[Windows 7] 内蔵GPS、または無線LAN(ワイヤレスLAN)機能を使用して位置情報を取得する方法
[Windows 7]
内蔵GPS、または無線LAN(ワイヤレスLAN)機能を使用して位置情報を取得する方法
内蔵GPS、または無線LAN(ワイヤレスLAN)機能を使用して位置情報を取得するための設定方法を教えてください。
内蔵GPS、または無線LAN機能を有効にし、設定を行ってください
対象製品
- ノートブックPC
- SVS1311シリーズ
- SVS13A1シリーズ
- SVS1511シリーズ
- SVZ1311シリーズ
- VPCP1シリーズ
- VPCS1シリーズ
- VPCSA4シリーズ,VPCSA3シリーズ,VPCSA2シリーズ
- VPCSBシリーズ
- VPCSEシリーズ
- VPCW21シリーズ
- VPCX1シリーズ
- VPCY2シリーズ,VPCY1シリーズ
- VPCZ2シリーズ,VPCZ1シリーズ
説明
GPS機能搭載モデルは、GPS機能、または無線LAN機能を使用して位置情報を取得できます。
GPS機能非搭載モデルの場合は、無線LAN機能を使用して位置情報を取得できます。
位置情報を取得して使用するソフトウェアでは、以下のことができます。
-
「VAIO Location Search」
インターネット上のオンラインサービスを利用して以下のことができます。- 現在地の周辺地図を表示して近隣情報を閲覧
- 地図サービスを利用して、目的地の検索や情報の閲覧
- 天気情報サービスを利用して、現在地や目的地の天気情報を閲覧
-
「プロアトラス」
地図に表示する情報(鉄道、道路、施設名など)や地図のスタイル(図式)をお好みに合わせて選択できます。
地図や検索データはVAIOに収録されているので、いつでも利用できます。
また、地図データはダウンロード(有料)でお好みのエリアを追加することもできます。 -
「x-Radar」
ご使用のVAIOをレーダーに変えるソフトウェアです。
今いる場所を中心として半径3km以内にある情報をスポットとして表示します。
これらを利用するには、内蔵GPS、または無線LAN機能を有効にし、ソフトウェアの設定を行います。
目次
内容
事前確認
-
購入時に無線WANを選択すると、GPS機能が搭載されます。
ご使用のVAIOの仕様をご確認ください。 -
「VAIO Location Search」のアップデートプログラムが公開されている場合は、事前に最新のアップデートプログラムをインストールしてください。
▼関連Q&A:
[VAIO_PC] インストールされているアプリ、ドライバーなどを最新のバージョンにアップデートする方法 -
VAIOに内蔵されているWiMAXと無線LAN機能は、同時に使用できません。
そのため、GPS機能が搭載されていないモデルでは、WiMAXを使用してインターネットに接続しているときに、位置情報を取得できません。 -
ご使用のモデルにより操作方法が異なります。
発売日を確認する場合は、下記をご参照ください。
操作方法
GPS、または無線LANの機能を有効にします
GPS機能を使用する場合
-
ワイヤレススイッチを[ON]にします。
- 上記は、VPCP1シリーズの画像です。
- 参考
-
-
ご使用のモデルにより、WIRELESSスイッチの場所は異なります。
WIRELESSスイッチの場所が不明な場合は、取扱説明書や「VAIO電子マニュアル」をご確認ください。 -
ご使用のモデルによっては、WIRELESSスイッチが搭載されていません。
その場合は、通知領域の(または)をクリックしてください。
通知領域にアイコンが表示されていない場合は、「VAIOの設定」を起動し、[ネットワーク・接続]-[VAIO Smart Network]にある[詳細設定]ボタンをクリックしてください。
-
-
[VAIO Smart Network]画面が表示されるので、[GPS]の切り替えスイッチが[On]になっているかを確認します。
[Off]になっている場合は、クリックして[On]にします。- ご使用のモデルにより、表示が異なります。
無線LAN機能を使用する場合
-
WIRELESSスイッチを[ON]にします。
- 上記は、VPCP1シリーズの画像です。
- 参考
-
-
ご使用のモデルにより、WIRELESSスイッチの場所は異なります。
WIRELESSスイッチの場所が不明な場合は、取扱説明書や「VAIO電子マニュアル」をご確認ください。 -
ご使用のモデルによっては、WIRELESSスイッチが搭載されていません。
その場合は、通知領域の(または)をクリックしてください。
通知領域にアイコンが表示されていない場合は、「VAIOの設定」を起動し、[ネットワーク・接続]-[VAIO Smart Network]にある[詳細設定]ボタンをクリックしてください。
-
-
[VAIO Smart Network]画面が表示されるので、[無線 LAN]の切り替えスイッチが[On]になっているかを確認します。
[Off]になっている場合は、クリックして[On]にします。- ご使用のモデルにより、表示が異なります。
- ご注意
-
WIRELESSスイッチを[ON]にしたときに、「このコンピュータは他のBluetoothデバイスから検索できません。」とメッセージが表示される場合がありますが、使用上は問題ありません。
「VAIOの設定」を確認します(2011年12月以前に発売されたモデルのみ)
GPS機能を使用する場合
-
[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]-[VAIOの設定]をクリックします。
-
[VAIO の設定]画面が表示されるので、[位置情報・GPS]-[VAIO Location Search の設定]をクリックして、[全般]タブをクリックし、[詳細設定]ボタンをクリックします。
- 2012年1月以降に発売されたモデルをご使用の場合は、[VAIO の設定]画面に[位置情報・GPS]が表示されません。
STEP3に進んでください。
- 2012年1月以降に発売されたモデルをご使用の場合は、[VAIO の設定]画面に[位置情報・GPS]が表示されません。
-
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されない場合は、次の手順に進んでください。
-
[VAIO Location Searchの詳細設定]画面が表示されるので、[サービスを常駐する]にチェックがついていることを確認し、チェックがついていない場合はチェックをつけます。
-
[GPS のポート設定]で[ポート番号]に、下記のいずれかの項目と[9600]bpsが表示されていることを確認します。
- Qualcomm Gobi 2000 HS-USB NMEA 9225
- Huawei Gobi 3000 HS-USB NMEA
- Sierra Wireless NMEA Port
表示されていない場合は、をクリックし、上記の項目をそれぞれ選択して[OK]ボタンをクリックします。
- ご注意
-
[Qualcomm Gobi 2000 HS-USB NMEA 9225]、[Huawei Gobi 3000 HS-USB NMEA]、または[Sierra Wireless NMEA Port]が表示されない場合は、ドライバーがインストールされていないかGPS機能が有効になっていない可能性があります。
その場合は、WIRELESSスイッチをいったん[OFF]にして、[STEP1]の[●GPS機能を使用する場合]から再度設定を行ってください。
無線LAN機能を使用する場合
「PlaceEngine」のローカルデータベースを最新の状態に更新してください。
以下の操作で、「PlaceEngine」のローカルデータベースを最新の状態に更新することで、PlaceEngineサービスを使用して、外出先などでインターネットに接続していない状態でもローカルデータベースを参照し位置情報を取得できます。
以下の操作は、インターネットに接続した状態で行ってください。
- ご注意
-
位置の推定には、検出されたアクセスポイントの情報が「PlaceEngine」のローカルデータベースに登録されている必要があります。
また、位置推定精度は、状況によって異なりますが、目安として約5mから100mくらいの範囲内であれば位置が推定できます。
-
[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]-[VAIOの設定]をクリックします。
-
[VAIO の設定]画面が表示されるので、[位置情報・GPS]-[VAIO Location Search の設定]をクリックして、[全般]タブをクリックし、[詳細設定]ボタンをクリックします。
- 2012年1月以降に発売されたモデルをご使用の場合は、[VAIO の設定]画面に[位置情報・GPS]が表示されません。
STEP3に進んでください。
- 2012年1月以降に発売されたモデルをご使用の場合は、[VAIO の設定]画面に[位置情報・GPS]が表示されません。
-
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されない場合は、次の手順に進んでください。
-
[VAIO Location Searchの詳細設定]画面が表示されるので、[サービスを常駐する]にチェックがついていることを確認し、チェックがついていない場合はチェックをつけて、[OK]ボタンをクリックします。
-
[VAIO Location Searchの設定]画面に戻るので、[ローカルデータベース]タブをクリックして、[アップデート]ボタンをクリックします。
アップデートが開始します。 -
アップデートが完了し、[Successfully updated.]と表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
-
Windowsを再起動します。
- Windowsの再起動を行わないと、ローカルデータベースが有効になりません。
必ず、再起動を行ってください。
- Windowsの再起動を行わないと、ローカルデータベースが有効になりません。
ソフトウェアを設定します
「プロアトラス」の設定方法
COMポート番号を確認します
2012年1月以降に発売されたモデルの場合
-
[デバイス マネージャー]画面を表示します。
-
[デバイス マネージャー]画面が表示されるので、[ポート(COMとLPT)]をダブルクリックし、「NMEA」という文字を含む項目のCOMポート番号を確認してメモに残します。
- 画像は一例です。
表示される項目名はご使用のモデルにより、異なります。
- 画像は一例です。
上記以外のモデルの場合
-
[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]-[VAIOの設定]をクリックします。
-
[VAIO の設定]画面が表示されるので、[位置情報・GPS]-[VAIO Location Search の設定]をクリックして、[全般]タブをクリックし、[詳細設定]ボタンをクリックします。
-
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
[ユーザー アカウント制御] 画面が表示されない場合は、次の手順に進んでください。
-
[VAIO Location Searchの詳細設定]画面が表示されるので、[GPS のポート設定]の[VAIO Virtual COM Port]に表示されているCOMポート番号を確認してメモに残し、[OK]ボタンをクリックします。
「プロアトラス」の設定をします
以下の操作は、インターネットに接続した状態で行ってください。
- 下記はプロアトラスSV5の例です。
ご使用のバージョンにより、画面が異なる場合があります。
-
[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]-[CREO Windows アプリケーション]-[プロアトラスSV5]-[プロアトラスSV5]の順にクリックします。
-
[プロアトラスSV5 使用許諾]画面が表示されるので、内容を確認し、[同意します。]ボタンをクリックします。
-
[アップデートの確認]画面が表示された場合は、[閉じる]ボタンをクリックします。
-
「プロアトラスSV5」が起動するので、[ツール]メニューをクリックし、[設定]をクリックします。
-
[設定]画面が表示されるので、画面の左側から[GPS]をクリックします。
-
[共通設定]の[ポート]のをクリックし、[COMポート番号を確認します]でメモに残したCOMポートを選択します。
- ここでは例として、[COM3]で設定します。
-
[ナビゲーション]の[受信機の測地系]のをクリックし、[WGS84相当]を選択します。
-
[I/Oフォーマット]のをクリックし、[NMEA]を選択します。
-
[連動モード]のをクリックし、[常に中心に表示]を選択します。
-
[OK]ボタンをクリックします。
-
[ツール]メニューをクリックし、[GPSナビゲーション]をクリックします。
-
画面左上に、GPS衛星の受信状態が表示されています。
受信感度は、使用場所により異なる場合があります。
以上で「プロアトラス」の設定は完了です。
- 参考
-
「プロアトラス」については、筆まめネットのサポートページもご参照ください。
筆まめネット製品サポート:
https://fudemame-guide.com/support/product/
「VAIO Location Search」の設定方法
「VAIO Location Search」では、オンライン地図サービスを使用するため、事前にインターネットに接続する必要があります。
VPCP1シリーズの場合
- 参考
-
画面の右上にあるをクリックして、[Google Map]、または[PetaMap]に地図を切り替えられます。
-
[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]-[VAIO Location Search]をクリックします。
-
「位置情報を送信しますか?」と表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
-
[重要なお知らせ]画面が表示された場合は、内容を確認の上、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージ内容:
「VAIO Location Searchは、PlaceEngineサービスを利用しています。
PlaceEngineサービスは、GPSやワイヤレスLANの電波を使用して現在地を推定しています。」 -
[VAIO Location Search]画面が表示され、現在地が表示されます。
上記以外のモデルの場合
- 表示される画面はご使用のモデルにより、異なる場合があります。
-
「Internet Explorer」を起動します。
-
[ツール]メニューをクリックし、[ツールバー]-[VAIO Location Search]をクリックします。
- [ツール]メニューが表示されていない場合は、キーボードの[Alt]キーを押してください。
-
[アドオンの有効]画面が表示されるので、[有効にする]ボタンをクリックします。
-
「Internet Explorer」のツールバーに現在地が表示されます。
- 参考
-
-
画面の右上にあるをクリックして、地図を切り替えられます。
-
現在地の右側にあるをクリックすると、よく行く場所が履歴に表示されます。
履歴を削除するには、リカバリー(再セットアップ・初期化)が必要となります。
-
「x-Radar」の設定方法
-
[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]-[x-Radar]-[x-Radar]をクリックします。
「x-Radar」が起動します。- 参考
-
[新しいバージョンが入手できます]画面が表示された場合は、[はい]ボタンをクリックして「x-Radar」のバージョンアップをしてください。
-
「x-Radar」上に表示されたスポットをクリックすると、近隣施設の情報が表示されます。
[地図を表示]ボタンをクリックすると、「プロアトラス」が起動します。
[PetaMap]ボタンをクリックすると、「PetaMap」(「Internet Explorer」)が起動します。- 「PetaMap」を表示する場合は、インターネットに接続してください。
参考情報
2012年1月以降に発売されたモデルをご使用の場合は、「VAIO Smart Network」から現在地の地図を表示してGPSを使用できます。
操作手順については、下記をご参照ください。
-
通知領域の(または)をクリックします。
- 通知領域にアイコンが表示されていない場合は、「VAIOの設定」から起動してください。
[ネットワーク・接続]-[VAIO Smart Network]にある[詳細設定]ボタンをクリックして「VAIO Smart Network」を起動できます。
- 通知領域にアイコンが表示されていない場合は、「VAIOの設定」から起動してください。
-
[VAIO Smart Network]画面が表示されるので、[GPS]の切り替えスイッチが[On]になっていることを確認し、をクリックします。
- [Off]になっている場合は、クリックして[On]にしてください。
-
[現在地を地図で表示]ボタンをクリックします。
-
「Interenet Explorer」が起動し、現在地の地図が表示されます。