ユーザーアカウントの種類

Windows 8のユーザーアカウントには、以下の3種類があります。

• Microsoftアカウント

  マイクロソフト社から提供されているMicrosoftアカウントでWindowsにサインインできます。
  MicrosoftアカウントでWindowsにサインインすると、PCの一部の設定がクラウド上に保存されます。
  Windows 8がインストールされているほかのPCにMicrosoftアカウントでサインインした場合でも、設定が同期され同じ環境で使用できます。
  同期される項目については、[PC 設定]画面の[PC 設定の同期]の項目で設定できます。

  ▼関連Q&A：
  (リンク集) [Windows 8] [PC 設定]画面の概要
  

  Microsoftアカウントを取得するには、メールアドレスなどの情報を登録する必要があります。
  Hotmail、Outlook.comなどのマイクロソフト社のメールアドレスのみではなく、プロバイダーやWebサービス(例:Google、Yahoo)が提供しているメールアドレスなども登録できます。

  参考

  • マイクロソフト社以外のメールアドレスを登録した場合は、メールによる本人確認の作業が必要です。

    なぜ自分の電子メール アドレスの確認が必要なのですか?：
    https://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-live/account-verify-ID-email-address

  • POPメールを登録した場合は、Windowsストアアプリの「メール」が使用できません。
    「Windows Liveメール」や「Outlook」など、ほかのメールアプリをご使用ください。

• ローカルアカウント

  Windows 7以前のOSで使用されているユーザーアカウントと同様に、設定したPCでのみ使用できるアカウントです。

• Guestアカウント

  PC上にユーザーアカウントを持っていないユーザーのために用意されたアカウントです。
  Guestアカウントは、工場出荷時状態ではオフに設定されています。

  ▼関連Q&A：
  [Windows 8] Guestアカウントをオン／オフにする方法
  

参考

Microsoftアカウントとローカルアカウントは、作成後にそれぞれを切り替えることができます。

▼関連Q&A：
[Windows 8] ローカルアカウントとMicrosoftアカウントを切り替える方法

ユーザーアカウントの権限

Microsoftアカウント、およびローカルアカウントには、それぞれ以下の権限があります。

• 管理者
  管理者は、PC全体を管理できます。
  すべての設定を変更でき、PCに保存されているすべてのファイルとプログラムを操作できます。

• 標準
  ほとんどのアプリを使用できます。
  また、ほかのユーザーアカウントや、PCのセキュリティーに影響しない項目を設定できます。
  行う操作によっては、管理者権限を持つアカウントのパスワードを求められる場合があります。

参考

Windowsの初期設定時に作成したユーザーアカウントは、管理者権限を持つアカウント(管理者)です。
追加したユーザーアカウントは、管理者権限を持たないアカウント(標準)になります。
ユーザーアカウントの権限は、作成後に変更できます。

▼関連Q&A：
[Windows 8] ユーザーアカウントの権限を変更する方法

ユーザーアカウントの種類や権限を確認する方法