以下では、本機のかんたん設定の [オーディオ機器との接続] の方法について説明しています。 オーディオ機器と本機を接続していない場合は、設定する必要はありません。オーディオ機器を接続していない状況で [オーディオ機器との接続] 画面を表示している場合は、手順 「 1 」 にて、[分からない] を選択し 手順を終了してください。
オーディオ機器 (5.1ch サラウンド対応のホームシアターなど) をお持ちの方は、以下の設定をご確認ください。
■ 操作をおこなう前に
操作をおこなう前に、かんたん設定の [オーディオ機器との接続] 画面を表示します。 すでに [オーディオ機器との接続] 画面が表示されている場合は、次に進みます。 こちらをクリックしてください。表示方法がわからない場合は、 こちらのQ&A をご覧ください。
- 「 かんたん設定 」 画面が表示されているときは、録画や再生など本体の操作ができません。
画面の指示にしたがって設定を行ってください。
■ オーディオ機器との接続をおこなう
お使いのオーディオ機器がステレオオーディオか、5.1ch対応のオーディオかを選びます。
リモコンの で [ステレオオーディオ] または [5.1ch オーディオ] を選び、 (決定) を押します。
[ステレオオーディオ] 2ch (ステレオタイプ) (*) のオーディオ機器、または HDMI 端子付きのテレビと接続したときに選びます。
* : ステレオオーディオ、2ch (読み : にちゃんねる) ステレオとは、左右2箇所でそれぞれ違う音が鳴る状態を指します。音源が移動する様子などが伝わるため、音源が一箇所しかないモノラルオーディオより臨場感があります。 スピーカーを2つ持つテレビやラジカセ、ミニコンポなどが、ステレオで音を出すことができるオーディオ機器として広く普及しています。
[ステレオオーディオ]、[わからない] を選択した場合の音声出力は、自動的に [PCM] が選択されます
[5.1ch オーディオ] 5.1ch サラウンド (*) 対応のオーディオ機器とデジタル接続したとき、または5.1ch 対応のHDMI 端子付きテレビと接続したときに選びます。
* : 5.1ch サラウンド、5.1ch (読み : ごーてんいっちゃんねる) 5.1ch サラウンドでは、正面、右前方、左前方、右後方、左後方、に加え、低音出力用サブウーファースピーカー (低音域のみなため、0.1 chと見なされます) の6つのスピーカーで音声を再生します。ステレオ出力よりもはるかに迫力のある、映画館に近い音場を再現することができます。 5.1ch サラウンドを楽しむには、6つのスピーカーとAVアンプを組み合わせたホームシアターセットなどが必要です。ソニー製ホームシアターセットの eカタログページ (参考情報) は、 こちら をご覧ください。
AAC デコーダーに関する設定をおこないます。
ここでの設定は、本機でデジタル放送を視聴するときの 5.1 ch サラウンド音声に対して有効になります。
リモコンの で [AAC デコーダー対応] または [AAC デコーダー非対応] を選び、 (決定) を押します。
[AAC デコーダー対応] AAC (*) デコーダーが搭載されている AV アンプと接続している場合に選択します。
* : AAC (読み : えーえーしー。"Advanced Audio Coding" の略) 圧縮効率が高いうえに高音質なオーディオ信号を伝送する技術のことで、BS デジタル放送や地上デジタル放送の音声圧縮技術としても採用されています。 デジタル放送で、5.1 ch サラウンド音声付の映画やスポーツ中継、音楽番組が配信されている場合、AAC 対応の AV アンプ (およびスピーカー) と接続していれば、迫力のある 5.1ch 音声放送を楽しむことができます。
なお、5.1 ch を再現できるホームシアターセットや AV アンプでも、AAC には対応していないものもあります。 現在 (2006年8月現在) 各メーカーより発売されている AV アンプの多くは AAC デコーダーが搭載されていますが、仕様が分からない場合は取扱説明書などを一度ご確認ください。
[AAC デコーダー非対応]従来の AV アンプで、AAC デコーダーが搭載されていない場合などに選択します。 [AAC デコーダー非対応]、[わからない] を選択した場合の音声出力は、自動的に [PCM] が選択されます
ドルビーデジタルデコーダーに関する設定をおこないます。
ここでの設定は、本機で DVD-Video などを再生するときの 5.1 ch サラウンド音声に対して有効になります。
リモコンの で [ドルビーデジタルデコーダー対応] または [ドルビーデジタルデコーダー非対応] を選び、 (決定) を押します。
[ドルビーデジタルデコーダー対応] ドルビーデジタル (*) デコーダー対応の AV アンプ (およびスピーカー) と接続している場合に選びます。 DVD ビデオを再生する場合に、迫力のある 5.1ch サラウンドの音声を楽しむことができます。
* : ドルビーデジタル 5.1 ch サラウンドを実現する、代表的な音声記録技術のことです。 米国ドルビーラボラトリーズ社が開発した技術で、現在 DVD-Video では標準で収録されています。
また、近年の映画の 5.1 ch サラウンドは、多くの場合ドルビーデジタルが採用されており、映画本編の直前映像やエンドロールなどに、その関連ロゴマークを見かけることができます。
なお、現在 (2006年8月現在) 各メーカーより発売されているホームシアターセットや AV アンプの多くは、ドルビーデジタルデコーダーが搭載されていますが、仕様が分からない場合は取扱説明書などを一度ご確認ください。
[ドルビーデジタルデコーダー非対応]従来の AV アンプで、ドルビーデジタルデコーダーが搭載されていない場合などに選択します。 [ドルビーデジタルデコーダー非対応]、[わからない] を選択した場合の音声出力は、自動的に [PCM] が選択されます
設定内容を確認し、 (決定) を押します。
例 : [AAC デコーダー]、[ドルビーデジタルデコーダー] に対応した [5.1chオーディオ] を選んだ場合
例 : [AAC デコーダー非対応]、[ドルビーデジタルデコーダー] に対応した [5.1chオーディオ] を選んだ場合
例 : [ステレオオーディオ]、すべて [わからない] を選んだ場合。
* : PCM (読み : ぴーしーえむ。"Pulse Code Modulation" の略) コンパクトディスク (CD) などで扱われる音源方式のひとつです、2 ch のオーディオ機器とデジタル接続して楽しめます (5.1 ch サラウンドでの出力はできません)。
本機では、AAC やドルビーデジタル非対応のオーディオ機器に対しては、それらのオーディオ機器でも再生可能な PCM (非圧縮) 音声にして出力します。
■ 設定完了後の画面
設定完了後の画面は、かんたん設定画面を表示させた状況により異なります。
はじめてかんたん設定をしている場合 (電源をはじめて入れたとき、または初期化を行ったとき)
以下の画面に戻ります。
システムメニューからかんたん設定をしている場合
以下の画面に戻ります。
続けて別の設定をするときは、リモコンの で、設定したい項目を選び、 (決定) を押します。
かんたん設定を終了する場合は、リモコンの (終了) を押します。
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