Master Cut (Beta)
カメラのメタデータとクラウドAIにより、編集機器によらない高速・高精度な補正を実現するクラウドサービス
映像制作の下地作りを高品質化・効率化するクラウドサービス Master Cut (Beta)の使いかたを説明したサイトです。
アップロードした動画に手ブレ補正や色補正、音ノイズ除去を加えたり、さまざまな環境下で撮影した不揃いな動画音量を一括で均一にすることができます。
さらに、ファイルサイズが比較的小さいプロキシー動画を利用することで、アップロードに時間をかけずに作業を行い、オリジナル動画に補正を反映して高画質動画を出力することができます。
動画の品質を効率的に整えた後に、ノンリニア編集ソフトウェアに作業を引き継いで編集することができます。
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Master Cut (Beta)動作環境
Windows
- OS:Windows 10, 11
- ブラウザ:Google Chrome, Microsoft Edge
Mac
- OS:macOS 14, 15
- ブラウザ:Google Chrome, Safari
タブレット
- Android 14, 15
ブラウザ:Google Chrome - iPadOS 17, 18
ブラウザ:Safari
- 本サービスはパソコンまたはタブレット(横向き)での操作を推奨しています。スマートフォンは動作保証外です。
対応カメラ
- ILCE-1M2, ILCE-1, ILCE-9M3, ILCE-7SM3, ILCE-7RM5, ILCE-7CR, ILCE-7CM2, ILCE-7C, ILCE-7M4, ILCE-6700
- ZV-E1, ZV-E10M2, ZV-E10, ZV-1F, ZV-1M2, ZV-1
- DSC-RX100M7, DSC-RX0M2
- ILME-FX3, ILME-FX30
- ILX-LR1
対応ファイル
- 拡張子:mp4, mov
- フォーマット:XAVC S, XAVC S-I, H.264/MPEG-4 AVC, mp4, mov, H.265, HEVC, XAVC-HS
- 解像度:3840×2160, 2160×3840, 1920×1080, 1080×1920, 1280×720, 720×1280
- フレームレート:59.94p, 29.97p, 50p, 25p, 23.98p (可変フレームレート)
- ビデオコーデック:
- XAVC S(XAVC S規格相当), S-I, HEVC, XAVC-HS
- H.264/MPEG-4 AVC:AVC, 8ビット, 10ビット, 4:2:0/4:2:2
- H.265/MPEG-4 AVC:8ビット, 10ビット, 4:2:0/4:2:2
- オーディオコーデック:
- XAVC S(XAVC S規格相当)
- LPCM 2ch (48kHz/16bit), H264/MPEG-4 AAC-LC 2ch
出力ファイル
- 拡張子:mp4
- フォーマット:H.264/MPEG-4 AVC, mp4
- 解像度:入力の解像度を引き継ぐ。90度、270度の回転メタがある場合は、解像度の縦横が入れ替わります。
- フレームレート:59.94p, 29.97p, 50p, 25p, 23.98pの場合は入力の値を引き継ぐ。それ以外は59.94p固定になります。
- ビットレート:入力と同程度。ビットレートは動画によって低くなることもあります。
- ビデオコーデック:AVC, XAVC-Sソニーのカメラで撮影した動画の場合は、色差とビット数は入力の値を引き継ぐ。
- オーディオコーデック:2チャンネル, 16ビット 入力の値を引き継ぐ。
その他の仕様
- 1ファイルあたりの尺の上限:30分
- 1ファイルあたりのサイズ上限:25GB
- プロジェクト数上限:50個
- プロジェクトに登録できるクリップ数上限:250個
- 補正対象に登録できるクリップ数上限:250個
- 一回に補正/出力できる合計尺の上限:90分
- Master Cut (Beta)に保存できるファイル数:10,000ファイル
- 色補正は、Rec.709で撮影した動画のみが対象です。
- Master Cut (Beta)で使用するストレージは、Creators’ Cloudのストレージに含まれます。
ストレージ容量については、ファイル管理画面の左下に表示されるストレージ使用量をご確認ください。ファイルの管理
- 手ブレ補正を利用するためのカメラの設定については、カメラのヘルプガイドと合わせて以下のページをご確認ください。
Master Cut (Beta)機能互換情報 - 手ブレ補正 - レンズブリージング補正に対応しているカメラやレンズ、利用するためのカメラの設定については、カメラのヘルプガイドと合わせて以下のページをご確認ください。
Master Cut (Beta)機能互換情報 - レンズブリージング補正
更新情報
- 2024-07-03
- Master Cut (Beta) ver.2024.2.0をリリースしました
- 2024-02-20
- Master Cut (Beta) ver.2024.1.0をリリースしました
- クラウド上で手ブレ補正・レンズブリージング補正を自動で事前解析をすることによるパフォーマンス向上
- 手ブレ補正でトリミング比を調整する際のクロップ枠の高精度表示に対応
- 補正エリア内のクリップ順序入れ替えに対応
- 2023-12-14
- Master Cut (Beta) ver.2023.3.1をリリースしました
- 2023-10-24
- Master Cut (Beta) ver.2023.3.0をリリースしました
- レンズブリージング補正に対応
- 音補正への音楽分離に対応
- 出力・ダウンロードの一括実行に対応
- 補正クリップの個別出力と出力クリップ名の指定に対応
- その他の操作性の向上
- 2023-08-08
- Master Cut (Beta) ver.2023.2.1をリリースしました
- 手ブレ補正の効果を体験するためのサンプル動画を追加
- アップロード時間を短縮するためのプロキシー動画活用チュートリアルを追加
- 2023-06-28
- Master Cut (Beta) ver.2023.2.0をリリースしました
- S-logサポート
- プロキシー動画を活用した高速ワークフローに対応
- 明るさ・色合い補正に対応
- 手ブレ補正のクロップ枠表示に対応
- 自動グルーピングのグルーピング基準とグループ数の設定を追加
- タブレットブラウザに対応
- ショートカットキーに対応
- その他の操作性の向上
- 2023-02-22
- Master Cut (Beta) をリリースしました