[Windows XP] システムの復元を実行する方法
[Windows XP]
システムの復元を実行する方法
システムの復元を行う方法について教えてください。
システムの復元を使用すると、PCに行った不適切な変更を取り消して、設定とパフォーマンスを復元できます
対象製品
Windows XP
説明
システムの復元を使用すると、PCは特定の時点(これを「復元ポイント」と呼びます)の状態に戻ります。
システムを復元しても、最近行った作業は失われないため、保管した文書やメール、履歴やお気に入りにあるページが失われることはありません。
PCは、自動的に復元ポイントを作成します(これを「システムチェックポイント」と呼びます)。
また、ユーザーが復元ポイントを作成することもできます。
内容
事前確認
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システムの復元を使用すると、追加したドライバーが使えなくなったり、追加したソフトウェアが使用できなくなる可能性があります。
ドライバーやソフトウェアの再インストールを行わなければならない可能性がありますのでご注意ください。 -
システムの復元機能を利用することで、ハードディスク内の情報の整合性が失われてしまい、逆にシステムが不安定になったりデータが失われてしまう場合もあります。
システムの復元を実行する前に、重要なデータについては必ずバックアップを行ってください。
システムの復元機能を用いてデータが消失するなどのトラブルが発生したとしても、ソニーでは保証できません。
あらかじめご了承ください。また、システムの復元を使用すると、復元ポイントによっては「OpenMGJukebox」、「SonicStage」などのデータベースが使用不能になる場合があります。
この現象を避けるためには、必ず「OpenMG Jukebox」、「SonicStage」のバックアップツールを用いて、データのバックアップを行ってください。 -
システムの復元を行っても、プリンタードライバーが以前の状態に復元されない場合があります。
その場合には、[(プリンター名)のプロパティ]画面を開き、[詳細設定]タブの[ドライバ]のをクリックし、最後にインストールしたドライバーを選択して、[OK]ボタンをクリックします。下記、マイクロソフト社サポート技術情報もご参照ください。
- マイクロソフト社サポート技術情報
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- [文章番号]
- 293889
- [最終更新日]
- 2001/11/07
- [タイトル]
- システムの復元を使用してもプリンタ ドライバが以前の状態に復元されない
- [リンク]
- https://support.microsoft.com/kb/293889/
操作方法
PCを以前の状態に復元する場合
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[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]から[システムの復元]をクリックします。
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[システムの復元の開始]画面が表示されるので、[コンピュータを以前の状態に復元する]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
- 参考
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初めてシステムの復元を使用する場合、[システムの復元の開始]画面では、以下の2つのオプションが選択可能です。
- [コンピュータを以前の状態に復元する]
- [復元ポイントの作成]
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[復元ポイントの選択]画面が表示されるので、画面内のカレンダーから有効な復元ポイントをクリックし、[次へ]ボタンをクリックします。
- カレンダー内の有効な復元ポイントは太字で表示されています。
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[復元ポイントの選択の確認]画面が表示されるので、復元ポイントの日付、復元ポイントの種類を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
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[システムの復元]画面が表示され、システムの復元が行われます。
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PCが自動的に再起動され、[復元は完了しました]画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
以上の操作でシステムの復元は完了です。
復元ポイントを作成する場合
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[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]から[システムの復元]をクリックします。
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[システムの復元の開始]画面が表示されるので、[復元ポイントの作成]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
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[復元ポイントの作成]画面が表示されるので、[復元ポイントの説明]に任意の文字を入力し、[作成]ボタンをクリックします。
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[復元ポイントの作成]画面が表示されます。
新しい復元ポイントの日付を確認し、[閉じる]ボタンをクリックします。
以上の操作で復元ポイントの作成は完了です。
最新の復元を復元前の状態に戻す場合
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[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]から[システムの復元]をクリックします。
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[システムの復元の開始]画面が表示されるので、[以前の復元を取り消す]にチェックをつけ、[次へ]ボタンをクリックします。
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[復元の取り消しの確認]画面が表示されるので、復元ポイントの日付、復元ポイントの種類を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
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[システムの復元]画面が表示され、復元ポイントが取り消されます。
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PCが自動的に再起動をし、[取り消し完了]の画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
以上の操作で復元の取り消しは完了です。
参考情報
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システムの復元の必要条件
システムの復元を実行するには、ハードディスク上に少なくとも200MBの空き容量が必要です。 -
個人用ファイルの保護
ドキュメントやスプレッドシートなど、ユーザーの作業ファイルを保護するために、システムの復元では[マイドキュメント]フォルダー内のファイルは復元しません。
また、「.doc」や「.xls」など、プログラムで一般的に使用されるファイル名を持つファイルを復元しません。 -
システム復元の復元ポイントの保存場所
C:\WINDOWS\system32\Restore
システム復元の復元ポイントの保存場所は、通常は下記フォルダー内に格納されています。