本機は機械内部に 「 安全機能 」 として、アンテナ線などのショートを感知する機能を備えています。
※ 衛星アンテナの電源はテレビや録画器などから供給されています。
画面に [衛星アンテナがショートしたため 衛星アンテナの設定を 「 切 」 にしました 取扱説明書をご覧ください] と表示され、本機前面の 「 電源 / 録画予約 / 録画ランプ 」 が緑色に点滅している場合は、何らかの原因 (本機のコンセントを抜かない状態でアンテナ線の抜き差しをおこなうなど) で本機がアンテナ線のショートや、それに近い状態を感知し、安全確認としてのメッセージを出力している ことが考えられます。
以下をご確認ください。

アンテナのショートが発生する主な原因
アンテナのショートが発生する主な原因として、以下のようなことが考えられます。
- 本体の主電源を切ったあとに、「 コンセントを抜かない状態 」 でアンテナ線などの抜き差しをおこなった。
※ 本体の電源コードは、必ずすべての接続が終わった後にコンセントにつないでください。 - アンテナ線などの接続がゆるんでしまっている。
または、外れかかってしまっている。 - アンテナ線などの接続を変えた際に、アンテナ線などの接続状態が変わってしまった (アンテナ芯線などの折れ・曲がり)。
または、新しい接続が正しくない。 - BSアンテナや分配器などのアンテナ接続機器が劣化、破損してしまった。

アンテナショートが発生した場合の対処方法
アンテナショートが発生すると、安全のため [ CS/BS :衛星アンテナ電源 ] の設定が [切] になり、アンテナへ電源が供給されなくなります。
以下の手順をご確認の上、 [ CS/BS :衛星アンテナ電源 ] の設定を変更してください。

テレビ本体の電源スイッチで電源を切り、コンセントを抜きます。


接続部の確認をおこないます。
ケーブルの接続部分に問題があると、ショートの原因となる場合があります。
接続部を確認ご確認の上、以下のような問題が無いかご確認ください。
- 異なる入力端子に接続されている (BSアンテナ端子にU/Vアンテナのケーブルを接続しているなど)。
- 接続がゆるんでしまっている。 または、外れかかってしまっている。
アンテナケーブル接合部の芯線が折れ曲がり、アンテナ入力端子やケーブルまわりの金属部分に触れている (正常なケーブルとの交換が必要です)。
本機は、ノイズが入りやすいなどの理由でプラスチック製のアンテナアダプターでの接続は推奨しておりません。
可能な限り、F接栓型のアンテナケーブルをご使用ください。
■ 本機とアンテナ端子との接続例
(KDL-32J5000 + サテライト/UV混合分配器 (壁のアンテナ端子が1つ) )
下図の赤い枠

の各接続部が正しく接続されているか確認してください。
ケーブルの接続について詳しくは、
接続ガイド をご覧ください。
分配器ご使用の注意

サテライト分配器は、110度CSデジタル (2150MHz以上) 対応のものを使ってください。
なお、衛星アンテナヘは本機または接続したビデオから電源を供給するため、全端子電流通過型のサテライト分配器を使ってください。
分波器や分配器について詳しくは、
こちらのQ&A をご覧ください。
弊社製、110度CSデジタル対応、全端子電流通過型の分配器の製品情報
- 2分配器:EAC-DSD12 は → こちら
- 3分配器:EAC-DSD13 は → こちら

再びコンセントへ電源コードを差し入れ、テレビ本体の電源スイッチを入れます。


電源を入れたあと、メニューから 「衛星アンテナ電源」 を設定します。
ホームメニューから [ CS/BS :衛星アンテナ電源 ] を設定します。
詳しい手順と選択する項目に関しては、
こちらのQ&A をご覧ください。
※ 上記の手順で改善しない場合は、引き続き以下の
「 その他の確認事項 」 をご覧ください。

その他の確認事項
上記手順をおこなっても、メッセージが消えない場合はアンテナ設備などの問題が考えられます。
以下に該当する問題がないか確認していただき、問題があった場合は、アンテナ設備などの修理や取替えもご検討ください。
-
BSアンテナを設置してかなりの年月が経過している
設置してから年月が経過すると、次第にアンテナは劣化します。劣化が進むと、アンテナのケーブル接合部などが破断、漏水するなどで、アンテナがショートする原因となる場合があります。
BSアンテナに問題が無いかご確認ください。
-
分波器や分配器をかなりの年月使用し続けている
分波器や分配器が劣化や破損している可能性はありませんか?
接続した分波・分配機器に不具合がある場合、ショートの原因となる場合があります。
- 屋外のBSアンテナに対して 「すきまケーブル」 を使用している
すきまケーブル (フラットケーブルとも呼ばれます) は、サッシの開け閉めの際にケーブルが破損し、ショートの原因となる場合があります。

上記をおこなっても改善しない場合

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