ノイズアイソレーションイヤーピースを使う際のご注意
ノイズアイソレーションイヤーピースの取扱いを間違えると、早期劣化や破損を招く可能性があります。
ここではノイズアイソレーションイヤーピースをお使いになる際、注意点についてご説明します。
イヤーピースに亀裂、剥がれ、欠けなどの劣化が見られた場合は、使用を控えてください。
劣化すると音質、ノイズキャンセリングなどの性能が発揮できなくなり、さらに使用中にイヤーピースが耳の中に残り、けがや病気の原因になることがあります。
イヤーピースを外す際のご注意
ヘッドホンを持ちイヤーピースをねじりながら、回転させて引き抜いてください。
* イヤーピースの端など、発泡ウレタン部分だけをつまんで引っ張ると、ちぎれたり、破損したりする可能性があります。イヤーピースを取り外す方法は、以下の動画を参考にしてください。
例)WF-1000XM4を例に挙げてご紹介します。
- 正しいイヤーピースの取り外し方
- 誤ったイヤーピースの取り外し方
- 正しいイヤーピースの取り外し方
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イヤーピースの取り付ける際のご注意
イヤーピースは、奥までしっかり押し込んでください。
イヤーピースが完全に取り付けられていない場合は、ヘッドホンから外れる恐れや、音質・ノイズキャンセリング性能・装着性などが悪化する可能性があります。以下について確認してください。- イヤーピースが斜めに取り付けられていないか
- 奥までしっかり差し込みできているか
イヤーピースを取り付ける方法は、以下の動画を参考にしてください。
*この動画ではWF-1000XM4を使ってご紹介します。イヤーピースを付ける方法(動画)
EP-NI1010をお使いの場合、イヤーピースをめくって、音の出口部分の溝がしっかり隠れていることを確認してください。
EP-NI1000をお使いの場合、イヤーピースの内側の軸の色(橙⾊、緑色、水色 )が見えなくなるまで、差し込んでください。
ライトなどで明るくすることで、正しく取り付けできたか確認しやすくなります。
ヘッドホンの音の出口部分から見て内側に軸の色が見えているときは、斜めに取りつけられていたり、奥までしっかり取り付けられていないなど、正しく取り付けできていない状態です。もう一度やり直してください。-
イヤーピースをお手入れする際のご注意
ノイズアイソレーションイヤーピースが汚れた場合は、乾いた布等で拭いて取り除いてください。
水洗いやウェットティッシュなどの使用は早期劣化の原因となりますので、使用を必ず避けてください。
また、シンナー、ベンゼン、アルコールなどは表面の仕上げをいためるので使用しないでください。鋭利な金属物、爪、粘着テープなどにより、イヤーピースが傷つけられる可能性がありますので、ご注意ください。
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イヤーピースが破損・劣化してしまった場合の対応
イヤーピースに亀裂、剥がれ、欠けなどの破損・劣化が見られた場合は、使用を控え、別売のノイズアイソレーションイヤーピース(*)をお買い求めください。劣化すると音質、ノイズキャンセリングなどの性能が発揮できなくなるほか、イヤーピースが耳の中に残り、けがや病気の原因になることがあります。*ノイズアイソレーションイヤーピースの製品名(各2個入):
EP-NI1010SS/EP-NI1010S/EP-NI1010M/EP-NI1010L
EP-NI1000S/EP-NI1000M/EP-NI1000L参考情報下記も合わせてご確認ください。
- 気温が低い場合は発泡素材が硬くなることがあります。⼿で少し温めてご使⽤ください。
- 気温や使⽤温度が⾼い場合は発泡ウレタンの復元が遅い場合があります。
- 低⾳を感じられなくなってきたら(本来の⾳質を感じられなくなってきたら)、交換してください。
- ヘッドホンを装着する際や装着位置の調整する際に、イヤーピースの形状変化に応じて内部の気泡が潰れたり、 復元したりする際に⽿の中でプチ⾳がする場合がありますが、異常ではありません。
- ⽿によりフィットするため、⽿への負担が⼤きくなるおそれがあります。違和感のある場合には、使⽤を中⽌してください。
- 発泡ウレタン部分だけを引っ張らないでください。イヤーピースから分離すると、機能しなくなります。
- 発泡ウレタン部分に⼒を加えたまま⻑時間放置しないでください。変形して元に戻りにくくなるおそれがあります。
- ⽔に濡れてしまった場合などは⽔気を切り、乾燥したことを確認してからご使⽤・保存してください。
- 発泡ウレタン部分の⽳の⼤⼩は⾳質に影響ありません。