文書番号 : S1605250080024 / 最終更新日 : 2018/02/28印刷する

HDMI入力端子から入力されたデジタル音声信号は、光デジタル音声出力端子から出力されますか?(X9500B/X9200B/X8500B/W950B/W920A/W900B/W800B/W700B/W600B/W500A シリーズ、X9200A/X8500A/W900A/W802A/W650A/W600A シリーズ)

    Q

    HDMI入力端子から入力されたデジタル音声信号は、光デジタル音声出力端子から出力されますか?(X9500B/X9200B/X8500B/W950B/W920A/W900B/W800B/W700B/W600B/W500A シリーズ、X9200A/X8500A/W900A/W802A/W650A/W600A シリーズ)

     
     
    A

    ブラビアが対応している信号であれば、「光デジタル音声出力」端子からそのまま出力されます。対応している音声信号、設定のしかた、つないだオーディオ機器に関する注意事項などについては、以下をご覧ください

    対象製品

    ブラビア
    W730C/W700C シリーズ (2015年モデル)
    X9500B/X9200B/X8500B/W950B/W920A/W900B/W800B/W700B/W600B/W500A シリーズ (2014年モデル)
    X9200A/X8500A/W900A/W802A/W650A/W600A シリーズ (2013年モデル)

    内容

    説明

    ブラビアのHDMI入力端子が対応しているデジタル信号

    ブラビアのHDMI入力端子は、以下のデジタル音声信号に対応しています。

    • リニアPCM (32kHz / 44.1kHz / 48kHz)

    • ドルビーデジタル (AC-3)

    • MPEG2 AAC (デジタル放送) (Advanced Audio Coding)

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    光デジタル音声出力を設定をする

    上記の対応しているデジタル音声信号を、光デジタル端子から出力されるようにブラビアのホームメニューで設定します。

    1. リモコンの「ホーム」ボタンを押し、[設定] を選び「決定」ボタンを押します。

    2. [音質・音声設定] を選び、「決定」ボタンを押します。

      W730C/W700C シリーズ (2015年モデル)
      X9500B/X9200B/X8500B/W950B/W920A/W900B/W800B/W700B/W600B/W500A シリーズ(2014年モデル)の場合

      X9200A/X8500A/W900A/W802A/W650A/W600A シリーズ (2013年モデル) の場合

    3. [デジタル音声出力設定] を選び、「決定」ボタンを押します。

      ※ [デジタル音声出力設定] が選べない場合は、[スピーカー出力] にて、[オーディオシステム] に変更してから操作してください。

    4. [オート1] または [オート2] を選び、「決定」ボタンを押します。

      ※ [オート1] または [オート2] の意味については、以下をご参照ください。

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    光デジタル音声出力の各設定と音声信号の組み合わせによる音の出かた

    HDMI端子からのデジタル音声信号は、ブラビア側の [デジタル音声出力設定] (または [光音声出力設定]) で設定している項目、および音源の音声チャンネル数 (5.1chや2chなど) によって変わります。

    詳しくは、以下の表をご覧ください。

    HDMI入力から ブラビア に入力される音声信号[デジタル音声出力設定] (または [光音声出力設定]) の項目音声チャンネル数「光デジタル音声出力」 から出力される音声形式 ※1音が出るイメージ (チャンネル数を限定するものではありません)
    ドルビーデジタル
    MPEG2 AAC
    [オート1]チャンネル数問わず圧縮音声のまま出力

    5chと2chイメージ

    [オート2] ※22ch以上 (5.1chなど)圧縮音声のまま出力

    5chイメージ

    2ch以下PCM音声のデジタル音声で出力

    2chイメージ

    [PCM]チャンネル数問わずPCM音声のデジタル音声で出力

    2chイメージ

    リニアPCM ※3設定問わずチャンネル数問わずPCM音声のデジタル音声で出力

    2chイメージ

     

    1 オーディオ機器 (AVアンプ、ホームシアターシステムなど) によっては、デジタル音声で出力されているかどうかを、オーディオ機器の液晶画面などで確認できます。その場合、音声を出力中に「MPEG2 AAC」、「DOLBY DIGITAL」などのデジタル音声信号を意味する情報が表示されます。
    (機器によって表示は異なります。詳しくは、オーディオ機器側の取扱説明書などをご確認ください)

    2 MPEG2 AAC音声の副音声への切り換えを、 ブラビア のリモコンの「 音声切換 (音声切換) 」ボタンで操作したい場合は [オート2] をおすすめします。

    3 ブラビア がリニアPCMとして受け取る音声の例 :

    • 録画・再生機器で録画した、アナログ放送のタイトルを再生中のアナログ音声
    • 録画・再生機器でBD/DVDの映像を再生しているときの、ブラビア のHDMI入力端子が対応していないデジタル音声 (DTS など) やアナログ音声
    • 録画・再生機器でVHSテープの映像を再生しているときのアナログ音声、など
    ご注意

    録画・再生機器側が、リニアPCMとして出力しない (DTSやMPEG2 AACなどをそのまま出力) と、「光デジタル音声出力」端子から音声が出力されず、つないだオーディオ機器で音が出ない場合があります。

    録画・再生機器側のHDMI音声の出力設定を、PCMに変更してください。詳しい操作方法については、録画・再生機器側の取扱説明書などをご確認ください。

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    アンプ、レコーダーなどの機器との接続や設定について

    ブラビアとAVアンプやホームシアターシステム、ブルーレイディスクレコーダーやプレーヤーなどの再生機器との接続時の注意点や、機器側で必要になる出力の設定などに関しては、以下をご覧ください。

    接続時の注意点
    • オーディオ機器と録画・再生機器 (どちらもドルビーデジタルやDTS、MPEG2 AACなどに対応) を両方お持ちの場合
      録画・再生機器の「光デジタル音声出力」は、 ブラビア ではなく オーディオ機器に直接接続 することをおすすめします (オーディオ機器に「光デジタル入力」端子が 2 つ以上搭載されている場合)。

      オーディオ機器に直接つなげば、 ブラビア の光出力が対応していないDTSなどのデジタル音声も楽しむことができます (下図参照)。 詳しい接続方法については、オーディオ機器側の取扱説明書をご確認ください。

      アンプ、再生機器との接続イメージ

    • 光デジタル接続ケーブルについて
      上図の場合、光デジタル接続ケーブルは 2 本必要です。
      また、光デジタル接続ケーブルの端子の形状には「光角型プラグ」および「光ミニプラグ」があります。

      接続するオーディオ機器や録画・再生機器の端子の形状に合わせてご購入ください。 (ブラビア の光デジタル出力端子は 「 光角型プラグ 」 です)

    • ARC対応の機器との接続について
      HDMI機器制御と Audio Return Channel (ARC)に対応しているAVアンプ、ホームシアターシステムは、HDMIケーブルを使ってブラビアのARC対応HDMI入力端子につないでください。
      ARC対応HDMI入力端子は、以下のとおり機種により異なります。

      • 2015年モデル(W730C/W700C シリーズ)、2014年モデル(W950B/W900B/W800B/W700B/W600B シリーズ) の場合
        「HDMI 2」がARC対応の端子です。

      • 2014年モデル(X9500B/X9200B/X8500B/W920A/W500A シリーズ)、2013年モデルの場合
        「HDMI 1」がARC対応の端子です。

      ※ なお、HDMI機器制御やAudio Return Channel (ARC)に対応していない場合は、HDMIケーブルだけでなく、光デジタル接続ケーブルの接続も必要です

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    つないだ機器側の注意点
    • 録画・再生機器の音声出力設定について
      デジタル音声で出力する設定になっていないと、デジタル音声で出力されません。 必ず録画・再生機器側のHDMI出力、および光デジタル音声出力の設定をご確認ください。 設定については、録画・再生機器側の取扱説明書をご確認ください。

    • BD/DVDの音声メニューについて
      BD/DVDによっては、ディスクの音声メニューでデジタル音声 (ドルビーデジタル、DTSなど) が選ばれていないと、お好みのデジタル音声が出力されない場合があります。

    • 音声と映像がずれるのが気になる場合
      オーディオ機器で調整をおこなってください (AVシンク、リップシンク調整機能などと呼ばれます)。 詳しくは、オーディオ機器側の取扱説明書をご確認ください。

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