[Windows Vista] MS-IMEに登録した単語のバックアップ・復元する方法
[Windows Vista]
MS-IMEに登録した単語のバックアップ・復元する方法
- 登録した単語をバックアップする方法を教えてください。
- バックアップした単語、および辞書の学習結果を復元する方法を教えてください。
- 登録した単語を、他の「MS-IME」の辞書に移行して使用する方法を教えてください。
「*.dic」ファイル、および「*.txt」ファイル形式でバックアップします
対象製品
- アプリケーションソフトウェア
- Microsoft Office IME 2007
Microsoft IME
- 対象OS
- Windows Vista
説明
IMEに登録した単語をバックアップ・復元するには、以下の2種類の方法があります。
-
「*.dic」ファイル(ユーザー辞書)でバックアップ・復元する
「*.dic」ファイルには、ユーザーが登録した単語・辞書の学習結果が保存されます。 -
「*.txt」ファイル(テキスト)でバックアップ・復元する
バックアップした「*.txt」ファイルは、他のバージョンのIMEに移行できます。
目次
内容
事前確認
以下の手順を行うには、ファイルの拡張子が表示される設定になっている必要があります。
ファイルの拡張子を表示する方法については、下記をご参照ください。
操作方法
「*.dic」ファイル(ユーザー辞書)でバックアップ・復元する
Microsoft Office IME 2007の場合
ユーザー辞書をバックアップする
IMEツール バーの[ツール]ボタンをクリックし、メニューから[プロパティ]をクリックします。
-
[Microsoft Office IME 2007 のプロパティ]画面で[辞書/学習]タブをクリックし、[辞書名]欄から「*.dic」ファイルのファイル名を確認し、メモしておきます。
- パスが長く、すべてが表示されない場合は、ボックス内をクリックしたあと、[→](右矢印)キーを数回押して確認してください。
[参照]ボタンをクリックします。
[ユーザー辞書の設定]画面が表示されるので、上記手順2.でメモしたファイル名と同じ[*.dic]ファイルを右クリックし、[コピー]をクリックします。
-
バックアップ先の任意のフォルダにコピーします。
- ここでは例として、VAIOに接続したUSBメモリ(G:ドライブ)に作成した[バックアップ]フォルダに[backup.dic]という名前で保存します。
-
[スタート]ボタンをクリックし、[コンピュータ]をクリックします。
-
Gドライブをダブルクリックして、Gドライブの中身を表示します。
-
[バックアップ]フォルダをダブルクリックし、中身を表示します。
-
右クリックして、[貼り付け]をクリックします。
-
コピーされた[*.dic]ファイルを選択し、キーボードの[F2]キーを押して、[backup.dic]という名前に変更します。
-
Dドライブの[バックアップ]フォルダに、[backup.dic]ファイルがコピーされたことを確認します。
-
[キャンセル]ボタンをクリックし、[ユーザー辞書の設定]画面を閉じます。
以上でユーザー辞書のバックアップは完了です。
[バックアップ]フォルダにコピーした[backup.dic]ファイルをVAIOのハードディスクにコピーしている場合は、外部メディアに保存します。
保存したユーザー辞書を復元する
-
バックアップした辞書ファイルをコピーします。
- ここでは例として、Gドライブに作成した[バックアップ]フォルダに保存した[backup.dic]ファイルをコピーする手順を記載します。
-
[スタート]ボタンをクリックし、[コンピュータ]をクリックします。
-
[リムーバブルディスク(G:)]をダブルクリックします。
-
[バックアップ]フォルダをダブルクリックします。
-
[backup.dic]ファイルを右クリックし、[コピー]をクリックします。
IMEツールバーの[ツール]ボタンをクリックし、メニューから[プロパティ]をクリックします。
[Microsoft Office IME 2007 のプロパティ]画面が表示されるので、[辞書/学習]タブをクリックし、[参照]ボタンをクリックします。
[ユーザー辞書の設定]画面が表示されるので、画面上で右クリックし、[貼り付け]をクリックします。
復元する辞書ファイルをクリックして選択し、[開く]ボタンをクリックします。
[ユーザー辞書]の[辞書名]欄に、復元した辞書ファイル名が表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
Microsoft IMEの場合
ユーザー辞書をバックアップする
IMEツールバーの[ツール]ボタンをクリックし、メニューから[プロパティ]をクリックします。
-
[Microsoft Office IME のプロパティ]画面で[辞書/学習]タブをクリックし、[辞書名]欄から「*.dic」ファイルのファイル名を確認し、メモしておきます。
- パスが長く、すべてが表示されない場合は、ボックス内をクリックしたあと、[→](右矢印)キーを数回押して確認をしてください。
[参照]ボタンをクリックします。
[ユーザー辞書の設定]画面が表示されるので、上記手順2.でメモしたファイル名と同じ[*.dic]ファイルを右クリックし、[コピー]をクリックします。
-
バックアップ先の任意のフォルダにコピーします。
- ここでは例として、VAIOに接続したUSBメモリ(G:ドライブ)に作成した[バックアップ]フォルダに[backup.dic]という名前で保存します。
-
[スタート]ボタンをクリックし、[コンピュータ]をクリックします。
-
Gドライブをダブルクリックして、Gドライブの中身を表示します。
-
[バックアップ]フォルダをダブルクリックし、中身を表示します。
-
右クリックして、[貼り付け]をクリックします。
-
コピーされた[*.dic]ファイルを選択し、キーボードの[F2]キーを押して、[backup.dic]という名前に変更します。
-
Dドライブの[バックアップ]フォルダに、[backup.dic]ファイルがコピーされたことを確認します。
-
[キャンセル]ボタンをクリックし、[ユーザー辞書の設定]画面を閉じます。
以上でユーザー辞書のバックアップは完了です。
[バックアップ]フォルダにコピーした[backup.dic]ファイルをVAIOのハードディスクにコピーしている場合は、外部メディアに保存します。
保存したユーザー辞書を復元する
IMEツールバーの[ツール]ボタンをクリックし、メニューをクリックして[辞書ツール]をクリックします。
[Microsoft IME 辞書ツール]画面が表示されるので、[ツール]メニューをクリックし、[Microsoft IME 辞書からの登録]をクリックします。
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[Microsoft IME 辞書からの登録]画面が表示されるので、バックアップした辞書ファイルを選択します。
- ここでは例として、Gドライブに作成した[バックアップ]フォルダに保存した[backup.dic]ファイルを選択する手順を記載します。
-
[ファイルの場所]の[コンピュータ]をクリックします。
-
[リムーバブルディスク(G:)]をダブルクリックします。
-
[バックアップ]フォルダをダブルクリックします。
-
[backup.dic]ファイルをクリックし、[開く]ボタンをクリックします。
登録が終了し、[MS-IME 辞書からの登録]画面が表示されるので、[終了]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
「*.txt」ファイル(テキスト)でバックアップ・復元する
バックアップした「*.txt」ファイルは、他のバージョンのIMEに移行できます。
単語登録した辞書を「.txt」ファイルでバックアップ・復元するには、下記の手順をご参照ください。
- ご注意
-
下記の手順は、「Microsoft Office IME 2007」を使用した場合の例です。
「MS-IME」のバージョンによっては、画面のレイアウトなどが若干異なる場合がありますので、ご注意ください。
辞書をテキスト形式で出力する
IMEツールバーの[ツール]ボタンをクリックし、[辞書ツール]をクリックします。
[Microsoft Office IME 2007 辞書ツール]画面で[ツール]メニューをクリックし、[一覧の出力]をクリックします。
-
[一覧の出力:単語一覧]画面で任意の保存場所を指定し、[保存]ボタンをクリックします。
- ここでは例として、VAIOに接続したUSBメモリ(G:ドライブ)に作成した[バックアップ]フォルダに[ime.txt]ファイル名で保存します。
-
[ファイルの場所]の[コンピュータ]をクリックします。
-
[リムーバブルディスク(G:)]をダブルクリックします。
-
[バックアップ]フォルダをダブルクリックします。
-
[ファイル名]欄に[ime.txt]と入力し、[保存]ボタンをクリックします。
- 参考
-
保存するファイル名を変更しない場合は、[output1.txt]として保存されます。
一括出力が終了し、[一覧の出力]画面が表示されるので、[終了]ボタンをクリックします。
以上でテキスト形式でのバックアップは完了です。
[バックアップ]フォルダにコピーした[ime.txt]ファイルをVAIOのハードディスクにコピーしている場合は、外部メディアに保存します。
学習結果(学習単語)を含めて出力する
登録した単語、および辞書の学習結果をテキスト形式で出力する場合は、下記の手順をご参照ください。
IMEツールバーの[ツール]ボタンをクリックし、[辞書ツール]をクリックします。
[Microsoft Office IME 2007 辞書ツール]画面で[ツール]メニューをクリックし、[フィルター]をクリックします。
[フィルター]画面で、[登録種別]にある[学習単語]にチェックをつけて、[実行]ボタンをクリックします。
[Microsoft Office IME 2007 辞書ツール]画面で[ツール]メニューをクリックし、[一覧の出力]をクリックします。
-
[一覧の出力:単語一覧]画面で任意の保存場所を指定し、[保存]ボタンをクリックします。
- ここでは例として、VAIOに接続したUSBメモリ(G:ドライブ)に作成した[バックアップ]フォルダに[ime.txt]ファイル名で保存します。
-
[ファイルの場所]の[コンピュータ]をクリックします。
-
[リムーバブルディスク(G:)]をダブルクリックします。
-
[バックアップ]フォルダをダブルクリックします。
-
[ファイル名]欄に[ime.txt]と入力し、[保存]ボタンをクリックします。
- 参考
-
保存するファイル名を変更しない場合は、[output1.txt]として保存されます。
一括出力が終了し、[一覧の出力]画面が表示されるので、[終了]ボタンをクリックします。
以上でテキスト形式でのバックアップは完了です。
[バックアップ]フォルダにコピーした[ime.txt]ファイルをVAIOのハードディスクにコピーしている場合は、外部メディアに保存します。
出力した「*.txt」ファイルを復元する
IMEツールバーの[ツール]ボタンをクリックし、[辞書ツール]をクリックします。
[Microsoft IME 辞書ツール]画面で、[ツール]メニューをクリックし、[テキスト ファイルからの登録]をクリックします。
-
[テキスト ファイルからの登録]画面で、任意の場所に保存した「.txt」ファイルを選択します。
- ここでは例として、Gドライブに作成した[バックアップ]フォルダに保存した[ime.txt]ファイルを選択する手順を記載します。
-
[ファイルの場所]の[コンピュータ]をクリックします。
-
[リムーバブルディスク (G:)]をダブルクリックします。
-
[バックアップ]フォルダをダブルクリックします。
-
[ime.txt]ファイルをクリックし、[開く]ボタンをクリックします。
一括登録が終了し、[テキスト ファイルからの登録]画面が表示されるので、[終了]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。