文書番号 : S1110278026504 / 最終更新日 : 2018/02/28印刷する

無線LANには、どのような種類がありますか?

    Q

    無線LANには、どのような種類がありますか?

    A

    高画質で楽しむ レイアウトフリーで楽しむ

    無線LANにはいくつかの方式があり、方式によって必要な機器や情報をやり取りする速度 (伝送速度) が異なります。
    機器によっては、複数の無線LANの方式に対応している場合があります。
    無線LAN用の機器は、下記を参考にして用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
    ■ 802.11a
    最大伝送速度は約54Mbps*で、高速に情報のやり取りができます。
    無線周波数は5.2GHz帯を使用しています。
    部屋の中だけで使うときは、無線が届きやすく安定しますが、別々の部屋や階が違う場所などの電波が届きにくいところでの情報のやり取りは、不安定な場合もあります。
    ■ 802.11b
    最大伝送速度は約11Mbps*です。
    無線周波数は2.4GHz帯を使用していて、家の中でも広い範囲で情報のやり取りができます。
    お店や駅などでも無線で情報のやり取りができるFREESPOT (フリースポット) でも採用されています。
    ■ 802.11g
    最大伝送速度は約54Mbps*で、高速に情報のやり取りができます。
    無線周波数は2.4GHz帯を使用し、家の中でも広い範囲で情報のやり取りができます。
    802.11.bの上位互換方式のため、802.11.bの方式にも対応できます。
    お店や駅などでも無線で情報のやり取りができるFREESPOT (フリースポット) でも採用されています。
    ■ 802.11n
    最大伝送速度は約100Mbps*以上で、従来の方式よりもさらに高速に情報のやり取りができるため、デジタルハイビジョン放送などの高画質の映像も楽しめます。
    * 1秒間にやり取りできる情報量を表す単位です。 54Mbpsならば、1秒間に54Mビットの情報をやり取りできます。
    数字が大きければ大きいほど、高画質な映像や写真、高音質の音楽などをスムーズにやり取りできます。

    無線LANを設定するときの注意点
    • 無線LANを使うときには、外部から不正アクセスされないように、セキュリティを確保する必要があります。
      無線LANネットワークの名前 (SSIDなど) とパスワード (暗号化) を組み合わせることで、外部から不正アクセスされることを防げます。
    • 無線LANの設定を自動でするときは、アクセスポイントやコンバーターの取扱説明書などをご覧ください。
    • 無線LANの設定を手動でするときは、アクセスポイントの設定をしてください。
      設定について詳しくは、お使いの機器の取扱説明書やヘルプをご覧ください。
    • 無線LANネットワークの名前をつけるSSIDなどとも呼ばれます。
      無線LAN接続するときに入力したり、リストから選んだりしないと、無線のネットワークに接続できなくなります。
    • パスワードを設定する (無線LANの暗号化) WEPやWPA-PSK 、WPA2-PSKなどとも呼ばれます。
      パスワード (ネットワークキー) を設定することで、無線LAN接続する側に接続のときに入力を要求できるため、外部からの不正なアクセスを防げます。


    現在のご家庭の環境と、使用目的に合わせた最適な接続スタイルを確認するには、こちらのページ をご覧ください。

    ホームネットワークを構築するにあたり、ソニールームリンクに必要な周辺機器や設定方法などがわからない場合は、ソニーの訪問サポート (デジホームサポート) をご利用ください。
    ご自宅に訪問して、設定や使いかたをサポートします。