上手に録音するための設定方法
上手に録音するための設定方法
本機の録音機能を利用して、様々なシーンに合わせた録音が可能です。
ここでは7のシーンに合った簡単な録音、設定方法を紹介します。
目次
■ 会議録音
■ 授業・講演会録音(遠くの方を狙って録音する場合)
■ 歌やカラオケの録音
■ 楽器録音(リニアPCMモデル推奨)
■ メモ録・口述録音
■ 胸ポケットでの録音
■ 電話録音(電話録音用マイクを使用した場合)
より良い録音結果を得るためには、録音する前に、あらかじめためし録りをしてから録音することをおすすめします。
内容
■ 会議録音
付属のスタンドを使って接地面を少なくすることで、机から伝わる振動音などのノイズを低減できます。 スタンドを利用できない場合は、ハンカチでも代用できます。 発表者に近い場所で録音してください。
<本機の設定方法>
本機を操作し、以下のように設定をしてください。
- [メニューモード]-[録音モード]
を[MP3 192Kbps(ステレオ高音質)]に設定してください。 - [メニューモード]-[録音感度]
を[会議]に設定してください。
■ 授業・講演会録音(遠くの方を狙って録音する場合)
本機の「指向性入/切スイッチ」を「入」にし(*)、マイクを録音したい音の方向に向けてください。
* 「指向性入/切スイッチ」を「入」にすると、本機の単一指向性マイクを使用するため、ステレオ録音モード(LPCM 44/16、LPCM 22/16、MP3 192k、MP3 128k、STHQ、ST、STLP) が選ばれている場合でも、モノラル録音となります。
<本機の設定方法>
本機を操作し、以下のように設定をしてください。
- [メニューモード]-[録音モード]
を[MP3 192Kbps(ステレオ高音質)]に設定してください。 - [メニューモード]-[録音感度]
を[高感度]または[会議]に設定してください。
■ 歌やカラオケの録音
ステレオ録音モードで臨場感のある録音ができます。
付属のソフトを使えば、パソコンでCDにも記録できます。
<本機の設定方法>
本機を操作し、以下のように設定をしてください。
- [メニューモード]-[録音モード]
を[LPCM 44/16(ステレオ高音質)]に設定してください。 - [メニューモード]-[録音感度]
を[音楽]に設定してください。
■ 楽器録音(リニアPCMモデル推奨)
ICレコーダーをピアノの上にのせて録音すると、ピアノを弾くときの振動も一緒に録音されてしまいます。
ICレコーダーを楽器の近くに置いて録音してください。
<本機の設定方法>
本機を操作し、以下のように設定をしてください。
- [メニューモード]-[録音モード]
を[LPCM 44/16(ステレオ高音質)]に設定してください。 - [メニューモード]-[録音感度]
を[音楽]または[マニュアル]に設定してください。
ライブハウスなどで大音量の音を録音する場合には、マニュアル録音でリミッター機能をオンにすると、音のひずみを防ぎます。
([メニューモード]-[詳細メニュー]-[LIMITER])
■ メモ録・口述録音
録音するときは、マイク部に息がかからないように口のやや横に本体を近づけましょう。
ご注意 |
本機を手に持って録音するときは、本機に触れた時のノイズ(タッチノイズ)が録音されないようご注意ください。 |
<本機の設定方法>
本機を操作し、以下のように設定をしてください。
- [メニューモード]-[録音モード]
を[MP3 128Kbps(ステレオ標準)]に設定してください。 - [メニューモード]-[録音感度]
を[口述]に設定してください。
■ 胸ポケットでの録音
ハンカチなどで本体を固定すると衣服と擦れた時のノイズが減らせます。
タイピンマイク(別売)を使うとさらにノイズが減らせます
<本機の設定方法>
本機を操作し、以下のように設定をしてください。
- [メニューモード]-[録音モード]
を[MP3 128Kbps(ステレオ標準)]に設定してください。 - [メニューモード]-[録音感度]
を[口述]に設定してください。
■ 電話録音(電話録音用マイクを使用した場合)
付属の電話録音用マイクを使って、自分と相手の声を録音できます。
<本機の設定方法>
本機を操作し、以下のように設定をしてください。
- [メニューモード]-[録音モード]
を[MP3 128Kbps(ステレオ標準)]に設定してください。 - [メニューモード]-[録音感度]
を[口述]に設定してください。