運動会を撮影する方法(ハンディカム)
ハンディカムで運動会を撮影する方法
運動会撮影の基本テクニックだけでなく、撮影前の準備から、撮影後の楽しみ方までご確認いただけます。ぜひ参考にして素敵な思い出を残してください。
目次
内容
説明
事前準備
プログラムと撮影場所の確認
服装も同じ運動着で背格好もそっくりとなると、見つけるのがひと苦労。 運動会本番までに、プログラムを見ながら出場種目や立ち位置など詳細をお子様から聞いておくと見つけやすくなります。
お子様から聞いた内容を基に、撮影場所を決めておくと良いでしょう。 また、三脚などの使用は学校のルールを確認しましょう。
アクセサリー関連
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バッテリーの充電
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予備のバッテリー (バッテリー切れ対策に)
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三脚や一脚 (三脚の使用が難しい場合は、一脚を使うと良いでしょう)
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テレコンバージョンレンズ (対応機種のみ。遠くからアップで顔の表情を撮りたい時に便利です)
カメラの設定
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「顔検出」を「こども優先」にします。
- 「顔検出」を入りの状態にすることで、カメラが自動的にピントや露出などを検出した人物に合わせてくれます。
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「優先顔キメ機能」でお子様の顔をカメラに記憶させます。
- 設定方法など詳しくは、本ページ内の【カメラ機能の使いこなし編】をご覧ください。
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「手ブレ補正」を「アクティブ」にします。
- 「アクティブ」にすることで、ズームしても手ブレを少なくすることができます。
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録画モードは、標準の「HQ」モードをおすすめします。
高画質の「FH」モードなどに画質を上げると、標準の「HQ」モードに比べ撮影できる時間が短くなります。詳しくは、以下のページをご覧ください。- 録画モードごとの撮影できる時間は、取扱説明書の「動画の撮影可能時間の目安」をご確認ください。
撮影
ズーム操作、構え方編
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ズームを多用すると、再生した時に見づらくなってしまうので、必要に応じてズーム操作しましょう。
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速くズームすると、お子様を見失ってしまったり、極端に顔のアップになってしまったりしてしまうので、ズームする時は、なるべくゆっくりとズームしましょう。
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手持ちでの撮影は、脇を締めて肩幅くらいに足を開いた姿勢で体を安定させることで、手ブレを少なくすることができます。
構図 (場の雰囲気を出した撮り方など) 編
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自然な表情を撮影するために撮影時の高さは、できるだけお子様の目線に合わせた高さで撮影しましょう。
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入場行進や準備体操など、最初は会場全体が入るような構図 (ロングショット) で撮影し、ゆっくりとズームしながらお子様の表情がわかるよう上半身が入る程度 (ウエストショット) までズームすることで、場の雰囲気をだした撮影ができます。
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徒競走など、お子様が走る時の撮影は、ズームを調整しながら常に全身が入る構図 (フルショット) で撮影すると、頑張って走っている表情や状況を撮影することができます。
- 参考
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構え方や構図など、以下のページで比較動画や解説図付きで分かりやすく説明しています。
カメラ機能の使いこなし編
「優先顔キメ機能」を使う
「優先顔キメ機能」が搭載されているハンディカムは、お子様の顔を認識 (顔の周りに白い枠が表示されている状態) している時に、表示されている枠の中をタッチすると、二重の枠になり「優先顔キメ機能」が働きます。
「優先顔キメ機能」を使うことで、フォーカスや明るさ、肌の色をカメラが優先的に調整してくれます。さらに、同じ服装で背格好もそっくりな中でも、お子様の顔をカメラが認識すると二重の枠で表示されるので、お子様を見つけやすくなります。
- 電源を切ったり、撮影画面の外に出てしまってもカメラが記憶しているため、追尾することができます。ただし、バッテリーを取り外すと記憶していた情報が消えてしまうため、再設定が必要です。
動画撮影中に写真を撮る
動画を撮りながらカメラの「PHOTO」ボタンを押すと写真撮影ができます。
- 最高画質の「FX」モードやフレームレートを「60p」に設定されている場合は、動画撮影中に写真撮影できません。
また、製品によってはフレームレート「24p」の場合も、動画撮影中に写真撮影できません。 - [同時ビデオ記録]に対応した製品の場合、[同時ビデオ記録]を[入]にすると動画撮影中に写真撮影できません。
- 動画撮影後に動画から静止画(写真)を作成することもできます。
詳しくは、本ページ内の「編集」をご覧ください。
撮影者の声を目立たなくする(マイボイスキャンセリング)
「マイボイスキャンセリング」機能が搭載されているハンディカムは、被写体の声や被写体周辺の音はそのままに、撮影者の声だけを低減して記録することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。
撮影後の楽しみ方
再生
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HDMI端子を搭載したテレビと“ハンディカム”をHDMIケーブルで接続することで、ハイビジョン画質で再生できます。
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「ハイライト再生」機能搭載の“ハンディカム”は、「顔検出機能」などの情報を基にカメラが自動的にシーンを選択しBGM付きで再生してくれます。 詳しくは、以下のページをご覧ください。
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プロジェクター内蔵の“ハンディカム”では、撮影した映像を投影することで、シアター感覚で映像が楽しめます。
パソコンや外付けハードディスクに保存
パソコンに保存
PlayMemories Homeをパソコンにインストールして、ハンディカムで撮影した映像をパソコンに保存。 そのあと編集やディスク作成などをすれば、さらに楽しみが広がります。
PlayMemories Homeの動作環境をご確認の上、パソコンにダウンロード、インストールしてお使いください。
編集
動画編集
PlayMemories Homeを使えば、保存した動画の不要な部分をカットしたり、動画と動画を結合して素敵な作品にすることができます。
動画から静止画切り出し
カメラ本体の操作やPlayMemories Homeで、動画の中の1シーンを切り出して、静止画(写真)を作成できます。
- カメラ本体の操作は、取扱説明書の「動画から静止画を切り出す」または「動画から静止画を作る」をご覧ください。
DVDやブルーレイディスクに残す
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ブルーレイディスクレコーダーやDVDレコーダーを使ってダビングする方法はこちらを参考にしてください。
- お使いのレコーダーやハンディカムの取扱説明書もあわせてご確認ください。
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Windowsパソコンをお使いであれば、PlayMemories Homeでディスク作成ができます。作成できるディスクの種類や、対応しているファイル、操作方法について詳しくはこちらをご覧ください。