文書番号 : S1110278008035 / 最終更新日 : 2018/02/28印刷する

アンテナを取り付け・設置しているが、アンテナレベルが "0" で受信できない。

    Q

    アンテナを取り付け・設置しているが、アンテナレベルが "0" で受信できない。

    A

    アンテナ取り付け・設置時に、アンテナレベルが "0" のままで受信できないときは、次のことをご確認ください。

    向き (方位角)・仰角 (上下角)・偏波角度が合っていますか?
    CSデジタル放送は、赤道上の静止衛星から送られてくる電波を受けていますので、受信できるポイントは1か所 (ピンポイント) しか存在しません。
    取扱説明書の手順どおりに、偏波角、仰角、方位角を正確に合わせてください。
    手がほんの少し触れただけなどの微妙な角度のずれでも受信できなくなることがあります。
    特に方位角/仰角の範囲は、4度ずれると受信レベルが "0" になることがあります (時計の1分は6度です)。
    ちょっと一言

    • アンテナの向き、角度については、スカパー社のサイト 「 スカパー!アンテナ方向チェック 」 も合わせてご参照ください。
      ご自宅のアンテナを設置していただく時の方向を地図とともに確認することができます。

    取り付け金具やアンテナは、水平/垂直に取り付けられていますか?
    ベランダの手摺やパイプは水平/垂直でないことがあります。
    取扱説明書の<アンテナを取り付ける>のページを参考に、取付金具の水平/垂直の確認をおこなってください。

    障害物がありませんか?
    衛星とアンテナの間に、建物 (木造、コンクリート、屋根)、広告塔 (看板)、樹木 (木の葉)、電柱、密集した電線、軒先、洗濯物など、衛星からの電波をさえぎるものがあると受信できません。
    障害物の移動、障害物のないところへ取り付け位置の移動をお試しください。

    取付金具は、正しく組み立てられていますか?
    ボルトが取付金具の溝に正しく入っていることを確認してください。 ベランダ取付金具とアンテナ取付金具が正しく組み立てられていない可能性があります (ボルトが正しい溝に通されていない)。

    正しく組み立ててあれば、反射板 (お皿の部分) は仰角より少し下を向いています。
    取り付け後、反射板が水平方向または下を向いているのは正しくありません。

    アンテナケーブルの接触は正しくできていますか?
    アンテナケーブルの芯線が曲った状態で取り付けられていると受信できません。
    芯線が端子の穴に入りねじ込まれるよう、アンテナ側と本体側の両方を確認してください。

    アンテナケーブルが断線していませんか?
    アンテナケーブルの接触不良や断線が考えられます。
    接続端子がゆるんでいないか、1度確認をおこなってください。
    市販のフラットケーブル (平らな形状のケーブル) をお使いの場合、断線、加工状態の不具合がないか確認してください。

    アンテナは、衛星の方向に向けて取り付けられていますか?
    「 スカパー! 」 の衛星は、関東地方であれは南南西 (夏至の日の午後1時に太陽がある位置) ですが、東に行くに程南に近づきます。
    アンテナ設置場を決める時は南向きで衛星にアンテナを向けることができる場所にしてください。

    接続するアンテナ種類の設定は合っていますか?
    接続するアンテナの種類を設定してください。
    アンテナとセットの購入であれば、「 デジタル受信セットSAS-○○○ 」 を選択してください。
    「 1衛星アンテナ使用 」 「 その他 」 を選択すると受信できません。

    マンションにお住まいで、共聴受信ですか?
    接続するアンテナの種類を設定してください。
    マンション共聴受信されている場合は、アンテナ選択で 「 その他 」 を選び設定してください。

    上記をご確認いただいても、症状が改善されない場合は、「 修理のご相談 」 ページへお進みください。
    修理のご相談