文書番号 : 00269993 / 最終更新日 : 2023/02/28印刷する

「このレンズでは無効です」と表示される(α:アルファ)

    装着したレンズに対応していない設定や操作をしようすると表示されるメッセージです。

    以下の項目から実行しようとしている操作または設定しようとしているメニューを選択して、原因と対処方法をご確認ください。
    * カメラによって搭載されている機能は異なります。

    [手ブレ補正]を[入]にする

    • 手ブレ補正スイッチがあるレンズを装着し、カメラのメニューから[手ブレ補正]を設定しようとした場合

      「このレンズでは無効です レンズに手ブレ補正スイッチがある場合はレンズ側で切り替えてください」と表示されます。

      レンズのOptical Steady Shotスイッチで切り換えてください。

      手ブレ補正スイッチの一例

    • ボディ内手ブレ補正機能がないカメラに手ブレ補正機能のないレンズを装着してカメラのメニューから[手ブレ補正]を設定しようとした場合

      「このレンズでは無効です」と表示されます。
      レンズ内手ブレ補正機能が搭載されていないレンズでは手ブレ補正ができません。なるべくブレないように注意して撮影してください。
      レンズ内手ブレ補正機能が搭載されているレンズの名称末尾には「OSS」がついています。
      例)
      SEL50F18(E 50mm F1.8 OSS)
      SELP1650(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)

    ズームレバーを動かす

    ズームレバーのあるカメラで[ズーム範囲]が[光学ズームのみ]の場合、ズームレバーでズームできるのはパワーズームレンズ装着時のみです。
    パワーズームレンズの型名はSELPから始まり、以下の製品が該当します。
    SELP1020G/SELP1635G/SELP1650/SELP18105G/SELP18110G/SELP18200/SELP28135G

    メニュー画面

    ズームレバー

    単焦点レンズまたはパワーズーム以外のズームレンズ装着時に[ズーム範囲]が[光学ズームのみ]に設定した状態でズームレバーを動かすと「このレンズでは無効です」と表示されます。シャッターボタン半押しで撮影画面に戻ります。

    • パワーズーム以外のズームレンズの場合
      ズームリングでズームしてください。
      [ズーム範囲]を[デジタルズーム]または[全画素超解像ズーム]にすると光学ズームを超えた範囲でズームレバーでのズームが可能になります。
    • 単焦点レンズの場合
      [ズーム範囲]を[デジタルズーム]または[全画素超解像ズーム]にするとズームレバーでのズームが可能になります。

    詳しくはお使いのカメラのヘルプガイドもご覧ください。

    以下のページでズームの違いについてわかりやすく説明しています。
    光学ズームと全画素超解像ズーム、デジタルズームの違いを知りたい

    [AF]と[MF]を切り換える

    フォーカスモードスイッチ(AFとMFを切り換えるスイッチ)があるレンズを装着していてスイッチのポジションが[MF]になっているときにカメラ側からフォーカスモードを変更しようとすると以下のメッセージが表示されます。

    このレンズでは無効です レンズにAF/MF切り換えがある場合はレンズ側で切り替えてください

    レンズのフォーカスモードスイッチのポジションを[AF]にしてください。
    なお、レンズのフォーカスモードスイッチのポジションが[AF]になっているときはカメラ側からフォーカスモードを[MF]に変更することが可能です。

    フォーカスモードスイッチの一例

    SEL90M28Gは、フォーカスリングがAFとMFの切り換えスイッチになっています。

    SEL90M28GのAFとMFの切り替えスイッチ

    フォーカスモードスイッチでのAF/MF切り換えについては、以下のページで詳しく説明しています。
    レンズでAF/MFを切り換える

    [AF-A(AF制御自動切り換え)]、[AF被写体追従感度]、[AF駆動速度]、[AFトランジション速度]、[AF乗り移り感度]を設定する

    位相差AFに対応していないレンズを装着している場合、これらの機能は使用できません。また、過去に購入されたレンズなどでは、対応レンズであっても、レンズをアップデートしないと位相差AFが動作しない場合があります。位相差AFへの対応についてはレンズ互換情報で、以下の注釈をご確認の上、必要に応じてアップデートをおこなってください。

    • 像面位相差AF、ファストハイブリッドAFに関する注釈がなければ対応しています。
    • 像面位相差AFまたはファストハイブリッドAFには非対応との注釈がある場合はこの機能を使えません。
    • 像面位相差AFまたはファストハイブリッドAFにアップデートで対応と記載がある場合はアップデートを行ってください。
      レンズ互換情報
      カメラ本体/レンズアップデート情報

    [アイスタートAF]、[AF微調整]、[プリAF]を設定する

    • [アイスタートAF]
      Aマウント用のレンズとマウントアダプター(LA-EA2、LA-EA4)(別売)を使用する場合に、[アイスタートAF]を使用することができます。それ以外の場合は[アイスタートAF]が使用できないので、シャッターボタン半押しで撮影画面に戻ってください。
    • [AF微調整]
      マウントアダプターLA-EA4(別売)を使用してAマウントレンズを装着時、[AF微調整]でレンズごとにピント合わせの位置を調整し、登録できます。それ以外の場合は[AF微調整]が使用できないので、シャッターボタン半押しで撮影画面に戻ってください。
    • [プリAF]
      [プリAF]はEマウントレンズ使用時のみ有効です。マウントアダプターを使用してAマウントレンズを装着時に[プリAF]は使用できないので、シャッターボタン半押しで撮影画面に戻ってください。