4Kおよび8K放送の受信に関するQ&A
Q1. 4Kおよび8K放送が受信できない(一部のチャンネルが受信できない)
A1. 受信レベルが0または不十分(黄色、赤)である場合は、アンテナから本体までの接続環境に原因がある可能性があります。以下の手順で4Kおよび8K放送のアンテナ受信レベルをご確認ください。
- [ (設定)]画面を開きます。
-
[放送と外部入力]-[放送受信設定]-[アンテナ設定]
または
[視聴設定]-[放送受信設定]-「アンテナ設定」
または
[放送受信設定]-「アンテナ設定」を選びます。 -
視聴する信号(「BS4K」または「BS4K8K」、「CS4K」)を選びます。
[信号品質] を示すバーが、緑色のレベル(数値が28以上)に達しているか、確認してください。
* 4Kチューナー内蔵モデルでの画面イメージ。
普段は4Kおよび8K放送を受信できていても、気象(天候)等の影響により一時的にノイズが発生したり、突然受信できなくなることがあります。また、アンテナからテレビまでの接続環境に原因がある可能性もあります。下記の項目を確認し、バーが緑色のレベルになるように調整して下さい。
- 正しい接続になっているか
- 逆接続(「BS/110度CS IF 入力」端子と「地上入力」端子につなぐケーブルが逆)をしていないか
- 接続忘れ(半分抜けている場合も含む)がないか
- アンテナ芯線(しんせん : ケーブルの真ん中に生えている針金状の線のことです)が曲がっていないか(一度ケーブルを抜いてチェックしてみてください)
- [衛星アンテナ設定] を、[切] から [オート] または [入] にして改善するか
手順
リモコンの「ホーム」ボタンを押し、[設定] - [視聴設定] - [放送受信設定] - [アンテナ設定] - [衛星アンテナ設定]
ご注意
- 壁面のアンテナ端子が1つしかない場合は、市販の4Kおよび8K対応のアンテナ分波器を使い、信号を衛星放送と地上放送の2つに分けてから各アンテナケーブルを本機に接続してください。
- マンションなどの共同受信システムで、すべてのBS4K放送(右旋・左旋放送)とBS8K放送(左旋放送)、およびCS110度4K放送(右旋・左旋放送)を視聴するには、改修が必要な場合があります。詳しくは共同受信システムを管理しているマンション管理組合や管理会社にお問い合わせください。
- お使いのBDレコーダーが4Kおよび8K放送非対応で、かつ、本機で左旋放送を視聴する場合は、「壁面のアンテナ端子」-「BDレコーダー」-「本機のBS/110度CS
IF入力端子」の順に接続しないでください。
その場合は、下記のように左旋放送対応の分配器を使い、本機とBDレコーダーを並列に接続してください。
※ ただし、分配数が多いと信号レベルが下がります。
左旋放送を視聴する時、特にBSのwowow 191ch、NHK8K 102ch の放送を見ることができない。または画像が乱れる場合があります。
テレビの近くで携帯電話などの電波を発する機器や電子レンジ、掃除機などを使用すると、映像や音声が一時的に乱れることがあります。これらの機器とテレビを離してください(3m以上推奨)。
また、左旋放送を視聴する場合、無線LANを搭載した機器の近くで使用すると、電波干渉が発生して映像や音声が乱れることがあります。
この場合、次の対策を行ってください。
- テレビを有線LANでネットワークに接続する。
- 無線LANで接続する場合、無線LANルーターの周波数帯を5GHzにする。
参考情報
Q2. NHK BS4Kまたは8K放送を見ることができない。または、BS4Kで、2局(BS朝日、BSテレ東)しか見られない(壁のアンテナ端子からテレビまでの接続に問題がない)
A2. 以下の受信環境の場合、受信設備の関係で特定のチャンネルが受かりません。
受信環境の改善をご検討ください。
- 受信設備が古く、1335MHzまでしか伝送できない。
- 集合住宅などで、アンテナから壁面のアンテナ端子までの間に、「CSブロックコンバーター」(*)が設置されている。
* CSブロックコンバーターとは?
集合住宅などで、110度BSと混合することで各戸に1本のケーブルで配信するために用いる、124/128度CSデジタル放送の周波数を変換するための機器のこと。* CSブロックコンバーターが設置されている場合、変換後の124/128度CSデジタル放送とBS-17トラポンの周波数が重複するため「NHK BS 4K(101ch)」「BS-TBS 4K(161ch)」「BS フジ 4K(181ch)」が映らなくなります。