有機ELパネルの焼き付きを抑制する対策(SDM-27Q10S)
INZONE M10Sでは、以下の対策をおこなうことで、有機ELパネルの焼き付きを抑制するよう設計されています。
- 高性能の排熱構造による、本体に熱をこもらせない対策
- リフレッシュ機能による、画素ごとの劣化を防ぐ対策
- 映像の自動制御による、焼き付きの原因にならないよう映像を処理する対策
それぞれの対策について、以下に説明します。
高性能の排熱構造
均熱アルミパネルの採用
ディスプレイ部が発する熱を、内蔵アルミパネルで全体に拡散し、熱の均一性を高めて焼き付きを抑制します。
多層型排熱構造 (パッシブ空冷システム)
コンパクトな基板バックパックで、半導体チップセットの発熱を、ファンレスで効率的かつ効果的に排熱します。
リフレッシュ機能
ピクセルシフト
数分単位で、目視では確認できない頻度で画素が移動する機能で、画面の焼き付きを抑制します。
ピクセルリフレッシュ
一定時間以上使用した場合に発生する可能性のある画面の焼き付き(残像)を防止するため、モニターがスタンバイになるときなどに自動的に画素ごとの補正を行います。
パネルリフレッシュ
画面の焼き付き(残像)を低減するために、画面全体の補正を行います。
映像の自動制御
スクリーンセーバー
5分以上経過しても画面の表示に変化がない場合、自動的に輝度(明るさ)を徐々に下げる機能です。
マウスやコントローラーを動かすと、設定している輝度に復帰します。
静止画像の自動検出
ミニマップ、ヘルプ、タスクバー、固定のテロップなど、画面の1か所に継続的に表示される静止画を自動的に検出し、その領域のみ自動的に輝度を補正する機能です。