[VAIO_PC] Windows Updateができない場合の確認事項
[VAIO_PC]
Windows Updateができない場合の確認事項
Windows Updateが正常にできません。
STEPにそって確認を行ってください
対象製品
VAIO PC全般
目次
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- 社内LAN環境で使用しているかを確認します
- 管理者権限(Administrator)のユーザーアカウントでログオンしているかを確認します
- インターネットに接続できるかを確認します
- ご使用のPCの日付、または時刻が正しいかを確認します
- インターネット一時ファイル(キャッシュ)を削除します
- ファイアウォール機能を使用しているかを確認します
- 「Internet Explorer」の設定が正しいかを確認します
- インターネット関連の他社製アプリを使用しているかを確認します
- Windows Updateのログファイルを確認します(Windows XPの場合)
- マイクロソフト社のダウンロードセンターから更新プログラムをインストールできるかを確認します
- システムの復元を行います
- 時間をおいてから、Windows Updateができるかを確認します
- ご利用のネットワーク機器の設定を確認します
- リカバリー(再セットアップ・初期化)を行います
内容
対処方法
社内LAN環境で使用しているかを確認します
社内LAN環境で使用している場合、グループポリシーなどでWindows Updateを無効にしている場合があります。
ネットワークのシステム管理者などにご相談ください。
- 参考
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下記のマイクロソフト社サポート技術情報もご参照ください。
- マイクロソフト社サポート技術情報
-
- [文章番号]
- 316524
- [最終更新日]
- 2010/9/14
- [タイトル]
- Windows Update サイトまたはMicrosoft Updateサイトにアクセスしたときに "管理者のみ" というエラー メッセージが表示される
- [リンク]
- https://support.microsoft.com/kb/316524/
管理者権限(Administrator)のユーザーアカウントでログオンしているかを確認します
Windows 2000、およびWindows XP以降をご利用の場合、Windowsに管理者権限(Administrator)でログオンしていないとWindows Updateが正常にできないことがあります。
ログオンユーザーを確認し、管理者権限(Administrator)でログオンし直して、Windows Updateができるかを確認します。
そのほかのOSをご利用の場合、STEP3へ進んでください。
インターネットに接続できるかを確認します
ネットワーク機器をご利用の場合は、Windows Updateを行う上での設定に誤りがないかをご確認ください。
設定方法の詳細に関しては、ネットワーク機器の発売元にお問い合わせください。
ご使用のPCの日付、または時刻が正しいかを確認します
日付、または時刻が正しくないと、Windows Updateができない可能性があります。
日付、または時刻が正しくない場合は、内蔵時計(システムタイム)の日時を修正して、Windows Updateができるかを確認します。
下記の関連Q&Aを参照し、BIOSセットアッププログラムで日時を調整してください。
▼関連Q&A:
[VAIO_PC] 内蔵時計の時刻がずれる
- 参考
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下記のマイクロソフト社サポート技術情報もご参照ください。
- マイクロソフト社サポート技術情報
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- [文章番号]
- 326253
- [最終更新日]
- 2011/5/11
- [タイトル]
- Windows Update サイトで更新プログラムを確認したときにエラー メッセージ "0X800A138F: 現在、利用可能な更新はありません" が表示される
- [リンク]
- https://support.microsoft.com/kb/326253/
インターネット一時ファイル(キャッシュ)を削除します
下記の関連Q&Aを参照して、インターネット一時ファイルを削除して、Windows Updateができるかを確認します。
▼関連Q&A:
[Internet Explorer 11.0] インターネット一時ファイル(キャッシュ)を削除する方法
[Internet Explorer 9.0-10.0] インターネット一時ファイル(キャッシュ)を削除する方法
ファイアウォール機能を使用しているかを確認します
OSのファイアウォール機能を使用している場合
下記の関連Q&Aを参照してファイアウォール機能をいったん無効にして、Windows Updateができるかを確認します。
▼関連Q&A:
[Windows Vista] ファイアウォール機能を有効 / 無効にする方法
[Windows 7] ファイアウォール機能を有効/無効にする方法 【動画あり】
[Windows 7] Windowsファイアウォールでポートを開く・閉じる方法
[Windows 8] ファイアウォール機能を有効/無効にする方法
ウイルス駆除アプリ、またはファイアウォールアプリを使用している場合
ウイルス駆除アプリ、またはファイアウォールアプリには、ファイアウォール機能として、「ネットワークへのアクセス」や「ネットワークからのアクセス」を制限する機能が搭載されているものもあります。
このような機能を含むアプリがインストールされている場合、ネットワーク上でPCが正常に認識されず、インターネットに接続できないなどの現象が発生してしまうことがあります。
ウイルス駆除アプリをインストールしている場合は、上記のようなファイアウォール機能が動作していないかをご確認ください。
ファイアウォール機能が原因と考えられる場合は、アプリの取扱説明書や開発元にて、設定をご確認ください。
「Internet Explorer」の設定が正しいかを確認します
「Internet Explorer」のセキュリティーレベルを確認します
Windows Updateを行うには、セキュリティーレベルが「中」以下に設定されている必要があります。
下記の関連Q&Aを参照し、セキュリティーレベルをご確認ください。
Windows Updateを信頼済みサイトゾーンに追加し、セキュリティーレベルを変更します
- 使用している画像は一例です。
「Internet Explorer」を起動します。
[ツール]ボタンを選択し、[インターネット オプション]を選択します。
※[ツール]ボタンが表示されていない場合は、キーボードの[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ツール]-[インターネットオプション]を選択します。[インターネットオプション]画面、または[インターネットのプロパティ]画面が表示されるので、[セキュリティ]タブを選択して[信頼済みサイト]のアイコンを選択し、[サイト]ボタンを選択します。
[信頼済みサイト]画面が表示されるので、[このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする]のチェックをはずします。
[次のWebサイトをゾーンに追加する]に「https://*.microsoft.com」と入力し、[追加]ボタンを選択し、[閉じる]ボタンを選択します。
- [OK]ボタンが表示されている場合は、[OK]ボタンを選択し、画面を閉じます。
[インターネットのプロパティ]画面、または[インターネットオプション]画面で、[レベルのカスタマイズ]ボタンを選択し、以下の項目を有効にします。
- 「Internet Explorer」のバージョンにより、項目名が異なる場合があります。
- ActiveXコントロールとプラグインの実行
- スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行
- スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行
- 署名されたActiveXコントロールのダウンロード
- 未署名のActiveXコントロールのダウンロード
- アクティブスクリプト
- ご注意
-
上記設定を行うことで、信頼済みサイトに登録したWebページのみ、セキュリティーレベルが低い状態になります。
[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]で[自動構成]の設定を確認します
- 使用している画像は一例です。
「Internet Explorer」を起動します。
[ツール]ボタンを選択し、[インターネット オプション]を選択します。
※[ツール]ボタンが表示されていない場合は、キーボードの[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ツール]-[インターネットオプション]を選択します。[インターネットオプション]画面、または[インターネットのプロパティ]画面が表示されるので、[接続]タブを選択し、[LANの設定]ボタンを選択します。
[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]画面が表示されるので、[自動構成]の[設定を自動的に検出する]にチェックをつけます。
[自動構成スクリプトを使用する]にチェックがついている場合は、[アドレス]に記載されている内容を削除し、チェックをはずします。[OK]ボタンを選択して、開いている画面を閉じます。
プロキシーの設定を確認します
プロキシーサーバーを使用していると、Windows Updateが行えない可能性があります。
プロキシーサーバーの使用を停止し、Windows Updateができるかを確認します。
SSLの設定を確認します
- 使用している画像は一例です。
「Internet Explorer」を起動します。
[ツール]ボタンを選択し、[インターネット オプション]を選択します。
※[ツール]ボタンが表示されていない場合は、キーボードの[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ツール]-[インターネットオプション]を選択します。[インターネットオプション]画面、または[インターネットのプロパティ]画面が表示されるので、[詳細設定]タブを選択し、以下の項目のチェックがついているかを確認します。
チェックがついていない場合は、チェックをつけます。- [SSL 2.0 を使用する]
- [SSL 3.0 を使用する]
言語の優先順位の設定を確認します
- 使用している画像は一例です。
「Internet Explorer」を起動します。
[ツール]ボタンを選択し、[インターネット オプション]を選択します。
※[ツール]ボタンが表示されていない場合は、キーボードの[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ツール]-[インターネットオプション]を選択します。[インターネットオプション]画面、または[インターネットのプロパティ]画面が表示されるので、[全般]タブを選択し、[言語]ボタンを選択します。
[言語の優先順位]画面が表示されるので、[言語]の一覧に「日本語」が表示されているかを確認します。
複数の言語が表示されている場合は、一覧の先頭に「日本語」が表示されているかを確認します。- [言語]の一覧に「日本語」が表示されていない場合は、[追加]ボタンを選択します。
[言語の追加]画面が表示されるので、「日本語」を選択し、[OK]ボタンを選択します。
- [言語]の一覧に「日本語」が表示されていない場合は、[追加]ボタンを選択します。
インターネット関連の他社製アプリを使用しているかを確認します
インターネット高速化アプリ、他社製セキュリティーアプリ、または他社製ブラウザーアプリなどをインストールすることにより、Windows Updateができなくなる可能性があります。
その場合は、アンインストールして改善するかをご確認ください。
また、他社製ブラウザーアプリをご利用の場合は、「Internet Explorer」を使用して改善するかをご確認ください。
アプリの詳細については、発売元にお問い合わせください。
- 参考
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下記のマイクロソフト社サポート技術情報もご参照ください。
- マイクロソフト社サポート技術情報
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- [文章番号]
- 817144
- [最終更新日]
- 2011/5/16
- [タイトル]
- Windows Update Web サイトへの接続時、メッセージ "ご利用いただき、ありがとうございます" が表示される
- [リンク]
- https://support.microsoft.com/kb/817144/
Windows Updateのログファイルを確認します(Windows XPの場合)
Windows XPの場合、Windows Updateのログファイル、またはデータベースが破損して、Windows Updateができない可能性があります。
そのほかのOSの場合は、STEP10へ進んでください。
マイクロソフト社のダウンロードセンターから更新プログラムをインストールできるかを確認します
特定の更新プログラムのインストールができない場合は、マイクロソフト社のダウンロードセンターからインストールできるかを確認します。
詳細は下記の関連Q&Aをご参照ください。
Windows Updateにすべて失敗している場合は、STEP11へ進んでください。
システムの復元を行います
システムの復元を行い、Windows Updateができるかを確認します。
時間をおいてから、Windows Updateができるかを確認します
Windows Updateのサーバーがメンテナンス中、またはサーバーが混雑している可能性があります。
時間をおいてWindows Updateができるようになるかを確認します。
ご利用のネットワーク機器の設定を確認します
ご利用のネットワーク機器のファームウェアなどを最新の状態にし、Windows Updateができるかを確認します。
また、インターネット接続ツールなどを使用している場合は、最新のバージョンにアップデートして改善するかをご確認ください。
リカバリー(再セットアップ・初期化)を行います
リカバリー(再セットアップ・初期化)を行い、Windows Updateができるかを確認します。