[Windows 7] フラッシュメモリー機器を使用してPCを高速化する方法(ReadyBoost機能)
[Windows 7]
フラッシュメモリー機器を使用してPCを高速化する方法(ReadyBoost機能)
フラッシュメモリーを使用して、PCを高速化する方法について。
接続しているフラッシュメモリーの[プロパティ]画面で設定を行います
対象製品
Windows 7
説明
ReadyBoost(レディーブースト)機能により、USB 2.0接続のフラッシュメモリーを使用してシステムメモリーを擬似的に拡張し、パフォーマンスを向上できます。
ReadyBoost対応機器は、USBフラッシュメモリーだけでなく、SDカードやコンパクトフラッシュなども利用可能です。
ReadyBoostを利用して、PCの速度を効果的に上げるために推奨されるフラッシュメモリーの最小の空き容量は1GBです。
PCに搭載されているメモリーの少なくとも2倍、可能であれば4倍の空き容量を持つ、フラッシュメモリーのご使用をおすすめします。
1つのフラッシュメモリーで最大32GBの空き容量をReadyBoostに使用でき、最大8つのフラッシュメモリーを同じコンピューターに接続することで、合計で最大256GBの空き容量を使用できます。
内容
操作方法
[自動再生]画面の[システムの高速化]から行う方法
PCにフラッシュメモリー機器を接続します。
[自動再生]画面が表示されるので、[システムの高速化]をクリックします。
- 参考
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[自動再生]画面が表示されない場合は、下記の手順をご参照ください。
[スタート]ボタンをクリックし、[コンピューター]をクリックします。
接続したフラッシュメモリー機器のアイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[プロパティ]画面が表示されるので、[Ready Boost]タブの[このデバイスを使用する]にチェックをつけ、スライダーを動かして、[システム速度のために予約する領域]を設定します。
- 参考
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接続したフラッシュメモリーをReadyBoost専用で使用する場合には、[このデバイスを Ready Boost 専用にする]にチェックをつけます。
- [このデバイスを Ready Boost 専用にする]を選択すると、すでにフラッシュメモリーに保存されているファイルは残されますが、残りの容量はWindowsシステムの速度向上に利用されます。
[OK]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
[システムの高速化]が表示されない場合
[自動再生]画面に[システムの高速化]が表示されない場合は、[Superfetch]サービスが停止している可能性があります。
下記の操作手順を参照し、[Superfetch]サービスを開始してください。
- 参考
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SSDを搭載しているPCでは、ReadyBoost機能を使用しなくてもすでに高速なため、[自動再生]画面に[システムの高速化]が表示されない場合があります。
[プロパティ]画面の[ReadyBoost]タブには、下記のメッセージが表示されます。メッセージ:
「このコンピューターのシステムディスクは十分に高速であるため、ReadyBoost が有効になっていません。
ReadyBoost でさらにパフォーマンスが向上する可能性は小さいと考えられます。」
以下の操作を行うには、コンピューターの管理者の権限が必要です。
コンピューターの管理者の権限を持つユーザーアカウントでログオンしてください。
また、標準ユーザーでログオンしている状態で操作を行うと、[ユーザー アカウント制御]画面が表示され、管理者アカウントのパスワードの入力を求められます。
パスワードを入力すると、操作を続行できます。
ユーザーアカウント制御の詳細については、下記をご参照ください。
[スタート]ボタンをクリックし、[コントロール パネル]をクリックします。
[コントロール パネル]画面が表示されるので、[システムとメンテナンス]をクリックします。
[システムとセキュリティ]画面が表示されるので、[管理ツール]をクリックします。
[管理ツール]画面が表示されるので、[サービス]をダブルクリックします。
[サービス]画面が表示されるので[Superfetch]をダブルクリックします。
[Superfetch のプロパティ]画面が表示されるので、[全般]タブをクリックし、[サービスの状態]を確認します。
[停止]になっている場合は、[開始]ボタンをクリックします。[サービスの状態]が[開始]に変更されたら、[OK]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。