ピントがうまく合わない(α:アルファ:Eマウント)
ピントがうまく合わない。(α:Eマウント)
- ピントが合う時、合わない時がある
- ピントが合わずシャッターが切れない
被写体との距離や撮影環境などの理由により、オートフォーカスでうまくピントが合わないことがあります。撮影状況や撮影環境に応じた対処方法をご確認ください。
内容
- 参考
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以下のページで、ピント合わせのコツをわかりやすく説明しています。
- 機種によっては搭載されていない機能もあります。
対処方法
被写体との距離が近すぎていないか確認します。
レンズごとに、被写体までの最短で撮影できる距離 (最短撮影距離) が決められています。 その最短撮影距離以下で撮影をおこなっても、ピントは合いません。 最短撮影距離以上で撮影をしてください。
最短撮影距離は以下の方法で簡単に確認が可能です。
- レンズ前面やレンズ側面に記載されています。
ピントが合いにくい被写体や撮影環境でないか確認します
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青空や白壁などコントラストのない被写体
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フォーカスエリアの中に距離の異なるものが混じっている状況
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ビルの外観など、繰り返しパターンの連続する被写体
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明るい被写体 、逆光になっている被写体
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水面などのきらきら輝いている被写体、光沢のある被写体
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高速で移動する被写体
これらの被写体や、ピントが合いづらい場合は以下の方法でピントを合わせます。
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被写体とほぼ同じ位置にあるものでフォーカスロック (シャッターボタンを軽く押して緑色の枠が表示されたままの状態) の状態で、構図を決め直して撮影する。
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本体のフォーカス切り替えを「MF」(マニュアルフォーカス)にして手動でピント合わせをして撮影する。
一部にピントがあった写真が撮影されてしまう場合
カメラの絞りを絞ることで前後のボケが少なく、全体的にピントが合った写真が撮影できます。
絞りを開けた写真(例:絞り値2.8)
絞りを絞った写真(例:絞り値16)
以下の操作をお試しください。
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カメラのモードダイヤルをA(絞り優先)にします。
- このモードは、絞り以外は適正露出になるようにカメラが自動で設定をします。
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ダイヤルで(F値)を大きくします。
- 暗い場所で絞りを大きくすると光の取り込みが少なくなるため手振れしやすくなります。
手振れしやすい場合は、三脚などを使うと手振れを防ぐことができます。
- 暗い場所で絞りを大きくすると光の取り込みが少なくなるため手振れしやすくなります。