[Windows 7] 外字エディターで作成した外字ファイルをバックアップ・インポート(復元)する方法
[Windows 7]
外字エディターで作成した外字ファイルをバックアップ・インポート(復元)する方法
「外字エディター」で作成した外字ファイルをバックアップ、または復元する方法を教えてください。
[コマンドプロンプト]画面で操作を行います
対象製品
Windows 7
内容
操作方法
外字ファイルをバックアップする方法
-
[スタート]ボタンをクリックし、[プログラムとファイルの検索]欄に「cmd」と入力します。
-
[プログラム]に表示された[cmd]を右クリックし、表示されたメニューから[管理者として実行]をクリックします。
-
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
標準アカウントでご利用の場合は、下記をご参照ください。[ユーザー アカウント制御]画面が表示されない場合は、次の手順に進んでください。
-
[コマンドプロンプト]画面が表示されるので、以下の文字列を入力し、[Enter]キーを押します。
- [Enter]キーを押して、次のページに進みながら確認します。
- 上記の□は半角スペースです。
-
表示された一覧に「EUDC.EUF」ファイル、「EUDC.TTE」ファイルが存在するか確認します。
- 参考
-
「EUDC.EUF」ファイル、および「EUDC.TTE」ファイルは、「C:\Windows\Fonts」直下に保存されていますが、エクスプローラーから「Fonts」フォルダーを参照してもファイルは表示されません。
-
「続行するには何かキーを押してください」という表示が消えるまで、[Enter]キーを何度か押します。
-
「EUDC.EUF」ファイル、「EUDC.TTE」ファイルを任意の場所にコピーするため、以下の文字列を入力し、[Enter]キーを押します。
ここでは、例として、VAIOに接続したUSBフラッシュメモリー(Fドライブ)直下にコピーします。-
「EUDC.EUF」ファイルの場合
copy□c:\windows\fonts\eudc.euf□f:- 上記の□は半角スペースです。
保存先により、末尾の文字が異なります。
- 上記の□は半角スペースです。
-
「EUDC.TTE」ファイルの場合
copy□c:\windows\fonts\eudc.tte□f:- 上記の□は半角スペースです。
保存先により、末尾の文字が異なります。
- 上記の□は半角スペースです。
-
-
[コマンドプロンプト]画面を閉じます。
-
ファイルが正常にバックアップされているか確認します。
以上で、外字ファイルのバックアップは完了です。
バックアップした外字ファイルを復元する方法
-
[スタート]ボタンをクリックし、[プログラムとファイルの検索]欄に「cmd」と入力します。
-
[プログラム]に表示された[cmd]を右クリックし、表示されたメニューから[管理者として実行]をクリックします。
-
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
標準アカウントでご利用の場合は、下記をご参照ください。[ユーザー アカウント制御]画面が表示されない場合は、次の手順に進んでください。
-
[コマンドプロンプト]画面が表示されるので、以下の文字列を入力し、[Enter]キーを押します。
dir□c:\windows\fonts□/p- 上記の□は半角スペースです。
-
表示された一覧に「EUDC.TTE」ファイルが存在するかを確認します。
ファイルが存在しない場合には、手順8に進んでください。 -
「続行するには何かキーを押してください」という表示が消えるまで、[Enter]キーを何度か押します。
-
「EUDC.TTE」ファイルのファイル名を変更するので、以下の文字列を入力し、[Enter]キーを押します。
ここでは例として、ファイル名を「EUDC-A.TTE」に変更します。- 「EUDC.EUF」ファイルについてはこの操作は不要です。
- 上記の□は半角スペースです。
- 参考
-
「EUDC.TTE」ファイルは外字フォントのデータが格納されるファイルで、システムによってロックされているため、上書きコピーすることができません。
このため、ファイルが存在する場合には、上記のようにファイル名を変更してから、バックアップしておいたファイルをインポートする必要があります。「EUDC.EUF」ファイルは外字フォントの管理に使用されるファイルで、上書きコピーできます。
-
次に、バックアップした「EUDC.TTE」ファイルと「EUDC.EUF」ファイルの2つをVAIOにコピーするので、以下の文字列を入力し、[Enter]キーを押します。
ここでは、バックアップしたファイルがUSBフラッシュメモリー(Fドライブ)直下にあるものとします。-
「EUDC.TTE」ファイルの場合
copy□f:\eudc.tte□c:\windows\fonts- 上記の□は半角スペースです。
-
「EUDC.EUF」ファイルの場合
copy□f:\eudc.euf□c:\windows\fonts- 上記の□は半角スペースです。
-
-
[コマンドプロンプト]画面を閉じます。
-
[スタート]ボタンをクリックし、[プログラムとファイルの検索]欄に「eudcedit」と入力して[Enter]キーを押します。
「外字エディター」が起動するので、バックアップから復元した外字が、登録されていたコードに表示されていることをご確認ください。
以上で、外字ファイルの復元は完了です。