[コピー]ボタンを選択します。
[[2]バックアップデータを保存するフォルダーを作成します]で作成した[Pixela]フォルダーを開いて、[StationTV_LE]フォルダー内のファイルが保存されたことを確認します。
[×](閉じる)ボタンを選択し、表示されている画面をすべて閉じます。
以上で操作は完了です。
続いて、[[5]録画保存先のコンテンツファイルをバックアップします]に進んでください。
録画保存先のコンテンツファイルをバックアップします
- ご注意
-
[事前確認]に記載しているファイルをすべてバックアップする必要があります。
1つでもバックアップをしていないと、復元ができなくなりますので、ご注意ください。外付けハードディスクに保存されているコンテンツファイルは、ファイルの削除、および外付けハードディスクのフォーマットを行わなければ、リカバリー操作などでフォルダーが消えることはありません。
本体内蔵のハードディスクに保存されているコンテンツファイルをバックアップしてください。- リカバリー実行時には、必ず外付けハードディスクを本体から取りはずしてください。
- 下記は、録画コンテンツがCドライブに保存されている場合の画像を使用しています。
複数のドライブに録画コンテンツを保存している場合は、ドライブごとにそれぞれバックアップをしてください。
コンテンツが保存されているドライブを開きます。
コンテンツの保存先については、下記の関連Q&Aの[録画コンテンツの保存先を確認・変更する方法]をご参照ください。▼関連Q&A:
[Giga Pocket Digital Ver.5.0] 録画コンテンツをほかのドライブに移動する・保存先を確認する・変更する方法[STVLERec]フォルダーを選択し、[ホーム]メニューを選択します。
[コピー先]ボタンを選択し、表示されたメニューから[場所の選択]を選択します。
[項目のコピー]画面が表示されるので、[[2]バックアップデータを保存するフォルダーを作成します]で作成したドライブ名のフォルダーを選択し、[コピー]ボタンを選択します。
[[2]バックアップデータを保存するフォルダーを作成します]で作成したドライブ名のフォルダーを開いて、[STVLERec]フォルダーが保存されたことを確認します。
[backup]フォルダーを外部メディアに保存します。
[×](閉じる)ボタンを選択し、表示されている画面をすべて閉じます。
以上で録画コンテンツのバックアップは完了です。
録画コンテンツを復元する方法
「Giga Pocket Digital」のアップデートプログラムをインストールします
- ご注意
-
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を起動しないでください。
「Giga Pocket Digital」起動してしまうと、復元に失敗してしまう恐れがあります。
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を誤って起動した場合は、下記を参照し、データベースを削除してください。データベースを削除する方法を見る【データベースを削除する方法】
「Giga Pocket Digital」の常駐設定を解除します。
操作手順については、[録画コンテンツをバックアップする方法]-[[1]「Giga Pocket Digital」の常駐設定を解除します]をご参照ください。Windowsを再起動します。
下記のフォルダーを開きます。
C:\ProgramData\Sony□Corporation\VFTV\Settings- 上記の□は半角スペースです。
下記のファイルがあるかを確認します。
ファイルがある場合は、ファイルを選択した状態で、[ホーム]メニューを選択し、[削除]ボタンを選択します。- vftv.db
- vftv*.db
- vftv.db_old
- vftv*.db_old
- 「*」は数字です。上記ファイル名の「*」に数字が含まれるすべてのファイルを削除します。
- 上記の画像は一例です。
以上で操作は完了です。
続いて、[[2][VFTV]フォルダーを元のフォルダーにコピーします]以降の操作を行ってください。
録画コンテンツを復元できない場合は、リカバリーを行い、「Giga Pocket Digital」を起動しないように注意して復元してください。
「Giga Pocket Digital」のアップデートプログラムが公開されている場合は、録画コンテンツの復元を行う前に、最新のアップデートプログラムをインストールしてください。
アップデートプログラムをインストール後、「Giga Pocket Digital」を起動せずに、[[2][VFTV]フォルダーを元のフォルダーにコピーします]に進んでください。
[VFTV]フォルダーを元のフォルダーにコピーします
- ご注意
-
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を起動しないでください。
「Giga Pocket Digital」起動してしまうと、復元に失敗してしまう恐れがあります。
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を誤って起動した場合は、[データベースを削除する方法]を参照し、データベースを削除してください。[ファイルの置換またはスキップ]画面が表示された場合は、[ファイルを置き換える]を選択して上書きしてください。
- 上記の画像は一例です。
外部メディアに保存した[backup]フォルダーを開きます。
[VFTV]フォルダーを選択し、[ホーム]メニューを選択します。
すべてのファイルが選択された状態で、[コピー先]ボタンを選択し、表示されたメニューから[場所の選択]を選択します。
- [ホーム]メニューの表示が消えている場合は、再度[ホーム]メニューを選択します。
[項目のコピー]画面が表示されるので、下記のフォルダーを選択し、[コピー]ボタンを選択します。
C:\ProgramData\Sony□Corporation- 上記の□は半角スペースです。
以上で操作は完了です。
続いて、[[3][Pixela]フォルダーにバックアップしたファイルを元のフォルダーにコピーします]に進んでください。
[Pixela]フォルダーにバックアップしたファイルを元のフォルダーにコピーします
- ご注意
-
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を起動しないでください。
「Giga Pocket Digital」起動してしまうと、復元に失敗してしまう恐れがあります。
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を誤って起動した場合は、[データベースを削除する方法]を参照し、データベースを削除してください。[ファイルの置換またはスキップ]画面が表示された場合は、[ファイルを置き換える]を選択して上書きしてください。
- 上記の画像は一例です。
外部メディアに保存した[backup]フォルダー内の[Pixela]フォルダーを開きます。
[ホーム]メニューを選択し、[すべて選択]を選択します。
[コピー先]ボタンを選択し、表示されたメニューから[場所の選択]を選択します。
[項目のコピー]画面が表示されるので、下記のフォルダーを選択し、[コピー]ボタンを選択します。
C:\ProgramData\PIXELA\StationTV_LE
以上で操作は完了です。
続いて、[[4][STVLERec]フォルダーを元のフォルダーにコピーします]に進んでください。
[STVLERec]フォルダーを元のフォルダーにコピーします
- ご注意
-
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を起動しないでください。
「Giga Pocket Digital」起動してしまうと、復元に失敗してしまう恐れがあります。
録画コンテンツの復元を行う前に「Giga Pocket Digital」を誤って起動した場合は、[データベースを削除する方法]を参照し、データベースを削除してください。[ファイルの置換またはスキップ]画面が表示された場合は、[ファイルを置き換える]を選択して上書きしてください。
- 上記の画像は一例です。
下記は、録画コンテンツがCドライブに保存されていた場合の画像を使用しています。
複数のドライブに録画コンテンツを保存していた場合は、ドライブごとにそれぞれ復元をしてください。
外部メディアに保存した[backup]フォルダー内の、コンテンツが保存されていたドライブ名のフォルダーを開きます。
[STVLERec]フォルダーを選択し、[ホーム]メニューを選択します。
[コピー先]ボタンを選択し、表示されたメニューから[場所の選択]を選択します。
[項目のコピー]画面が表示されるので、コンテンツが保存されていたドライブを選択し、[コピー]ボタンを選択します。
[×](閉じる)ボタンを選択して画面を閉じます。
以上で操作は完了です。
続いて、[[5]「Giga Pocket Digital」の常駐設定を元に戻します]に進んでください。
「Giga Pocket Digital」の常駐設定を元に戻します
「Giga Pocket Digital」を起動します。
- 参考
-
[初期設定]画面が表示された場合は、下記の関連Q&Aを参照し、初期設定を行ってください。
[設定]画面を表示します。
下記の関連Q&Aの[[設定]画面を表示する方法]をご参照ください。画面左側の[全般]を選択し、[Giga Pocket Digitalの常駐]欄の[コンピューターへのログオン時に、自動的にGiga Pocket Digitalを常駐する]のチェックをつけます。
「ログオン時に起動する設定を変更します。」というメッセージが表示されるので、[はい]ボタンを選択します。
[ユーザー アカウント制御]画面が表示された場合は、[はい]ボタンを選択します。
パスワードの入力画面が表示された場合は、管理者権限を持つアカウントのパスワードを入力し、[はい]ボタンを選択します。[OK]ボタンを選択し、[設定]画面を閉じます。
[×](閉じる)ボタンを選択し、表示されている画面をすべて閉じます。
Windowsを再起動します。
以上で復元操作は完了です。