文書番号 : S1209070041482 / 最終更新日 : 2016/09/27印刷する

プリンターと内視鏡と接続しフットスイッチを使用して印刷を行いたい。内視鏡の映像を取り込み、取り込みが終了した時点で1枚の用紙に分割した内視鏡の映像を印刷することができるプリンター側の設定方法を教えて欲しい。

    Q

    プリンターと内視鏡と接続しフットスイッチを使用して印刷を行いたい。内視鏡の映像を取り込み、取り込みが終了した時点で1枚の用紙に分割した内視鏡の映像を印刷することができるプリンター側の設定方法を教えて欲しい。

    A

     

    1. 設定フロー

    ※1 メニュー以外にプリンターのフロントパネルからも設定可能

     

    2. 設定方法
    機種 : UP-25MD

    ■ 2.1. 印刷枚数の設定
    [10] PRINT QTYボタンにて印刷枚数を設定する。

    1~9枚の設定が可能。
    [10] PRINT QTYボタンを押すことで、 [4] 液晶ディスプレイ並びに、外部モニターへ
    現在設定されている印刷枚数が表示される。
    表示された状態にて [10] PRINT QTYボタン押すことで印刷枚数の変更が可能。

    ■ 2.2. 分割画面(印刷)の設定
    [9] MULTI PICTUREボタンにて分割画面を設定する。

    フル画面(分割なし)、2分割画面、4分割画面の設定が可能。
    [9] MULTI PICTUREボタンを押すことで、 [4] 液晶ディスプレイ並びに、外部モニターへ
    現在設定されている分割数が表示される。
    表示された状態にて [9] MULTI PICTUREボタン押すことで分割数の変更が可能。

    【外部モニターの表示画面】
                      
    ■ 2.3. フットスイッチ使用時の動作設定
    フットスイッチの操作をした際に、どの様にプリンターやモニターを動作させるかをメニューから設定する。
    1. フットスイッチに連動して、外部モニターに何の映像をどのように表示させるのか?
      (モニタ表示制御設定)
    2. フットスイッチにどのような操作や機能を割当てるのか?
      (フットスイッチ機能割当)
    通常画面の状態から [5] MENUボタンにてメニューを表示させる。

    [7] カーソル移動ボタンの↑ボタン、↓ボタンでカーソル(緑の点灯している箇所)を一番上の行に移動させる。

    [7] カーソル移動ボタンの←ボタン、→ボタンにてカーソルをPRNにあわせて PRINTER SETUP メニューを画面表示させる。

    [7] カーソル移動ボタンの↑ボタン、↓ボタンにてカーソルを FUNCTION : PRESS →にあわせて →ボタンにて FUNCTION SETUP メニュ-を画面表示させる。

    【外部モニターの表示画面】
                      
    ■ 2.3. フットスイッチ使用時の動作設定
    ▼ AUTO LIVE設定 ((1)の設定)

    [7]カーソル移動ボタンの↑ボタン↓ボタンにてカーソルを『AUTO LIVE』にあわせて←ボタン、→ボタンにてON/OFFの設定をする。

    ON:
    キャプチャーしメモリされた映像をモニターに表示させて数秒後、ソース映像(内視鏡からの入力映像)をモニターに表示させる。

    OFF:
    キャプチャーしメモリされた映像をモニターに表示させたままにする。

    ONを選択して設定する。

    ▼ RM2 FUNC設定((2)の設定)

    [7]カーソル移動ボタンの↑ボタン↓ボタンにてカーソルを『RM2 FUNC』にあわせて←ボタン、→ボタンにてフットスイッチの機能割当てをする。

    C&PRINTを選択して設定する。

    [5]MENUボタンにて設定メニューを終了させる。

    上記の解説は、UP-25MDにて例示をしていますが、旧機種のUP-20A等でも設定方法や項目は変わりません。

     

    3. C&PRINT設定時の動作
    設定条件
    RM2 FUNC: C&PRINT
    AUTO LIVE: ON
    MALIT PIX: 2
    メモリーモード: FRAME
      フットスイッチ
    実際の病院での運用は、4分割(MALIT PIX4)にて使用されているケースが多い。

    (▼ 画像をクリックすると拡大図を表示します)

    上記操作を繰り返すことで、印刷後のメモリーページは、A → B → C → D → Aと自動遷移をする。