シャッター方式を電子シャッターに設定しているとき、以下の機能は使用できません。
※機種によって、搭載している機能の有無は異なります。
- フラッシュ撮影(ILCE-1を除く。ただし、シンクロターミナルを使用したフラッシュ撮影はできません。)
- 長秒時NRまたは長秒時ノイズ低減
- バルブ撮影
- 1/8秒より長いシャッタースピードでの連続撮影(ILCE-9/ILCE-9M2のみ)
- ISO感度25600を超える高感度設定(ILCE-9/ILCE-9M2のみ)
- 電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1Mをマルチインターフェースシューに装着した状態でのリモートレリーズ撮影
- 連続撮影中はスマートズーム、全画素超解像ズーム、デジタルズームは使用できません。(ILCE-9/ILCE-9M2のみ)
- フリッカーレス撮影(ILCE-1を除く。)
- 1/2秒より長いシャッタースピードでの連続撮影(ILCE-1のみ)
電子シャッターの最高速度の設定には制約があります。
♦ ILCE-9/ILCE-9M2のみ
- 撮影モードがS(シャッタースピード優先)/M(マニュアル露出)以外のとき、または[ホワイトバランスブラケット]/[DROブラケット]以外のブラケット撮影時には、シャッタースピードの最高速は1/16000秒になります。
- 撮影モードがS(シャッタースピード優先)/M(マニュアル露出)のときは、1/16000秒の次のシャッタースピードは1/32000秒になります。
♦ ILCE-1/ILCE-9/ILCE-9M2のみ
- 押す間カスタム設定呼出に登録できるシャッタースピードは1/16000秒までです。
- ISO AUTO低速限界に設定できるシャッタースピードは1/16000秒までです。
電子シャッター使用時の撮影結果について
- 瞬間的な光(他のカメラのフラッシュ発光など)や蛍光灯などのちらつきのある照明下で撮影した場合、帯状の明暗が撮影される場合があります。
- 電子シャッター使用時にはマイクロローリングシャッター現象(高速に読み出すことによる微小な歪み・段差)が以下のような場合に見えることがあります。
- 撮像面内を高速で移動する被写体など
- 他の撮影者によるフラッシュ光が写り込んだ場合
- スポットライトなどに照明された領域、または光源が撮像面内で高速に移動する場合
イメージセンサーの特性により、高速シャッタースピードで撮影するとすじ状/格子状のノイズが、合焦していない被写体のグラデーション部分や境界部分に見えることがあります。